ツアーもいよいよ最終日。大変に良くしていただいた国貞さんご一家と名残を惜しみつつ、防府駅から山陽本線で新山口駅、新幹線で九州に入り終点の博多駅で下車。僕の生まれ故郷です。しかも今日の会場「ニュー・コンボ」は僕の生まれた家から徒歩5分も掛からないところにあります。中学高校時代は先代の「コンボ」で日曜日など半日もコーヒー一杯でジャズのレコードを聴き続けた記憶が鮮明です。
中学の友達、高校の同級生や先輩方も多く駆けつけてくれました。そして演奏もツアー最後の夜にふさわしいものとなりました。今晩は特別にお客さんも交えて、この場所で打ち上げ。非常に良い条件で演奏させて頂いたマスターの有田幹治さんが調理するもつ鍋を頂きながら別れを惜しみます。
広瀬潤次の病状が気になるところですが、僕のバンドは今回も成功裏に終了しました。しかし年々疲れは出ます。練習も大事だけど、健康にも気をつけねばなりません。
このツアーでお世話になった多くの方々のお顔を思い出すと、僕は非常に助けられて存在していることを今更ながら痛感します。そのお気持ちにお答えするには、今後も前を見て努力することだと考えています。皆様、ありがとうございました。