このコンサートも今年で4回目となりました。
非常に稀なことですが、僕のバンドを招聘してくれるのは従姉妹たちです。

中野家従姉妹たちとは、子供のころから兄弟のように育ちました。
僕はいまだに、何の遠慮もなくお世話になっています。
写真は前日の懇親会。
多くのチケットを持ってくれた方も一緒に、楽しくお酒を飲みました。
調子に乗って飲みすぎましたが。
場所は日向文化交流センター。
定員ギリギリの満席でした。
しかも4回目のリピーターも多くいらっしゃって、これは本当に嬉しいことです。

メンバーは1回目から不動。
ピアノ・西直樹、ベース・高瀬裕、そしてドラムス・広瀬潤次。
ジャズスタンダードを中止に演奏するものの、内容は一切の妥協はなく現在自分に取って新しい音楽を紡ぎます。
今回は初めての試みで、終了後に僕たちはいち早く出口に並びました。
それぞれのお客さま方と、少しだけ目礼や場合によっては一言、あるいは握手を交わします。
こんなにも多くの方々に喜んで頂けるのは、大きなエネルギーです。
この夜、南九州は凄い湿度。
キーに指が張り付き、リードも湿り過ぎて音が響きません。
しかしながら、それを超えて何かを伝えることができたと自負します。
打ち上げにも多くの方が来て下さいました。

若い市の吹奏楽団のメンバーや、若い頃からのジャズファン。
そして今回トップ当選した市議など多岐にわたります。
ドラムスの広瀬は東北支援のために、演奏を行うボランティア団体を立ち上げました。
このコンサートではTシャツやビーズを売ったのですが、これを全てこの団体に義援金として寄付。
そのような意味においても、価値のあるコンサートになりました。
自然木を作って建築されたJR日向市駅は、その美しい建築作品として賞を取りました。
その駅をバックに記念撮影。
様々な人たちが僕のカルテットの為に尽力してくれました。
中野家4兄弟を始め、その子供達。
また彼らの貴重な友人に感謝します。
是非来年も続けたい!