藍色の研究

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2011年 11月 14日

石巻女子高等学校

震災後14回目となる宮城入り。
今回は南三陸町の受け入れがままならず、急遽石巻への変更を余儀なくされました。
南三陸の悲惨さは周知の通りですが、この石巻も壊滅的な被害を受けています。
仙台駅から高速道路で石巻へ向かいます。
仙石線(仙台~石巻)は、松島以北がいまだに不通なのです。

石巻港、市内をまわって石巻女子高等学校へ。
市内の惨状はいまだに、目に余るものがあります。
一階部分が半壊した状況で残っている住宅が点在し、あとは何もない。
工場の鉄筋まで、津波はまるで飴のようにぐにゃりと曲げて行きました。
瓦礫の山はビルの4回を優に超える高さで、まさに裏山ほどの大きさ。
この一か所のみでその処理費用は28億6千万円掛ると聞くにおよび、復旧への厳しさを実感します。
同時に民主党政権の速度の無さと、実行力の無さを憂います。

さて石巻女子高等学校は高台にあるため、津波の難こそは逃れました。
しかし生徒たちは学校内に4日間も孤立。
自衛隊のヘリコプターによる食糧補給がなければ、全校生徒の食料は賄えなかったそうです。
それだけでは無く、親族を亡くした生徒や自宅を流された生徒、もしくはその両方を失った生徒は半数に上ります。

演奏は学校公演形式でスタート。
フロントは佐久間勲、片岡雄三。
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今泉正明のピアノ、宮崎信義のギター。
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そして高瀬裕のベースに稲垣貴庸のドラムス、都合7人。
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学校側にも時間的な余裕が無かったため、観客は希望者のみとされました。
それでも熱心な生徒たちが多く集まってくれます。
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最後に吹奏学部の生徒から花束を頂きました。
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普通の人間は味合わないような信じがたい悲劇を乗り越え、この彼女たちの明るさは称えようがありません。
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いつものことながら、元気をもらうのは僕らのほうです。

僕たちを完全にサポートしてくれる奥田建設会長の奥田和男氏。
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この学校へはカドソンのトランペットを寄贈されました。
会長は退職金をこのような活動や音楽的な催しに投入し、全てを使い切るとおっしゃっていました。
明治時代の大物政治家を彷彿とさせます。

さて今年最後の復興支援は、今月25日古川市立古川中学校において。
この日はなんと仙台在住のサックス奏者、安田智彦氏の率いるビッグバンドと合体。
ビッグバンドサウンドで、最後を飾ります。

(写真撮影は奥田建設室長、神田氏)

by sunrisek6 | 2011-11-14 16:00 | 復興支援


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