今日は日頃からお世話になっている赤羽紀武先生の所属する「六本木男声合唱倶楽部」、略して六歌団のコンサート。
なんとサントリー・大ホールでのリサイタル。

しかもプログラムは、モーツァルトのレクイエム!?
男声合唱だけでどうやって?
ところが男声合唱版の編曲は存在していたのです。
ゆうに1時間を超える熱演。
新日本フィルの名演もあり、僕は非常に楽しんでしまいました。
この合唱団はお察しの通りプロではありません。
しかし特殊なのは、政界、教育界、経済界、医学界、法曹界、芸能のそれぞれの分野で日本を代表する方が多数存在しています。
指揮は小林研一郎氏。
すごく楽しそうに指揮をされているな、と思ったら小林さんもここの団員!
僕のお目当ての赤羽先生は、最前列で表情たっぷりにお歌いになる。
元首相はご高齢のために着席しての参加。
会場には駐日オーストラリア大使、イタリア大使。
聞けば、ウイーンとミラノでコンサートをやられたとか。
とにかく想像していた以上に本気で大掛かりな集まりです。
多分、日本最高レベルの旦那芸。
発足時の名前は「元美少年合唱団」
現在の最高齢は100才を超えられていまだ福岡から練習にこられる福岡教育大学の名誉教授。
コンサートの締めは、ピアノ伴奏のみの合唱。
本格的なコーラスに良いつつ、日本を支える方々の純粋な思いに温かい気持ちをもらいました。
長く続いてほしい合唱団です。