しばらく西日本方面へ旅をしていました。
個人レッスンや、ビッグバンド・クリニックなどです。
帰りの新幹線から、久しぶりに富士山が見えました。
とは言っても山頂の部分だけですが。
しかしそれでも絵になるのが、この富士山の素晴らしさでしょう。
僕も含め、日本人は多かれ少なかれこの山を誇りに感じているのではないでしょうか。
さて、その足で夜は銀座スイング。
北村英治さんのカルテットです。
#&♭での同僚、トロンボーンの片岡雄三も一緒。
今まで最も良いアンサンブルとなったようです。
いつもながら北村さんの演奏は、その多くが僕にとって大きな示唆と希望に溢れるものです。
今日は、高次倍音の話が出ました。
クラリネットは木管楽器の中で、特にくっきりと倍音が出るそうです。
つまりオルガンが、完全5度上の音程やあるいは13度上の音程を表現するように。
しかし適切に練り込まないと、美しい音にはなりません。
北浦さんのサウンドには、ここに磨き上げられた秘訣があるようです。