藍色の研究

sunrisek6.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

カテゴリ:コンサート( 165 )


2017年 09月 10日

【五日目 尾道テアトロセルネ・大ホール】

 今日はニュースイングドルフィンズのリサイタル。リーダーの宮澤さんはホールでのリサイタルを続けておられます。この日は3部構成で、僕のカルテットはその全てに出演します。全曲ではないものの、拘束時間はリハーサルを含めて8時間の長丁場。
 1部は福山市中学高等学校とNica's Dreamを共演。特にトロンボーンのロングソロを見事に吹き切った女子生徒に驚きます。2部は僕らのカルテットで三曲ほど演奏。そして3部のメインステージはドルフィンズの登場。このバンドは年々その水準を上げ続けており、今や備後地区を代表するバンドといっても過言ではないでしょう。継続は最も大きな力なのです。共演したYa Gotta Try Harderも藤山英一郎の奮闘などで上手くいきました。
b0094826_13073453.jpg
b0094826_13073292.jpg
b0094826_13073094.jpg
b0094826_13072860.jpg
b0094826_13072552.jpg


by sunrisek6 | 2017-09-10 13:05 | コンサート
2016年 05月 07日

高槻ジャズストリート

今年も高槻ジャズストリートに出演しました。
高槻市は大阪と京都の中間にある都市です。
今回で18回を迎えるこのジャズ・フェスティバルは、ボランティア・スタッフによる営利を目的としない理想的な運営の全国的な先駆けとなったものです。

今回も昨年同様に椎名豊をリーダーとするバンドで演奏しました。今年は本川悠平(b)と広瀬潤次(ds)に加え、片岡雄三(tb)が参加してクインテットの編成です。
b0094826_8471976.jpg

全曲が椎名豊のオリジナルだったために、個人的には気の抜けないステージとなりましたが、このことが幸いしてか、大ホール、中ホールとも大盛況のうちに終了。

深夜のジャムセッションにおいては、地元のミュージシャンとの交流を含め、朝の3時まで演奏しました。
毎年恒例のジャズの関する講義では、まったく楽器を吹かずに45分間話をしました。生まれてこの方、これほど一人で長く喋ったことはありません。ほとんど筋書きを考えずに話をしましたが、これはジャズのソロと同じく即興性を重んじてみたかったからです。まあ、喋りの専門家ではありませんから大した話はできません。

最後の夜に、最大の感謝をしているフェスティバルの顔、(高槻の顔といっても過言ではないでしょう)北川潤一郎氏と二人でゆっくり話せたことが有り難い。
b0094826_902710.jpg

17年前に人気のない高槻市のゴールデン・ウィークは、彼の発案で数十万人の人々で溢れる街へと変貌したのです。
このフェスティバルがずっと続くことを希っています。

by sunrisek6 | 2016-05-07 09:03 | コンサート
2016年 02月 21日

オペレッタ鑑賞

東京の王子駅そば、北とぴあ・つつじホールで行われたオペレッタを観にいきました。
オペレッタ作家として有名なエメリッヒ・カールマンの作品で、「伯爵家令嬢マリツァ」です。
以前にシュトラウスの「こうもり」などをDVDで見たことはありますが、オペレッタを生で観るのは初めてでした。

オペラに似ているのですが、少し形式に違いがあります。
パリのコミック座などでの一部の演目には台詞部分がありますが(ビゼーのカルメンなど)、一般的には台詞部分をレチタティーボという形式で歌います。
ところがオペレッタは演劇と同じく、台詞つきの芝居部分が頻繁に挿入されます。
この形が現在のミュージカルの基盤となってるといっても良いでしょう。

b0094826_10102638.jpg


主役はマリツァ役に柳澤涼子、タシロ役に田代誠。
僕はこの世界に詳しくは無いのですが、お二人とも高い評価を得ている声楽家です。
また脇を固める共演者も実に充実。
3時間の上演でしたが、心から楽しめました。
ジャズを教えているヴァイオリンの生徒さんが出演されていたのが鑑賞のきっかけでしたが、機会があればまた観行きたいと思いました。
皆さんもいかがでしょうか。

by sunrisek6 | 2016-02-21 10:20 | コンサート
2016年 01月 15日

一月の状況

年が明けて、色んな活動が再開されています。
7日は浅草のスマイル。
久々の出演でしたが、初共演の出口誠(p9とのデュオ。
オーナーの知己のドラマー、井川晃も加わり楽しく初セッション。
8日は大宮のジャムで、若手トリオとの演奏。
これは録音も録ってみたのですが、自分としては目論見どおりのサウンドになっていて、実は軽く驚いたりもしています。なるほどこの方法が正しかったのか、などと今になりやっと分かったことを遅しとするか行幸と思うか。

