藍色の研究

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2009年 11月 13日

新しいマウスピース

すみません、今日はサックス吹きのお話です。

この数日間、頭にあるのはマウスピース。
僕は生来、道具にはあまりこだわる方ではありません。
格好をつけて言っているわけではなく、このことで損をしていることも少なからずあるようです。
多分、十数年間マウスピースは変えていません。
ずっとニューヨーク・メイヤーという、1970年代に製造された名品です。
ところがメイヤーには1939年に製造されたものがあり、メイヤーブラザース、略してメイヤーブロスと刻印してあるものが存在します。
キャノンボール・アダレイは、このマウスピースを使用していました。
調べてみると、チップオープニングが1970モデルよりもはるかに広い。
ラルフ・モーガン氏の記事によると、1939モデルの5番は.080インチ。
それに対して1970モデルの5番は.071インチ。
1939モデルの5番は、1970モデルの7番に相当します。
彼が非常に柔らかいリード(リコの2番)を使用できたのも、このことが理由の一つでしょう。
さて最近、この幻のブロスを吹く機会がありました。
多少、頭の中の音に対する構造に動きが出ました。
このマウスピース、わが国には殆ど存在しないために状態の良いものは流通価格が二十万円。
しかし、マウスピースは消耗品です。

このブロスを手作りで復刻したマウスピースが、マウスピース・カフェというメーカーから出ました。
名前は変ですが、ものは素晴らしい。
この20年ほどに新規参入した、どのマウスピースより優れているかもしれません。
b0094826_113767.jpg

長くなりました。
つまり、今はこのマウスピースを使い始めて四日目です。
自分としては、これまで出しにくかったニュアンスが表現できるように感じています。
ただその分、コントロールは多くの練習が必要です。
車でいえば、排気量が増えた感じ。
しかし排気量が多きい方が、正しい運転をした場合は安全なものです。

さて、合致するリードとアンブシュアの見直し。
息の入れ方、体の力の抜き方。
考えることは山ほどあるようです。
やってだめなら引き返しますが、試してみる価値は十分。
というより、やらないわけには行かないでしょう。

by sunrisek6 | 2009-11-13 11:15 | 楽器


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