藍色の研究

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2007年 09月 29日

山岸笙子カルテット・ラストライブ

ずいぶん長くお世話になったカルテットのラスト・パフォーマンス。
今日は上野・アリエスに、入りきれない程のお客さん。
山岸さんの動員力の凄さですね。
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まず感謝したいことは、山岸さんのお陰で僕自身の即興演奏への手法が大きく変わったことです。
彼女のオリジナルを演奏するために、ペンタトニックなどの新しい方法論の研究を余儀なくされました。

彼女は僕にも影響されたと言ってくれますが、影響されたのは僕の方でしょう。
このように発展の機会を与えてくれるミュージシャンは、僕の場合はピアニストが多いようです。

また、これだけのオリジナルを書けるのですから、即興演奏も上手くなると思っていました。
僕の予想通りに、今日の彼女の演奏は素晴らしいものでした。
リズム、構成、心情の吐露などに、格段の進歩を感じました。

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これからこのバンドはクインテットに拡大します。
また、違ったユニットも模索されるようです。
感謝の意とともに、新しいバンドに心からのエールを送りたいと思います。

by sunrisek6 | 2007-09-29 09:39
2007年 09月 27日

横浜英和女子校

早朝から横浜へ。
さらに横浜市営地下鉄に乗り換え、山道を登り横浜英和女子校に到着。
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今日は#&♭の学校公演でした。
幼稚園からの一貫校で、歴史も古い。

ひとつニュースがあります。
僕のバンドで弾いてくれている西直樹が、#&♭デヴューをしました。
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しばらくこのビッグバンドでも共演できそうです。
今日も彼がピアノを弾くことにより、リズムセクションに嬉しい変化があったようです。

コンサートは、原さんの演出により、スタンディング・オベーション。
さすがです、なかなかこうは行きません。

帰路に前々から欲しかった、MCカートリッジを購入。
DENONのDL-103。
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このカートリッジは凄い。
ちょっと高かったのですが、十分にその甲斐があります。
しばし、名演奏に身を委ねました。

by sunrisek6 | 2007-09-27 08:47
2007年 09月 23日

日暮里JAZZ

日暮里駅のすぐ近く、「LA・ら・ら」において、コンサート。
いつもの演奏とは違い、音楽の解説を付けながらJAZZを楽しむ会です。
ナヴィゲーターは春畑セロリさん。
企画、選曲すべてをお願いしました。

西直樹と事前の打ち合わせです。
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ブルーノートのこと、リズムのことなど説明を加えながらの進行。
いわば、音楽の種明かしとも言えるかもしれません。

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昼間の2セットの終了後に、しばし休憩。

実は日暮里は僕が上京して、初めて暮らした街なんです。
18歳から6年間。

時間があったので街を散策。
30年前とあまり変わっていません。
すごいことです。
なんと、その時に住んでいたアパートは現存していました。

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6畳一間、炊事場付、トイレ共用で、家賃が¥17.000でした。
時が止まった感覚です。

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夜の部は、レイアウトを変えてジャズクラブのようにお酒を飲みながらのライブ。
オリジナルを交え、たくさんの曲を演奏しました。

by sunrisek6 | 2007-09-23 10:45
2007年 09月 22日

カウント・ベイシー・ナイト

小林正弘氏の主催による、「カウウント・ベイシー・ナイト」も第三回目。
リーダーの尽力で、新橋・サムデイは今日も満員のお客様。
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個人的には疲れが溜っていました。
暑い一日で、リハーサル時間も長い。
結局8時間労働です。

しかし音楽の力は素晴らしい。
最初はまるで合っていなかったサックス・セクションが、リハが終了するころには大きく変化。
リードアルトとして、至福の時を過ごしました。

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やはり楽しい。

今更ベイシーなんて、というご意見もあります。
確かにそうかもしれません。

僕は即興演奏の内容が過去のコピーになることには、大きな抵抗があります。
しかし、ベイシー・バンドの編曲は僕にとってのモーツァルト。
どのような歌い方をするかで、音楽の価値が決まります。
八分音符ひとつのニュアンスさえ、何か的確な主張と理解が無ければ演奏できません。

この精神の集中度は、自分のコンボで新しいアイディアを模索しながら即興演奏に没入している瞬間と、何ら変わりがないのです。
無心になれる、人生で数少ない時間のひとつです。

by sunrisek6 | 2007-09-22 10:40
2007年 09月 19日

ツアー終了

西日本ツアーが無事に終了しました。
今回もたくさんの出会いがあり、有意義な舞台を経験しました。

遅ればせながら、一週間前の「目黒JJ’カフェ」の画像をアップしておきます。

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ツアーの報告は日を改めて、HPの「ライブレポート」にアップします。
今日は疲れて、作業できません~。
けど一枚だけ予告編。
昨年は突発的な足の激痛で涙を呑んだ「砂湯」。
メンバーの幸せな表情をご覧ください!

