今日は「ニュー・スイング・ドルフィンズ」のリサイタル。
尾道市の美しい景観。
その隣の会場、テアトロセルネ(しまなみ交流館)です。
3部構成になっていて、1部は福山市立中学高等学校吹奏楽団、2部は僕のカルテット、そして3部は主役であるニュー・スイング・ドルフィンズの演奏です。
僕たちは全てのセットに出演しました。
このコンサートはユニークな企画があり、ウェルカムとして最初にコンボが演奏します。
椎名豊がビッグバンドのピックアップメンバーに加わりました。
このようなことを気持ちよくやってくれる椎名豊は、広い音楽的余裕があります。
ドラムスはいつも非常にお世話になっている佐藤政徳氏。
氏とは11月に福山でライブの予定があります。
1部はドナリーでの共演。
本番はいきなり速いテンポで始まったために多少驚きましたが、本川・安藤の力強いビートに促されて良い演奏となりました。
生徒たちも充実感があったようです。
この選曲はドルフィンズのリーダー宮澤氏によるもので、譜面も寄贈されました。
難しすぎると尻込みする指導者もいますが、正しく導けば演奏可能です。
しかしながら、プロのミュージシャンの中にもジャズビートを正しく認知していない者も存在します。
決して簡単なことでは無いのです。
2部は僕らのカルテット。
フルートでホレス・シルバーの「Summer in Central Park」からスタート。
ピアノはスタインウェイのフルコンサート。
椎名豊の美しいピアノが会場を魅了。
観客もこれまでで最も多く、2階席まで入りました。
大成功と言えるでしょう。
さて3部は主役の登場です。
昨年とは完全に異なり、大きく進化したビッグバンドサウンドを聴くことができました。
特にサックスセクションのサウンドは、バランスとリズムともども前進。
次回はもっと楽しみです。
僕たちは「Georgia on My Mind」と人気曲である、バディ・リッチ・バンドの「Love for Sale」で共演です。
僕の左隣がリーダーの宮澤兌郎氏。
演奏会は大盛況のうちに終了。
来年のコンサートは9月7日に決定しました。