藍色の研究

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2007年 11月 30日

草加・シュガーヒル

またまたシュガーヒル。
今日はデュオですが、いつもと相方が違います。
西直樹は熊本で新日フィルと演奏中。
何を弾いているかは知りませんが、辛子レンコンのお土産をもらえればそれでOK.

今回はピアノのニューフェイス、田村和大。
若いのですが、手法的には古い形に興味があるようです。
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いや、それで良いのでしょう。
その時に興味のあるものを、徹底的に研究すべきです。
その段階を超えれば、広い意味で音楽の本質の入口に立てます。
僕がそうでしたから。

そういえば、今日は珍しい経歴のピアニストと共演しました。
ロシアの女性で、母国の音楽大学を卒業後、東京芸術大学院を卒業。
ボリショイ・バレエでも演奏し、コンクールでも優勝経験があるナタリアさん。
ロシアは音楽的にドイツに次いで憧れの国。
心して演奏しました。
う~ん、彼女のリクエストで「イパネマの娘」を演奏したのですが、他の曲の方が良かったかもしれません。
しかし何かありますね、彼女の音楽には。

気が置けない友人も多く来てくれて、楽しい一夜でした。
(写真提供はかちゃねえ様)

by sunrisek6 | 2007-11-30 02:25
2007年 11月 27日

上野・アリエス

今日はトリオでの演奏でした。
結果からご報告すれば、大変に興味深い演奏となりました。
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ジャズの即興演奏に、自分なりの解釈を確立できそうな予感がします。
決して難解ではなく、また誰かの模倣ではない。
これまでの新しい音列の獲得は、その音楽を作るための重要な部品だった訳です。

来月から数回、某国立大学で音楽科の非常勤講師をやることに決定しました。
卒業試験を控えた生徒さんは、数あるクラシック・サキソフォンのレパートリーの中で、最も難曲とされている曲を選択。
僕も必然的にこの曲を練習せねばなりません。
自分自身の大学4年の前期に、学内演奏会にこの曲を選びました。
30年近く前です。
あの頃できたことが、今は困難になっている部分があります。
それはジャズ的な吹奏法によりますが、タンギングの速度は確実に落ちている!
しかし音楽的な的確な解釈と、深い精神的な理解は当時とは比べることができません。

現在、練習のし過ぎで唇が切れています。
休み休みやるべきでしょう。

しかしこのことは、即興演奏の音楽の振興の幅、多岐にわたる可能性、また表現のための技術に大きく好影響を与えているようです。
この日の演奏には、このことが影響していたのです。

by sunrisek6 | 2007-11-27 19:10
2007年 11月 25日

草加・シュガーヒル

2年ほど毎月デュオで演奏しているシュガー・ヒルも誕生5周年。
左はオーナー、右は店長(オーナーのご令嬢)。
お客さんからのお祝いのケーキで記念撮影。
おめでとうございます!
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今日はオーナーズデイでした。
オーナーはドラマーで、毎月色んなミュージシャンとセッションを組みます。
今回は僕と西直樹が参加しました。
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演奏曲はすべてスタンダード。
しかし先日の目黒でのライブと同じように、西直樹とのセッションは毎回どこの行くのかわからない楽しさに溢れています。
この日も最初は流れを掴み辛かった観客の皆さんが、徐々に楽しめる場所を見つけ始める変化が、舞台から見ていると良くわかります。
オーナーも曲が進むにつれて、僕たちの演奏形態を理解し、バンドとして機能しました。
このようなセッションなら、いつもやりたいですね!

by sunrisek6 | 2007-11-25 10:24
2007年 11月 21日

目黒・パイオニア

目黒駅前にあるパイオニア本社ビル。
昔からこの会社にはお世話になっております。
今日はここでのパーティーです。
なんと社内にセンスの良いパブレストランがあります。
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2回まで吹き抜けになっていて、とても吹きやすい!