録音といえば昨年に椎名豊とデュオで録音した音源のミックスをやりました。今回の亀吉音楽堂でのレコーディングは、元来良い音で収録されましたが、より一層の完成度を目指してミックスにも色々とお願いをしに行った訳です。
これまでと違うのは、良いスピーカーで聴けば大概の音は良く聞えます。しかし最近のリスナーの貧しいリスニング環境を考慮して、一万円台のラジカセでも、サウンドの本質が分かるようにイコライジングをしました。50年代のジャズレコードは黒人の中産階級でも購入できる、小型のプレーヤーでも音楽を楽しめるようにベース
を強い設定していました。今は別の意味で音が悪くなっているので、それにも対応できるようにしたのです。
3月にリットー・ミュージックより採譜された本と一緒に発売されます。ご期待ください。

今年の大山日出男カルテットは1月20日の新宿サムデイ。新たなレパ^トリーを用意して皆さんをお待ちしております。
b0094826_11513729.jpg

b0094826_11521963.jpg

(写真は昨年クリスマス・イブ、浜松アクトシティ中ホールでのコンサートの模様)

by sunrisek6 | 2016-01-15 11:53 | コンサート
2015年 06月 27日

7日間のツアー(後)

大和ミュージアムから福山市へもどり、夜はプレライブ。
トロンボーン奏者の片岡雄三との演奏です。
支えてくれるトリオは譜山在住の秀逸なトリオ。

b0094826_1059583.jpg

片岡雄三とはジャズの王道ともいえる曲を演奏、普段からセクステットで演奏しているので息も会います。
b0094826_1104884.jpg

2セット目は、福山を中心に活動しているアルトの横山功一氏との2アルトセッション。
Nica's Dream.Jeannieなどを演奏しました。
b0094826_1144121.jpg

そしておおくのミュージシャンも一緒にジャム。
ジャズの最も楽しい瞬間の一つです。
b0094826_1151921.jpg
b0094826_115425.jpg

ライブスポット・デュオは福山のジャズの中心で、ミュージシャンの育成に多大な貢献をしています。
残念ながら仙台のマスターで名テナー奏者の桑田隼人氏は亡くなりましたが、次女の恭子さんがママとしてこの名店を継いでいます。
頑張って欲しい!

翌日は昼間に個人レッスンをやりました。
広島大と大学院在学のお二人。
若い熱心なプレイヤーを前にして、あっという間に時間が過ぎ去ります。

夜はリハーサル。
7つのビッグバンドとの共演。
どのバンドもしっかり練習してあり、本番が楽しみです。

21日本番当日。
朝9時からの音合わせ。
僕はネスティコの名曲「Samantha」の音合わせ。
その後数バンドと合わせて、13時より本番です。
b0094826_1116351.jpg


うまくできたきょくもあり、少し心残りな出来もあり。
まあ完璧に演奏するのは難しい。
しかしどのバンドも共演していて、実に有意義な瞬間を味あわせてもらいました。
b0094826_11174574.jpg


19時に終了。
最後は全員でのステージ、圧巻です。
b0094826_112615100.jpg


夜は200名の打ち上げ。
各バンドに乾杯に行くだけでも大変な時間がかかります。
しかしこういうのも楽しい思い出です。

さらに前々日のデュオでジャムセッション大会が午前まで継続。
ジャズはまだまだ生きています!

