多くのジャズミュージシャンと進行があり、またミュージシャンの危機的な身体の不具合を救っていらっしゃる外科の執刀医でもある赤羽紀武先生の喜寿のお祝いが、日比谷東京会館で行われました。

池貝トリオの演奏する中に、メインゲストとして北村英治氏。そしてサプライズゲストとして前田憲男氏も登場し、大いに会場を沸かせました。

北村さんと前田さんとの共演は、緊張の中にも愉しい時間でした。

僕はお祝いの演奏としてコール・ポーターの「I Love You」を選びました。前田さんのピアノでソロをやるのは初めての経験でしたが、非常におおらかなコンピングでゆったりとした気持ちで演奏できたように思います。

終盤には赤羽紀武先生のヴォーカルを皆でサポートしました。最初はキーがEbだったのですが、前田さんの提案で半音下げ。「All The Way」は良く知らない曲なので、Dメイジャーはかなりの難易度でした。

松竹の社長を始め、各界の名士の方々の集う会にお招きいただき有難く思います。