年に一回の増田一朗スーパージャズグループ。
スーパーかどうかは分かりませんが、僕にとっては懐かしい戦友との同窓会みたいなものでもあります。
アルト・サックスの澤田一範氏とは、23歳のころに「ダン池田とニューブリード」で一緒でした。
入団した月には、一か月に70本を超える仕事がありましたが、その合間にジャズの練習をしていました。
昔から才能が豊かで、3番アルトの僕はいろいろと音楽的に注意されましたが、その殆どは現在の糧となっています。
現在も尊敬できるアルト奏者であることが非常に嬉しく思うし、決してジャズの演奏など多くなかったバンドに在籍したことも暗い過去ではない理由です。
テナーの貫田重夫氏は「岡本章生とゲイスターズ」で3年あまり共演しました。
少し年上の彼に向って散々生意気なことを言いましたが、最後は最も音楽的に多くのことを語り、そして多くのことを学びました。
今日のレパートリはジャズではなく、殆どがダンスミュージックでしたが、それでも実に楽しい時を過ごしました。
やはりアンサンブル、ビッグバンドはこうならなきゃ、と改めて感じた次第です。