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いや、ちゃんと演奏もしてきました。
証拠写真は後日~!

by sunrisek6 | 2007-09-19 18:22
2007年 09月 12日

レギュラーカルテット

目黒のライブハウスでの演奏。
久々のレギュラーカルテットは、やはり信頼のできるバンドです。

明日から西日本ツアー。
まるで今日が第一日目のようでした。

お客さんもたくさん来ていただき、演奏も好調。
いつもこうは行きません。

今日は写真アップ用のアイテムを梱包してしまったので、写真はありません。

明日からのツアーの模様は、日を改めてご報告いたします!

by sunrisek6 | 2007-09-12 01:41
2007年 09月 06日

楽器選定

僕の愛用しているサキソフォンのメーカー、カドソンの日本総代理店である中島楽器に行ってきました。
楽器選定というより、検品ですね。
殆どの楽器が使える状態ですから。
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カドソンは台湾製です。
そのままでも現代において、アメリカンサックスの流れを伝える絶品ですが、中島楽器はこれを徹底的に調整し直します。
話を聞くと、全部分解して組み立て直し。
リペアスタッフも多人数でフル回転。
カドソンの売れ行きが右肩上がりなのも頷けます。
ここまでくると、もはやMADE IN JAPANです。

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今回は新製品、ヴィンテージ・ラッカーの選定。
前から申し上げてきましたが、多分この楽器はカドソンの技術力の集大成です。

終了後、スタッフの皆さんと打ち上げ!
中島社長(前列左)を中心に、皆さん輝いています。
利潤を追求するのではなく、良いものを世の中に送り出したいという高い志が感じられます。
だから僕も、安心してお付き合いできるのです。

by sunrisek6 | 2007-09-06 12:40
2007年 09月 05日

赤坂・ビーフラット

久々のサックス本舗。
今日は暑さ、というよりすごい湿度でした。
お客さんの入りがこれまでで最低だったのは、皆さん夏バテ?

しかし今日の演奏は楽しかった。
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演奏直前に食事をしながら、五十嵐さんといろんな話をしました。
落語と江戸の言葉。
またそれらと音楽との共通点など。
全く同じ演目で、「今日も良かった!」
と聴衆から評されるのも、確かにひとつの大事な型と言えるでしょう。

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アルトのデュオは「JEEP'S BLUES」、ご存じ、ジョニー・ホッジスのナンバーです。
たった4小節のテーマから音楽を作ります。

このひと月で、肉親を二人失った五十嵐さん。
しかし演奏は素晴らしいものでした。
改めて人間的な強さを感じました。

by sunrisek6 | 2007-09-05 10:52
2007年 09月 02日

#&♭での2デイズ

一日目は千葉、ベイサイド・ジャズ。
この日はほとんどシャープの単独演奏。
2部ともたっぷり演奏しました。

二日目は横浜、コンサート・バイ・ザ・シー。
ゲストが多く、伴奏に徹しました。
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ステージは、純粋な気持ちで全力でやるべきです。
しかし伴奏が多いと、モチベーションが下がるのは仕方無いことでしょう。

前で演奏するソリストを、音楽的に信じることができれば別です。
今日もそんな瞬間がありました。
一人だけでしたが。

ウイーン・フィルのエピソードで面白いものがあります。
新進の指揮者がウイーン・フィルを振ったときのこと。
その演奏会を聴いていなかった人が、コンサート・マスターにその指揮者が何を振ったかを尋ねました。
コンサート・マスターはこう答えました。

「私たちはシューベルトの未完成を演奏したが、彼が何を振っていたのかは知らないね。」

by sunrisek6 | 2007-09-02 23:29
2007年 09月 01日

渋谷・koko

ベース無しのトリオ、2回目!
前回も面白かったけど、今回もうまくいきました。

ベースはバンドの要、すごく重要な要素です。
しかし、これがないと様々なハプニングが起こり得ます。
これを期待して、また突発的な音楽の進行を目論んでいるわけです。

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このような自由な展開になった時、西直樹は予想外の動きを見せます。
僕はこれが好きなんです。
完全に、また複雑多岐に渡って正確な音列の配置を壊さずに、まるでフリー。

またこの展開を柔軟なリズムでまとめあげる田鹿雅裕。
この自在な感じは、あまり聴くことができない演奏。
的確な技術と美しい音色があってのみ、可能なわざでしょう。

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個人的にも良い記憶として残るライブになりました。
11月にも再演します!

by sunrisek6 | 2007-09-01 22:37