帰国後すぐに仕事です。
8日間も遊んでいた訳ですから当たり前。
六本木サテンドールのセッションでした。
ウィーンやプラハで聴いたヨーロッパの最高峰とも言える音の数々は、まだ僕の頭の中に響いています。
ウィーンで活躍した12音技法の創始者であるシェーンベルグは、「ハーモニーに関しては、私が全てをやり終えた。これからの音楽は新しいかどうかではなく、美しいかどうかに主眼が置かれるべきだ。」と話しています。
トランペットの原朋直の音は、僕の耳に優しく響きました。
日本にも世界レベルの音はあるのです。
もちろん全員が素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
8日間の遅れを取り戻させて頂いたことを深く感謝します。