藍色の研究

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2008年 08月 28日

上越市の三日間

今回の上越教育大学は一日目がサキソフォンの個人レッスン。
二日目、三日目は「合奏A」の集中講義です。

大宮から上越新幹線で越後湯沢へ。
そこから「ほくほく線」という第3セクター、50分で直江津へ到着。
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個人レッスンは一人だけです。
彼女の郷里である石川県の教員採用試験を受けたばかり。
非常に高い倍率の試験なので、大変そうです。
最初は小学校の教諭から入り、最終的には中学や高校の吹奏楽の指導者を目指しています。
ピアノの腕もなかなかで、音楽を歌いあげることが上手です。
合格することを祈っています。

夜は、この大学で大変にお世話になっている音楽科の平野俊介先生と一献。
先生はピアニストとして武蔵野音大を大学院まで終了、その後ハンガリーの国立音楽院に留学されました。
これまでもオペラに関して多くの知識を頂き、新しい見方を教えてくれた恩人です。
この夜はハンガリーの国立音楽院で教鞭をとっていたベラ・バルトークの話を聞かせてもらい、非常に勉強になりました。
やはり本場は違います。

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いつもは直江津の駅前に宿をとるのですが、今回は目先を変えて高田駅前のホテルに宿泊。
高田の街は非常に美しく、子供のころに度々訪れた佐賀の街を彷彿とします。
どこまでも続く雁木(雪を避けるためのアーケード)が綺麗に整備されていて、とても風情があります。

今回の一番の目的、合奏の集中講義。
全部で30時間の担当でしたが、今回はその後半を二日でこなしました。
前半はブルースの授業でしたが、今日は「WATERMELON MANN」を題材に取り上げました。
キーボード担当はハンコックやベーシストのリズムパターンも練習します。
いつもはクラシック音楽の練習をしている学生たちですが、ジャズの場合は譜面がありません。
しかし簡単なコード譜のみでの演奏も、段々と慣れてきたようです。

ここで終了する予定でしたが、学生の出来が良かったために急遽変更。
講義をモーダルな曲まで広げました。
題材は「MADEN VOYAGE」です。
ドリアンの感覚を教えると、皆なかなか興味深いソロをしてくれました。

今回の授業ではドラム演奏の経験もしてもらい、前より一層多方面からのジャズという音楽の俯瞰に役立ったと思っています。

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また音楽以外の余計な説教もしてしまい、個人的には反省。
しかしこれが僕のキャラなので仕方ありません。
終わってみると、学生と別れるのが少し寂しく感じられるほどでした。
勉強したのは、僕の方だったかもしれません。

by sunrisek6 | 2008-08-28 16:44 | クリニック・レッスン


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