マイク・プライス(tp)ジャズオーケストラ。
今回の出し物は、エリントンの長尺の新曲をふたつ。
そのために僕たちメンバーは、いつもより長いリハーサルに時間を割いてきました。
どちらも20分近くの大曲でテンポチェンジも多く、その変化はハーフタイムやダブルタイムではなく、三分の二や三分の四などの微妙なものです。
しかしミュージシャンは、この非常に変則的な動きにも完全に対応しました。
全てのパートは素晴らしい演奏でしたが、まず自分の所属するサキソフォンパートのサウンドは基準を超えるものだったと自負します。
それぞれの役柄と個性が、これほど上手くはまった例は少ないのではないでしょうか。
次回は新宿サムデイで再演します。