藍色の研究

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2010年 06月 29日

最後の饗宴

八王子、川口と最後の「ジャズとラテンの饗宴」が終了しました。
この3連戦は原信夫とシャープス&フラッツ、見砂和照と東京キューバンボーイズの最後のジョイントコンサートになるかも知れません。
僕はこの最後の演奏にリード・アルトを吹けたことが最高に幸せでした。

写真家の丸山尚之氏の撮影。
最後ですから美しい写真をご覧にいれたいと思います。

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単独演奏でも、これまで考えていたイメージをサキソフォン・セクションに乗せました。
色んな面でエキサイティングな瞬間を多く感じました。
特に数原晋氏のリード・トランペットのコラボレーションなどは、音楽上の会話が成立した瞬間を多く感じ、片岡雄三氏のトロンボーン・セクションが僕のリードに反応してくれる確信も持てました。
またドラムの稲垣氏のビート、佐瀬正氏のウォーキングに大きく乗っかる感じも掴めました。
同じアレンジでも、僕にとっては新鮮で貴重な一拍、一音。
極上の美酒を舌の上に乗せ、簡単に飲み込むことをためらうように、これらの音と時間の中に陶酔しました。

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勿論、合同演奏でも同じです。
驚いたことは、キューバンのリード・トランペットの横山均氏からも褒められたこと。
距離的にはかなり離れているのですが、こちらのサキソフォン・セクションからメロディーを受け継ぐのが楽しかったそうです。
僕と横山氏は音楽的に目指している方向が同じなのでしょう。
またキューバンのトロンボーン、日富氏からも同様の意見を頂きました。

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最後のコンサートなので、数々の名プレイが出ました。
特に「マラゲーニャ」における西直樹と平田フミトの長いアカペラのソロは、最高の構成力と技量でコンサートに花を添えました。



両バンドとも、実に良い意味でのアンサンブルが構築されたようです。
これはわが国おいて、非常に稀なことなのです。

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この素晴らしいコンサートに、僕もソロを頂きました。
実に幸福な思い出となるでしょう。

最後にキューバンのリーダー、見砂氏から花束を渡された原さんは、思わず落涙。
司会の石尾和子さんは「原さんが観客の皆さんの前で涙を見せたのは2回目です。」と巧みなフォロー。
けど実際はすぐ泣く人なのです。
僕は10回以上見ましたね~。

今日は多くの友人が駆けつけてくれました。
またふたつのバンドのメンバーも集まって川口駅近くの居酒屋で打ち上げ。
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皆、楽しそうです。
多くの秀逸なミュージシャンと、ビッグ・バンドという形で共演できたことに心から感謝します。

by sunrisek6 | 2010-06-29 10:16 | コンサート


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