藍色の研究

sunrisek6.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2012年 09月 11日

2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ

ついにツアー最終日。
正直言って8日間のツアーは簡単ではありません。
肉体的にも大きく疲れますが、それを最も癒してくれるのは音楽です。
そして新たなサウンドや新鮮な響きに遭遇した時に、自分でも考えられない力を得ます。
それは一重に参加してくれたミュージシャンに力に負うところが多いのです。
2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ_b0094826_18415577.jpg

椎名豊のピアノは高いテクニックに支えられていますが、どこまでもブルースフィーリングに溢れて優しい音を語ります。
また僅かばかりキャリアが長いというだけの理由で、リーダーの僕を立ててくれました。
2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ_b0094826_18443337.jpg

佐瀬正はツアーの回を重ねるごとに、どんどん良くなって行きました。
これも次の日への大きな期待感に繋がりました。
2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ_b0094826_18444735.jpg

広瀬潤次のドラムスは、最後まで疲れなどとは無縁です。
どんな時にも冷静で、どんな時にも絶対的な力でバンドを包みました。

2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ_b0094826_1839367.jpg

そして今日は僕が生まれ育った街、博多での最終日。
中学生の頃から通ったジャズ喫茶「Combo」。
今は息子さんが「New Combo」として跡を取っています。
中学、高校の友人が多数来てくれました。
中には隣のお姉さん(小学校低学年時代の話です)がほぼ半世紀ぶりに来てくれたりで、僕にとって非日常空間となりました。

一日休んで、(今日はブログ書きにほぼ費やしました)また再出発。
そろそろデイヴ・リーブマンの本も次のチャプターへ進みます。

マスターの有田さんには、心から感謝いたします。
チャージバック(ミュージックチャージをミュージシャンに還元)システムですが、何とバック率が100%!!
こんな有難いお店はありませんが、それに加えてホテル代を全額出してくれました。
2012年 大山日出男カルテット 西日本ツアー Ⅷ_b0094826_18533336.jpg

僕らも良い音楽の為には、金銭に関係なく頑張っています。
勿論、取らなければならないところからは頂きます。
しかし音楽に身を捧げて膨大な練習時間と、精神的な音楽的苦労を厭わない仲間には寛大に考えます。
音楽を提供する側に、僕らと同じ考えの方がいるのは何と嬉しいことでしょう!

打ち上げは2次会まであり、周りの友人の御馳走になりました。
多くの友人に再会し、また多くの新しい友人ができました。
このことは、何にも代えがたいことです。
皆さん、ありがとうございました!

by sunrisek6 | 2012-09-11 13:27 | ライブ


<< 2012年 大山日出男カルテッ...      復興支援(その1)仙台市立国見... >>