22日は後ろ髪を引かれる思いで福山をあとにしました。
松山市でのライブに向かうためです。
駅前から高速バスで直通、しかもしまなみ海道を経由するため美しい瀬戸内海を一望できました。
b0094826_11322170.jpg


松山は老舗のジャズクラブ「Monk」での演奏。
ここは日野さんや辛島さんをはじめ多くの名プレイヤーが東京から演奏に来る場所です。
今回は2回目の企画で
地元のミュージシャン、ドラムスの馬場俊一をリーダーとするトリオとの共演。
リハーサルを十分にできなかったこともあり、1セットはうまくアンサンブルが機能しないこともありましたが、2セット目は音楽的なタイミングなども絞られてきました。
2セットもの心地よい演奏で終了。
幸せな気持ちで、1週間の旅を終えることができました。
残念ながら写真がないのですが、どなたかお持ちだったらお送りください(*^^)v

by sunrisek6 | 2015-06-27 11:37 | コンサート
2015年 06月 26日

7日間のツアー(前)

毎年恒例の福山市リーデンローズ大ホールで開催される「びんごビッグバンドまつり」(BBB)に出演しました。
この会は25回目ですが、僕は第5回に出演しましたから19年ぶりとなります。

せっかくの福山、僕の第二の故郷とも言える地ですからプレライブも2本用意していただきました。

一日目は福山市の西方約20キロにある尾道でのライブ。
場所はジョン・バーガー。
このジョンはジョン・コルトレーンから名づけられました。

満員の店内で、個人的には冷静にサックスの音色をコントロールしながら演奏できました。
共演はグイサンド泉(p)、明人(b)、佐藤茶(ds)。
終了後に福山に戻り、色々と企画していただいている宮澤兌郎氏と佐藤政徳氏と会食。

翌日は昼間あいている時間に佐藤氏に「大和ミュージアム」に連れて行っていただきました。
若いころの旅は駅や空港と会場とホテルの三角形のみ。
これでは旅で経験する貴重な事柄が失われます。

福山から2時間半掛けて呉市に行きました。

b0094826_11251192.jpg


様々な展示物はどれも興味を持ちました。
ゼロ戦の最終型である62型の展示物もありました。
写真はドラマーの佐藤政徳)佐藤茶)氏です。
b0094826_11265722.jpg


戦艦大和は多くの搭乗員とともに悲運の撃沈が伝えられていますが、この博物館において収穫だったことは、この大和の製作技術が戦後日本の造船技術、そして拡大して考えると日本の世界に誇るものづくりの技術力として残ったことです。

大和はそれを作った多くの技術者たちの魂を、後の日本の奇跡的な復興に大いなる遺産として残したのです。

時間が無くなりました。
後半は後日レポートします。

by sunrisek6 | 2015-06-26 11:32 | コンサート
2015年 05月 05日

高槻ジャズストリート

17回を数える高槻ジャズストリート。
今年も招聘されました。今回は椎名豊カルテットのメンバーです。

現代劇場大ホールは、これまでにないほどの盛況。入り口近くは相当の混雑で立ち見のお客さんも大勢いらっしゃいました。
椎名豊はステージの進め方、観客の心を掴む正直な話術、そしてもちろんピアノの演奏においても類まれな才能を発揮します。
b0094826_16315210.jpg

椎名豊を中心にベースの高瀬裕の好サポートが光ります。このビートの上に音を重ねることは、創造する幸せを感じます。
またドラムスの広瀬潤次はこの様な大きな会場でも、その繊細さと大胆さに変化がありません。
b0094826_16324194.jpg

この日は会場を変えて別のステージにも立ちました。
今度はピアノが抜けて、ベースとピアノはそのままに僕のトリオです。
ここでも非常に自由な時間を味わいました。
高瀬裕はピアニストがいなくとも、音楽をデザインできる希少なベーシストでしょう。
b0094826_16152342.jpg


打ち上げ会場では多くの知己のミュージシャンと旧交を温めます。
特に尊敬するベースの米木康志さんとは、偶然にも現在研究中のギリシャ哲学について熱く語り合いました。僕たちジャズマンはこんな話を幸せな気持ちで、お酒を頂きながらするのが丁度よいのです。

その後、深夜のジャムセッションに参加。
明け方4時までのバトルが続きました。

翌日は「大山日出男のサックス講座」と題したレクチャー。
しかしながら昨日のトリオでのステージですから、話はそこそこに殆んど演奏に終始。
美味しい料理がどのように美味なのか説明するより、食してみたほうが早いのと同じです。

この日も熱心なお客様方の前で、時間を」忘れて演奏することができました。

多くのボランティアスタッフの方々に支えられてジャズストリートは成り立っているのですが、今回僕をサポートしていただいたのは高槻市在住の伊集理紗さんです。
b0094826_16304141.jpg

