新宿サムデイのビッグバンドフェスティバルが始まりました。
初日はサムデイ・ジャズビッグバンド。
マスターのジャズに対する熱い想いから立ち上げられたバンド。
僕はここでコンサートマスターの任を与えられました。
当日は朝から自宅で全体的な音楽の構成と、自分のリードアルト譜の練習。
午後はメンバー全員サムデイに集合してリハーサル。
ここでは全てを仕切ります。
3時間弱のリハーサルでは、全曲を通して破たんが無いようにするのがやっと。
そして2時間以上の本番。
前回の2倍ほどの曲数。
メンバー全員、大変だったと思います。
やはり当日のみのリハーサルでは限界があります。
サムデイの看板バンドにするなら、リハーサルを増やし本番も増やさねばならないでしょう。
これには皆さんの支援が必要。
良いバンドは、良質の聴衆に支えられるのです。
そして二日目も出演。
マイク・プライス・ジャズOrch.
こちらのバンドは大曲が二つあるため、かなりなリハーサルを重ねてきました。
どちらのバンドもリードアルトを担当しているのですが、明らかにこちらのバンドの方がアンサンブルと音楽の構築がなされている。
お客さんがたの反応でも明白です。
サムデイ・ジャズビッグバンドのコンサトマスターである僕としては複雑なところ。
それでも素晴らしいサックスセクションに恵まれて、純粋に音楽を作ることができました。
昨日は銀座シグナス。
ケン岡本さんのファンキージャズ・オールスターズ。
リラックスして演奏することができました。
トランペット(鈴木正晃)との2フロントは、やはりジャズサウンドに様々なカラーを与えます。
今回は初めて「処女航海」もレパートリに入りました。
人前で演奏することは多くないのですが、やはりハンコックの名作です。
ゲストヴォーカルはEIKO。
彼女のファンが多く詰め掛け、最後まで熱気のあるシグナスでした。
親知らず抜歯後、この4日連続のライブは少なからず患部に堪えました。
非常に練習したい気持ちが強いのですが、次の本番のためにも多少の休息が必要かもしれません。