藍色の研究

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2014年 05月 01日

ニュー・アルバム

今年の3/12.13に録音した西村知恵の初リーダー・アルバムがリリースされました。
多くの歌手が自己のCDをリリースできる時代になりましたが、彼女の歌唱は間違えなく特筆するに値します。僕の持論としてジャズには二つの要素、すなわちブルースとスイングが必要である、とかねてから申し上げていました。彼女の歌にはこのジャズの根幹を色濃く聴きとることができます。元来歌手に比べて器楽演奏者のほうが、このニュアンスを表現することは難しい。なぜなら人間の声が最良の楽器であることは、優れたミュージシャンなら誰でも分かっていることだからです。僕はチャーリー・パーカーでさえビリー・ホリデイのある部分のブルースフィーリングに勝っているとは考えていません。レスター・ヤングには同じ何かを感じることはありますが・・・。多くの歌手を尊敬して参考にしてきた自分としては、彼女のように歌うことができる歌手との録音は素晴らしい経験になりました。
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                        (My ideal 西村知恵)

鹿児島生まれの彼女は鹿児島や福岡でライブ活動を行い、2000年に上京するも音楽活動を中止。何があったか詳らかにはされていませんが、昨年度から歌い始めたそうです。彼女のブルースを聴いているとその経緯を想像したくもなりますが、そうさせる歌唱力が重要なのであって彼女の経歴を考えることは不必要でしょう。
全てのアレンジメントはトランペットの高瀬龍一。通常よりも高い比率で、歌と演奏の共存に成功しています。録音は前回に僕もデュオでレコーディングした「Sutudio Dede」。このアルバムも社長の吉川氏の秀逸なマスタリングと岡本氏の的確な録音に支えられて、わが国では決して当たり前とは言えない基準を超える作品に仕上がっています。

ディスクユニオン
・WEB SHOP(通販)
・JazzTOKYO(お茶の水)
・新宿ジャズ館
・吉祥寺ジャズ&クラシック館
・横浜関内ジャズ館
にて、お求め頂けます

定価2,000円

彼女のホームページに、アルバムから一曲目Left alone(YouTube)がアップされています
http://www1.m.jcnnet.jp/chienishimura/cd430/
よろしかったらご覧ください。

西村知恵さんとのCD発売記念ライブは、5/18(日)に吉祥寺サムタイムで予定されております。

by sunrisek6 | 2014-05-01 10:47 | 録音


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