菊川のナージュでした。
ところで、雑誌「ザ・サックス」の付録CDの録音日が決まりました。
14日に山中湖畔のスタジオで録音します。
非常に楽しみなのは、日本のジャズドラムの至宝、村上寛氏との共演です。
氏は前日が北海道のコンサートなのですが、朝イチの飛行機で東京に戻り、車を運転して山中湖まで来ていただけます。
恐縮至極。
不安なことは、この雑誌の読者がアルトだけではテナーもいらっしゃること。
つまり、テナーサックスでも録音することになりました。
僕はアルトプレーヤーなので、普段テナーは一切吹きません。
しかし、この場合は逃れられません。
カドソンのVシリーズのテナーを手に入れました。
そしてお茶の水にマウスピースを探しに行きました。
メイヤーの8番、これがピッタリきました。
なんとなく行けそうな予感がしますが、しばらくはテナーも並行して練習することになりそうです。
両方のサックスを吹くのは簡単ではありません。
僕の頭の中には、ソニー・スティット、フランク・ウェス、ジェームス・ムーディーの3氏のみが類稀なダブリングに成功しているように思えます。
この夜もテナーを吹こうかとも思ったのですが、やはり準備をしないでご披露するのは性に合いません。
ここのところ次から次へと色んな事が起こりますが、だからこそ生きていることに興味が尽きない気がしています。