今回の銀座スイングはいつもと異なり、クラリネットの谷口英治との双頭コンボ。
彼はまぎれもなく、これからの日本ジャズクラリネットを代表する逸材です。
僕自身がこの一週間に課題としている、フレーズの的確なアクセントとリズム。
彼の演奏はその意味においても、非常に参考になりました。
ベースは、ここのところ共演回数の多い佐瀬正。
安定しています。
彼とはこれから何度も被災地へ行ったり、都内でライブもやります。(そういえば、明日も一緒)
ピアノも僕の好きな今泉正明。
モダンとトラディショナルという、いわば相反する要素のある音楽を絶妙な語り方で融合させることができます。
そしてドラムスの大隅寿男氏。
大御所であるのにかかわらず、僕らと同じ目線に降りてきてくれるかたです。
セッションなので僕らに多少のミスがあっても、実に楽しそうにまとめてくださいました。
クラリネットとアルト、あるいはフルートとのアンサンブルは想像以上に面白いサウンド。
こういうセッションも、また持ちたいものです。