藍色の研究

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2007年 08月 31日

草加・シュガーヒル

今日のシュガーヒル、前半はいつものように演奏が進みました。
久々のオリジナル、「白紙委任状」。
これからレパートリーに追加する予定です。
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2部は、ベースの大戸幹夫氏が遊びに来ました。
早速、共演。

「SKY LARK」は前々から演奏してみたかった、ホギー・カーマイケルの佳作です。
やってみると、やはり良い曲です。
これもレパートリーに追加。

この後2曲ほど、なんと西直樹はドラマーに転身!?
証拠写真。

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僕のライブによく来てくれる方々。
皆さん話をしていて楽く、また音楽の造詣も深い。
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今回の演奏は、あまりにもハプニングが多すぎ。
翌日の渋谷・kokoもベースレス・トリオなので、当然自由な展開。
意味のある、制御された濃いハプニングに持って行きたい。

by sunrisek6 | 2007-08-31 10:11
2007年 08月 29日

日暮里でのカルチャーライブ

きたる9月22日に日暮里で変わったライブをやります。
先日、千葉南房の館山で行ったカルチャーコンサートが好評。
今回は都内に場を移しての再演です。

前回と同じく西直樹とのデュオを中心に、春畑セロリ氏の解説と司会。
音楽を多方面から楽しむ方法を考えます。

詳しくは↓のパンフレットをご参照ください。
クリックで拡大されます。

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また、予約が多いために夜の部も追加しました。
この夜の部は、通常の僕と西直樹のジャズライブとなります。

どちらにしても予約が必要です。

普段どのようなことを考えて僕たちが演奏しているか、ちょっとだけ手の内をご覧になり方は昼の部を。
グラスを片手に音楽を楽しみたい方は夜の部を。
もちろん両方も。
お問い合わせを待っております。

by sunrisek6 | 2007-08-29 11:36
2007年 08月 27日

サマージャズ

毎年恒例の日比谷公会堂で行われる、サマージャズ・フェスティバル。
いつものように原信夫と#&♭での出演です。

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今日も本当に暑い一日だったのですが、チケットは完売。
ジャズファンで会場が埋まりました。

珍しく、トップの出演です。
事前のリハでアンサンブルがイマイチ。
少し不安で臨んだステージでしたが、本番は良い演奏になりました。
この辺りが、長年やっているバンドの違うところです。

今回は僕のフューチャーナンバーとして「サマータイム(前田憲男氏編曲)」を頂いています。
名曲ですが、この曲は僕にとってはかなり難しい。
個人的にずいぶんと練習した甲斐があって、今日は上手く行きました。
けれど、もう少し修正して次回に臨みたいと思います。

by sunrisek6 | 2007-08-27 07:18
2007年 08月 27日

あなたと夜と音楽と

ドラマーの原田イサムさんのバンドで、有名なスタンダードの名前を冠したコンサートが開かれました。
日本教育会館の中にある、ライブレストラン「喜山」。
猛暑の中、たくさんのお客さん方がいらっしゃいました。
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今日もカルテットだったので、多くの曲はすべてソロ。
普段演奏することの少ない、「セントルイス・ブルース」なども吹きました。
ピアノの小谷教夫さんのベテランのサポートで、楽しい演奏になりました。

このメンバーにヴォーカルが二人。
紗野葉子さんと仲宗根かほるさん。
紗野さんは伸びのある声で美しいメロディーを歌い上げ、仲宗根さんは個性的なノリの良いリズムで、それぞれ客席を沸かせました。
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それにしても、原田さんの元気なこと。
最後のナンバー「キャラバン」ではロングソロも。
僕の25歳上という勘定になりますが、本当にたいしたものです。

by sunrisek6 | 2007-08-27 07:08
2007年 08月 25日

新川崎

新川崎にあるパイオニアの事業所。
3月に建築されたばかりの広大な建物は、ハイテクノロジーの結晶。

ここでの社員のためのサマーフェスイェィバルに、僕のカルテットで出演しました。
ちょっとした野外のジャズフェスの感じです。
ビルの中庭にあたる部分にステージを組みました。
7階建てのどのベランダからも、演奏を聴くことができます。

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小一時間の演奏でしたが、お客さん方は大喜び。
時間の関係で、熱烈なアンコールにお応えできなかったことが残念です。
さすがに日本を代表する音響映像企業、音楽の楽しみ方が上手です。
桜井さんの素晴らしいベース、またレギュラーの西、田鹿両氏に支えられて、大変に楽しい時を過ごさせてもらいました。

by sunrisek6 | 2007-08-25 10:48
2007年 08月 19日

アジアン・カルチャー・センター

東銀座の歌舞伎座。
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この裏手にあたる場所に「アジアン・カルチャー・センター」があります。
色んなイヴェントが行われていますが、今日はジャズ。

ベースの金井英人氏は今年76歳。
僕があまり接触することのない、日本のフリージャズの雄です。
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今日はヴォーカルも入り、オーソドックスなジャズの演奏でした。

しかし2セット目は本領発揮。
広義の意味ではブルースですが、形態はフリーフォーム。
しかもアルト・サックスとベースの完全なデュオ。
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変なんのですが、意外と楽しくうまく行きました。

昔はフリーフォームというと、アヴァンギャルドに漠然と聞こえてしまうフレーズに走ったものです。
でも現在は頭の中にある音列で次々と旋律を組み合わせていくと、十分過ぎるほど対応できる。
何の音を、どういう音楽理論で、またどんな心情で演奏しているのかが理解できます。
だから正直に歌える。
ということはお客さん方にも、多くの接点が与えられるということです。

