藍色の研究

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2015年 03月 14日

池袋・インデペンデンス

今日のカルテットは椎名豊(p)以外はレギュラーではありませんが、これまで多くのセッションを一緒にやってきたミュージシャンとの演奏でした。生沼邦夫のベース、村上寛のドラムス。
彼ら先鋭的に音楽に対峙しているミュージシャンには、長年の演奏の滓がありません。若いころの努力を食いつくしてしまえば、演奏も過去の残滓に堕ちてしまいます。村上氏のドラムスは、暖かく、そして先鋭的な攻撃力があります。暖かさは人間の深さと知性であり、先鋭的な攻撃力とは若さと情熱です。僕は村上氏ならどのように考えるか、ということを音楽的尺度とすることさえあるのです。
そして今日は村上氏の誕生日でした。ホワイトデーと重なったことに関して彼は「だってそんなもの、俺が生れた時は無かったんだ。」とおっしゃっていましたが、それはその通りでしょう。
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生沼邦夫は最後までピアノのドラムスを膠のようにまとめることに尽力し、曲を重ねるごとにその接着力を強めて行きました。お陰で明瞭な足がかりを見ることができました。
長く共演している椎名豊は、レギュラーメンバーで無い時にもその演奏の水準の高さを示します。一歩引いてアンサンブルを考慮しながら、あれほど正確な即興性の高い旋律を引き続けることはなかなかできることではありますまい。
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耳の良い人からサキソフォンの音の変化を指摘されました。これは実に嬉しいことで、今後も精進します。自分の演奏は音色の向上により利する部分から考えれば、更に自然で的確な表現を伴わねばならないでしょう。まだやるべきことは多くあります。

by sunrisek6 | 2015-03-14 09:37 | ライブ


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