最初はパーティーなのでBGMみたいになるのかな?と考えていましたが、演奏を開始するとお客さんは設置されたテーブル席で熱心に聴いてくれます。
これは程度の高いジャズクラブ状態。
相方の西直樹も高次元の演奏を披露。
シュガー・ヒルでの自由な演奏と同じになりました。
最後は観客から掛け声もかかり、良い感じでステージが終了。

大事な友人である梅田さん、上野さん、またその秘書の方に、西直樹を加え、美味しいお酒を頂きました。
最近は非常識な目下の人間と飲んで非常に気分を壊したところなので、救われたような楽しさ。
あんなに大笑いしたのは久しぶりです。
皆さん、ありがとう!

by sunrisek6 | 2007-11-21 16:38
2007年 11月 17日

西船橋・フローラ

今日は各駅停車の旅。
南浦和から武蔵野線に乗り、埼玉の南から東へぐるっと回り千葉へ。

フローラというパーティー会場。
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たくさんのお客さんでした。
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トロンボーンの重鎮、原田靖さんバンドです。
トランペットにアルト、テナーサックス、トロンボーンの4管編成は豪華なサウンドでした。
このような場所で自分の音楽を観客の皆さんに理解してもらうことには、大変な興味があります。
楽しんで聴いていただき、感謝をしています。

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名アレンジャーで、ご自分のビッグバンドを率いておられる内堀勝氏とお会いしました。
演奏後の打ち上げ会場で随分と長く、音楽の話をしました。
つくづく思いますが、音楽に身を捧げている方は謙虚で深い智慧をお持ちです。
すごく参考になりました。
氏のご活躍をお祈りしたいと思います。

by sunrisek6 | 2007-11-17 23:22
2007年 11月 13日

銀座・スイングシティー

久々のスイングシティーは、久々の猪俣猛氏のバンド。
一時期氏のバンドでお世話になっていたことがあります。
現在の僕のバンドのレギュラーピアノである西直樹氏は、ここで知り合いました。

猪俣さんは日本ジャズ界で、最も早くモダンドラミングを極めた方です。
そういえば、渡辺貞夫さんの「デル・サッサー」の名演も猪俣さんのドラムでしたね。

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今日は通常では一時間を3回ステージのところを、一時間20分を2回。
カルテットでホーンは僕だけなので、たっぷりと演奏できました。

久々に共演した猪俣さんは、やはりパワフルです。
そのリズムやメロディーの合いの手を聴きながらの即興演奏は、至福の時と言えます。
それにしても、僕より20歳上でいらっしゃいますから、71歳?!
叩き過ぎで腱鞘炎になられたため、ステージの前半はお弟子さんにチャンスを。
しかし後半はハイテクニックが炸裂です。
「僕はきっちりやらなきゃ、気が済まないから」
僕はこの言葉を、ベテランのミュージシャンから聞くのが大好きです。

by sunrisek6 | 2007-11-13 11:14
2007年 11月 11日

新宿・パークハイアットホテル

月に一度ほど、この場所で演奏しています。
「ジャズはパーティー会場で演奏するイメージを持つべきだ」と言ったのはジャッキー・マクリーン。
少しその意味がわかります。
18世紀のヨーロッパの音楽家たちも、豪華な貴族の宴で演奏をしていたわけですね。
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今日はピアノの大澤香織さんをリーダーとするトリオと。
ドラムの今野大輔氏とベースの鈴木克人氏。
バンドのショータイムなどもあり、緊張したステージでした。

by sunrisek6 | 2007-11-11 23:00
2007年 11月 09日

澤田一範氏との共演

藤沢のBECKでした。
2週間前に演奏したばかりですが、今日は旧友であるアルト・サックスの澤田一範氏との共演です。
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思い出すと、彼とは27年前からのお付き合いです。
23歳の時にニュー・ブリードというビッグバンドに入団。
その時のリードアルトが澤田さん。
サックス・セクションは皆若くて、テレビの仕事の多いバンドであることにかかわらず、ジャズに燃えていました。
あの頃はライブハウスのみで演奏活動を行っている人たちに引け目を感じていました。
しかし地方出身者で家が裕福でない限り、アルバイトに多くの時間を削らなければなりません。
それが嫌だったんですね。
とにかく楽器を吹いていたかった。