お世話になった多くの方々に感謝いたします。

by sunrisek6 | 2015-05-05 16:36 | コンサート
2015年 01月 21日

たかつきスクールジャズコンテスト

先週は五反田で東日本大会でしたが、今週末は大阪府高槻市で独自に行われるスクールジャズコンテストの審査員として赴きました。
第6回を迎えるこのコンテストは高槻まちづくり株式会社が主催しており、同団体は営利を伴わない高槻市の発展を希う若者を中心に組織されたものです。そのためにこのコンンテストも清涼感の溢れる、子供達への教育的配慮と愛情が感じられる清々しいものとなっています。
b0094826_9161954.jpg


どのバンドも聴いていて嬉しくなりました。子供たちがジャズを演奏することは、この魅力的な音楽が我が国で続いていくことを意味します。現在は益々若手ジャズニュージシャンにとって、容易ならざる音楽環境へと社会状況が推移してはいますが、子供たちの元気な舞台はジャズの未来にとって暗中の光明とも言えるかもしれません。

b0094826_9214353.jpg


最終的には金賞と銀賞を選出し、最優秀校には5月に行われるジャズフェスティバルの出演という副賞も与えられました。音楽に勝ち負けはないのですが、目標に向かって仲間と努力することは青春の特権です。若いころにできなくとも、一人ではできないことを集団で行える経験は絶対に必要です。そして集団をまとめることができるように、人は学んでいきます。コンテストの場合は序列を付けねばなりませんが、音楽的な理解がある審査員が真剣に考えて結果を発表すれば、それは音楽的な向上に繋がります。このような純粋な形での同コンテストの存続を強く望みます。
そして実に大変な会の運営を行った全てのボランティアスタッフの努力を労いたいと思います。

by sunrisek6 | 2015-01-21 09:28 | コンサート
2015年 01月 13日

第24回 スチューデントジャズフェスティバル

 日本学校ジャズ教育協会(JAJE)の主催による児童と生徒によるコンサートが、五反田ゆうぽうと大ホールにて開催されました。僕はその講評者として2日間で32団体の演奏を講評しました。

b0094826_1230119.jpg


 この団体は純粋に教育的な立場から手弁当で活動する団体です。ですから色んな企業の思惑や社会に対する名誉欲などの大人の利権が介入していない、実に清々しい団体であると断言できます。
そのために演奏に順位や、または明確な序列を付けることを避けて子供たちの音楽への憧憬を尊重しているのです。ですからコンクールとは呼ばずにフェスティバルであり、僕らは審査員では無く講評者であるわけです。もちろん行うことは同じですが、このことを理解しないプロのミュージシャンには効果的な楔となるでしょう。
今回はアレンジャーの内堀勝さん、僕のカルテットでも共演している、椎名豊に広瀬潤次。そのような心配はありませんね。

 様々な形態のバンドが出場しましたが、その全てのバンドに好感が持てました。やはり子供たちの(高校生は子供では無いのですが、僕から見たら子供です)演奏には邪念というものとは無縁。上手なバンドも発展途上のバンドも押し並べて美しい。そのバンドひとつひとつに暖かい言葉を掛けずにはおれません。
 日本の音楽的レベルの向上は、すなわち文化的な水準、つまり我が国の民度に直結します。その意味で日本の未来に明るさを見られたことは、新年早々に感謝すべきことです。この団体の益々の発展を願い、大変なご苦労をされた運営委員の皆さまに敬服いたします。また各学校の熱心な指導者たる先生方とも、機会があれば、じっくりとお話ししながら労をねぎらいたいと思います。

by sunrisek6 | 2015-01-13 12:46 | コンサート
2015年 01月 07日

NHK FM

昨年に収録して放送されたNHK-FMセッション2014の『ジャズ・フォー 東北スペシャル・セッション』の再再放送が決まりました。
1/9(金) 午前10:00〜11:00 NHK FMです。
b0094826_1055339.jpg


数あるセッションの中から、このバンドを選んでくれた番組ディレクターに感謝します。メンバーは
大山日出男(AS)
岡淳(TS)
西藤ヒロノブ (GT)
椎名豊(P)
高瀬裕(B)
広瀬潤次(DS)
それぞれのミュージシャンが、自己の個性を損なうことなく音楽的共同作業に成功しています。
お聴きになって頂ければ幸いです。

by sunrisek6 | 2015-01-07 10:56 | コンサート