藍色の研究

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2009年 04月 22日

お茶の水・NARU

数ヶ月前に僕の尊敬する、また日本を代表するテナーサキソフォン奏者の山口真文氏から「毎週火曜にお茶の水のナルで演奏しているから、良かったら楽器を持っていらっしゃい。」と言われました。
なかなかおじゃまする機会が無かったのですが、昨夜行ってきました。

第一セットは全て真文さんのオリジナル。
素晴らしい・・・!
久しぶりに質の高いジャズの演奏を聴けました。
お茶の水・NARU_b0094826_14541412.jpg


最近フルートの練習を通じて、楽器の「ソノリテ」について考えます。
真文さんの音は極上の「ソノリテ」があります。

また若いトリオも好演!
ドラムの小松伸之君は先日サムデイで共演して、その力量に感心しました。
しかし今宵の山口真文バンドでは、数段上の才能を感じました。
ベースの川本悠自君もクールな中に、音楽性の高いビート。
非常に好感が持てました。
またピアノの片倉真由子さんは、噂どおりの才媛でした。
集中力、音楽に対する姿勢ともども申し分ありません。
お父上はアルトサックス奏者で、ビッグバンドに在籍されていたそうです。
少し前にご逝去されたそうで、非常に残念です。
しかしお父上も、このような素晴らしい演奏を天国から目を細めてご覧でしょう。

2.3セットは僕も演奏させていただきました。
真文さんのような極めて質の高い演奏家と並ぶのは、非常に緊張感を伴います。
多くのことを楽器を通して教わった気がします。

by sunrisek6 | 2009-04-22 15:04 | ライブ


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