藍色の研究

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2013年 02月 04日

浜松のクリニック

浜松でのクリニックへ行って来ました。
原信夫氏が中心になって学生にジャズを教えるシリーズです。

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僕としても4年目となり、ジャズを教えるという方法論に具体的な方向と考え方がより確立しつつあります。
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2日間で5か所、8校、社会人バンドひとつをクリニック。
決して楽なスケジュールではありませんが、生徒たちとの触れ合いは僕にとって大切な何かを教えてくれます。
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僕が担当する木管セクションで、少しの時間ですが時事問題を取り上げました。
最近の体罰に関することです。
賛否両論だと考えていたのですが、生徒たちの答えは想像を覆すものでした。
何でも現場に行かねば分からないということです。
その話から、音楽を演奏する時の心の動きを考えてみます。
彼らの(殆どが女子ですが)音楽に対する姿勢は、いつも正しく信じられるものであることが肝心です。
こちらが正論を語れば、大人以上に反応してくれます。

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偶然に柳家小さん師匠のインタビューを見ました。
「噺家てぇ~やつは、人間性が出るんだね。小ずるい奴は、ずるい噺になる。いい加減な奴は、いい加減な噺になる。目立ちたいだけの馬鹿は、軽薄な噺になる。」

当たり前ですが、恐ろしいほどジャズに当てはまります。
僕達大人はプロ、アマ関係なく、このことを考えなくてはなりません。

来週はコンサートです。
クリニックをやった学校も出演。
そして僕達は社会人バンドにゲストで入ります。

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クリニックをやる側は、その音楽的な力量を露呈することになります。
正直言って、最大の悩みはここなのです。

by sunrisek6 | 2013-02-04 12:28 | クリニック・レッスン


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