かねてから念願のフルートを手に入れました!
これまでのYAMAHAの楽器も明るい音で軽く鳴る、使いやすい楽器でした。
そのお陰で、練習も楽に続けることができました。
ただ管体は真鍮に銀メッキだったために、音が軽く少し傍鳴りの傾向がありました。
今回の楽器はアメリカ製のヘビーモデルです。
ジャズミュージシャンが多く使用しているだけではなく、ランパルが愛用していた楽器としても有名です。
吹奏感は素晴らしく、音の響きが指で感じられます。
また重厚な音で、ヴォリュームが落ちたような気がしますが遠鳴りします。
元来僕がサキソフォンで目指していた、優しく太い音にはこの楽器の方が合っています。
この楽器はフルーティストの間で定評のあるオールドヘインズです。
当初、金属疲労が気になっていました。
しかし吹いてみると、それは全くの杞憂に終わりました。
総銀製の楽器は、真鍮とは異なった響きになるようです。
ヘインズを吹き始めてから、サキソフォンの音にも新たな発見がありそうです。
これでカドソン、クランポン、ヘインズと、僕の楽器のラインナップが揃いました。