そんな中で澤田さんからは、たくさんのことを吸収しました。
当時の有名なアルト吹きにはできなかったことが、彼にはできたのです。

僕たちに共通していることがあるとすれば、それ大きな遠回りをして現在があることでしょう。
若いころから認められることは決してありませんでした。

しかし少なくとも、こんなにも心に訴えかけてくるアルトは日本にいません。
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僕自身も、魂が清々しい秋空を無邪気に飛び回ったような演奏になりました。
澤田さんは近々新橋・サムデイでストリングスとの共演をやります。
興味のある方はどうぞ!

by sunrisek6 | 2007-11-09 11:38
2007年 11月 05日

楽器フェア2007

パシフィコ横浜の広大な展示ホールで行われた楽器フェア2007。

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中はこんな感じです。
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たくさんの種類の楽器、多くのメーカーやディーラーが出店。
見て回るだけでも楽しい。

カドソン中島楽器のブースです。
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黒を基調になかなかセンスが良い。
中島社長がこの色に決定されたそうです。

ここで四日間毎日演奏しました。
勝手が違うのは、殆ど反響音がないこと。
あまりにも会場が広いために、野外で演奏する状況に似ています。
だから前まで来ないと演奏していることに、お客さん方は気づきません。

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しかし聴いてくれた皆さんは、殆ど途中で去る人はいません。
最後まで聴いて戴けて感謝です。

15分という短い時間なのですが、吹きっぱなしはかなり疲れますね~。

二日目は楽器フェアを早めに切り上げて、佐藤達哉氏とのライブ。
新橋・サムデイです。

もとはといえば、彼がカドソンという楽器を紹介してくれました。
ここでも再三お話ししていますが、僕が昔非常に好んで愛用していたアメリカン・サックスの流れを感じました。
金属疲労していない、このようなタイプの楽器は半ばあきらめかけていただけに僕にとっては朗報だったのです。
もちろん佐藤氏もカドソンを使用。

想像していた以上に成功したライブになりました。
佐藤氏とは色んな意味で個性が異なっていることが、音楽に幅をもたらしてくれます。
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今までトランペットなどを入れて3人のフロントは経験しているのですが、二人だけのライブは初めてです。
色々と楽しい試みもしてみたのですが、二本のソプラノ・サックスでの演奏は特に興味深いものでした。
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アンコールもかかり、充実したライブは終了。
佐藤氏とともに横浜のホテルへと帰り、中華街で祝杯。

3日目は、楽器フェア終了後にスタッフの皆さん全員で懇親会です。
この会社の社員の皆さんは本当に紳士と淑女の集まりです。
仕事ぶりが清々しいのですね。
中島社長のお人柄でしょう。
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また今回の大きな楽しみは、台湾から訪日されたカドソンの社長夫妻とお会いすることでした。
国際的な考えを持つ、素晴らしい方々でした。
通訳の方の力を借りて、たくさんの話ができたことが嬉しい。
特に台湾と日本の歴史、また台湾の政治的な社会情勢を生の声で聴くことは貴重な体験でした。
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左から中島社長、僕、佐藤達哉、林(リン)さん、蔡(サイ)さん。
台湾での初めての友人が彼らであることを、非常に幸せに感じています。

かくして4日間の特殊な体験が終わりました。
この楽器フェアは隔年の開催。
ハードな毎日でしたが、次回も是非やりたいものです。

by sunrisek6 | 2007-11-05 13:09
2007年 11月 01日

銀座・スイング

今日は北村英治氏のバンドでした。
ほとんど全曲が北村さんのレパートリーで進められます。

つまり、僕にとって未知の曲だらけということになります。
事実、初めて演奏した曲、何となく聴いたことぐらいはある曲、また生まれて初めて聴いた曲が今日演奏したレパートリーの大半を占めました。

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これはソルフェージュの試験を受けてるような緊張の連続です。
この古いスタイルに特有の声部の細かな動きは追いつけません。
しかもバンドのスペシャルアレンジは何度か聴かねば演奏不能。

しかしそれでも楽しくステージが終了したのは、ミュージシャンのの技量と人柄。
大変感謝しております。

北村さんは78歳。
まだまだ進歩されています。
新しいフレーズにも果敢に挑戦、頭が下がります。

さて明日からは楽器フェア。
これも僕にとっては初めての経験です。
明日からは横浜に4泊、あさっての新橋・サムデイは横浜からの通勤。
帰宅後にまとめてアップいたします!

by sunrisek6 | 2007-11-01 02:21