しかしフリーフォームに飛び出すまでは、まだまだやるべきことがあります。
現在は今のスタイルを研ぎ澄ましていくべきでしょう。

でも確かに、たまにやると楽しい・・・・。

by sunrisek6 | 2007-08-19 13:03
2007年 08月 17日

新橋・サムデイ

全国で猛暑日を記録する中、新橋サムデイでの東京リーダーズ・バンドの演奏でした。
個人的には非常に嬉しいセクション。
音頭をとるリーダーの佐藤達哉氏は熱いプレーで聴衆を惹きつけます。

加えて今日は日本サックス界の最高峰、山口真文氏が参加。
相変わらず、隙のない独創的なソロ構成。
休憩時間に即興演奏について質問しました。
快く教えていただきましたが、大変に次元の高いお話。
やはり自分でやるしかないようです。
このような愚問を繰り返して、成長するものです。

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澤田一範氏は、現在最もジャズを伝えるアルト吹きかもしれません。
僕は再三、古いスタイルに懐疑的だと申してきましたが、この人は別格。
新しい方法論や手法無しに、音楽的な深い味わいを持ちます。

丹羽康雄氏は、澤田氏と同様に27年前のバンド仲間。
この日も類まれなバリトン・サックスを聴かせてくれました。
あきれるほど音が太く、純粋な音楽性は人柄が出ています。
すごいアンサンブル力です。

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セクションで記念撮影。
今日はセクションのリードを取ったのですが、至福の瞬間を味わいました。
終了後に澤田、丹羽両氏と27年前の思い出話で盛り上がります。
若いころの仲間たちは、やはり音楽的にかくも優れた人たちだった訳です。
皆、あまり有名にはなっていませんが、多分その音楽は演奏される価値のあるものだと思っています。

by sunrisek6 | 2007-08-17 10:33
2007年 08月 15日

渋谷・koko

山岸笙子カルテットでのKokoの演奏も、これでしばらくお休み。
お盆にもかかわらず、多くの人たちが来てくれました。
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今晩も山岸さんのソロは快調でした。
最初のころよりメロディー重視の方向へ舵を取られたようで、このことが良い結果に繋がっていると思います。

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僕のすぐそばに小学生の親子連れのお客さんがいました。
至近距離なので少し繊細に演奏しました。
シンバルの音がもう少し対応してくれると成功したのですが。
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ところで、また近くに変な店が出現。
ビルの上まで全部アイスクリームのショップ。
独特の雰囲気を渋谷の街に醸し出しています。
というか、渋谷自体がこんな感じなのでしょうね。
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by sunrisek6 | 2007-08-15 10:10
2007年 08月 09日

僕の父親

たまには音楽以外の私的なことです。
今日、8月9日は亡父、和男の誕生日。

8月9日は広島に続き、長崎に原爆が投下された日です。

20世紀に行われた人類最大の愚行であり、また最悪の蛮行はナチス・ドイツによるユダヤ人の大虐殺と、アメリカ合衆国による、広島と長崎への原爆投下でしょう。
いくら謝罪しても、謝罪しきれない残虐な行為をアメリカは理解せねばなりません。

話は変わって父のこと。
生まれは福岡なのですが、裁判所の書記官の息子として台湾で育ちました。
高等中学を卒業後、青山高等商専(現、青山学院)へ進学。
このころから得意の英語を生かして、映画や音楽に多大な興味を持ったようです。

先の大戦では中国戦線に通信兵として派遣されました。

戦後、博多の映画館、福岡大映で支配人を勤めます。

このころ僕は市内の映画館はフリーパス。
ぼくの映画好きは父の影響が多いのでしょうね。

映画館の斜陽と、父の入院は同時期だったように記憶しています。
退職後は中小企業を転々としました。

非常に苦労の多い父でしたが、多くのことを教えてもらいました。
僕にジャズを教えてくれたのは父です。
ただ、「モダンはいかんぞ。」と言われました。
そのモダンさえ超えている僕は、親不孝者かもしれません。

非常に女性にもてました。
優しかったからだと思います。
残念ながら僕は隔世遺伝、父のようにはいきません。

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存命していれば今日で90歳。
父に感謝をしない日はないのです。

by sunrisek6 | 2007-08-09 16:44
2007年 08月 09日

藤沢・BECK

このBECKでのセッション、最近の若手との共演は定着してきたようです。
テナーの岡田嘉満君も、もちろん初対面。
50年代の古いスタイルに傾倒していると決め付けていたのですが、嬉しいことにその予測は外れました。

僕は50歳以下で、ビーバップとかネーミングしたジャズを信奉する演奏家には、多大な疑問を持っているのです。
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ここのセッションは、30年ほど変化しないレパートリーのなる恐れがあります。
今日はウエイン・ショーターやウディ・ショーの曲を持って行きました。

岡田君は現代的なフォームにも対応できる可能性があるようです。
テナー・サックス奏者の選択肢のひとつが、新たに見つかったことは収穫でした。

全体的に制御された、熱いセッションになり成功です。
ピアノの小池純子氏のモーダルな解釈も楽しみました。
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少し捕捉させてください。
日本で最も人気の高い1950年中期から1960年初頭までのジャズは、もちろん名盤が宝の山の如く存在します。
その演奏は前を向いています。
しかし2007年の現在、この方法や手法で演奏することは、後ろを向かねばなりません。
決定的に重要な要素が欠落しているのです。
炭酸の入っていないビール。
甘くないショートケーキ。
しかも50歳以下は、リアルタイムで生演奏に接していない。
CDの録音を信奉していることは、大きな錯誤といえるでしょう。

by sunrisek6 | 2007-08-09 10:19