藍色の研究

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2007年 12月 30日

六本木・サテンドール

六本木のサテンドールでは今日も3ホーンのスペシャルセッションでした。
いつもとメンバーが大幅に違います。
まずテナーサックスには人気投票1位の川島哲郎。
僕も彼は日本で最もサックスを自在に操る演奏家だと位置づけています。
トランペットは古くからの友人、松島啓之。
彼とはインドのジャズフェスにも一緒に行きました。
相変わらず暖かいサウンドで、久々の共演に心が和みました。
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ベースも久々の共演、井上陽介。
彼ほど音楽的で、且つ理知的。
その上に優しく人の心を包み込んでくれる音楽家も珍しい。
今夜も真に素晴らしいソロを堪能させてくれました。

ピアノとドラムは初対面の大ベテランの方々です。
実は少し緊張して、このセッションに臨みました。
ピアノの佐山雅弘さんは多くのことを考えて演奏されています。
日本の第一線で活躍されている理由がよくわかります。

ドラムの村上寛さんは、僕が初めて購入した渡辺貞夫さんのアルバムに参加されていました。
今回はあまり演奏前にお話をしないようにして、演奏を開始しました。
この緊張感を、楽屋で喋ることで妙に失うのが勿体なかったからです。
演奏後、村上さんの本当に優しく、純粋な気持ちに触れて幸せでした。

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今年最後のステージは満員のお客さんで、日本のジャズ界に希望を感じる結果で終えました。
しかし個人的に、良い演奏にはなっていません。
素晴らしい、そして個性的な方々との共演は大変に刺激的ですが、自分の包み隠さない本当の声を見失いがちです。
まだまだですね。
これからも理想に向かって精進するだけです。
その意味で今日の音楽家の皆さんに、大きな感謝をしたいと思います。

本年も応援してくださった多くの方々、おかげさまで本当に支えられました。
ありがとうございます!

by sunrisek6 | 2007-12-30 18:41
2007年 12月 26日

今年最後のリハーサル

#&♭のリハーサルが行われました。
年明け早々の1月2日、軽井沢「大賀ホール」で行われるコンサートのためのリハーサルでした。
場所はライブ会場として演奏することの多い、赤坂「ビーフラット」。
いつもは麻布十番の「つづきスタジオ」を使います。
今日はついに間違えて「つづきスタジオ」へ行ってしまいました。
一台も車が止まっていないし、変だな~?
あっ、練習場をまちがえた~!

麻布から2本地下鉄を乗り換えて赤坂へ。
多少遅刻でしたが、今日に限って珍しくスタートが遅れ、リーダーの原さんには気づかれずセーフ。

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当日は伊東ゆかりさんとティファニーさんがゲストヴォーカルで入ります。
いつものラインナップより、もっと分かりやすい古典的なジャズナンバーで皆さんに楽しんでいただこうという趣向です。
ニューイヤー・コンサートはこのほうがよろしいようですね。

by sunrisek6 | 2007-12-26 18:27
2007年 12月 25日

クリスマス

年々減ってきているクリスマスの仕事ですが、今年は新宿パークハイアットで二日間の仕事です。
二日目は朝から集合。
昔、クリスマス・イブに自分のバンドで3時間の遅刻をしたことがあります。
原因は信じられないほどの渋滞。
そのために今回は早めに出発。
ところが都内はガラガラで、一時間以上も早く到着してしまいました。
社員用のカフェテラスでしばしの休息。
天気も良かったために眺望は最高です。
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新宿の南に位置する43階から甲州街道を東方向へ望みます。
風があり比較的空気もきれいだったので、遠くまで見渡せます。
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東京都庁と新宿公園。
この近くから数日前に新しい高速道路が開通しました。
個人的には、もう道路は要らないような気もしますが。

今日は気心の知れたメンバーで、いつものように演奏することができました。
このリラックスした感じが嬉しい。
しかし帰りの渋滞は閉口します。
やはり道路は要るのでしょうか?

by sunrisek6 | 2007-12-25 13:08
2007年 12月 21日

代官山ASO

原信夫とシャープス&フラッツのディナーショウでした。
会場は代官山にあるイタリアン・レストランテ「ASO」。
最近ミシュランで二つ星になったとかで、お店もノッています。
僕たちメンバーにも料理が振舞われました。
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フォアグラや帆立のクリーム和え、スモークサーモン、白子のシチューなどが前菜。
赤ワインと白ワインでいただきました。
このあとカラスミのパスタ。
デザートはブラックベリー、ブルーベリー、ラズベリー、それにイチゴ。
統一感がありますね。

肝心の演奏も100人ほどのお客さんの前で、冷静に音楽を奏でたように感じます。

原さんいわく「今宵は僕のバンドがメインディッシュの前座です!」とおっしゃいました。
しかしアルコールが入る前に、しっかり演奏を聴いてもらうという目論みは成功。
確かにおいしい料理をたくさん食べてアルコールが入れば、たまにリラックスを通り過ぎることはありますよね。
さすがな演出でした。
このバンドは26日にもリハーサルを行います。
最後まで容赦ありません。
けど、そこが好きかも?

by sunrisek6 | 2007-12-21 18:00
2007年 12月 20日

草加・シュガーヒル

僕は一年括ることを強く意識はしていません。
つまり今年最後の〇〇〇とか、今年初の〇〇〇とか。
さあ、今年からは心機一転!なんていう決意が何度も挫折したからなのかもしれません。
暦の上では今年最後のシュガーヒル。
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ここのところ普段は観ないDVDを鑑賞しました。
ショスタコーヴィッチのドキュメント、これはまさしく彼の本質をとらえています。
あの恐怖の時代に彼の名作は次々と創作されていたのですね。

それからオペラを2本。
プッチーニの「マノン・レスコー」とマスネーの「ウェルテル」。
僕は恥ずかしながら全編を通してオペラを観たのは初めてです。
もちろんですが素晴らしい!
これは真の総合芸術といえるのでしょう。

そんなこんなで今日の演奏は最初から膨らみました。
また相方の西直樹も、その方向性を大きく助けてくれます。

前述したように意識と無意識のことに、大きな興味を持っています。
これは自分の正直な音楽的表現を正確に表すことに非常に有効です。
ともすれば、単なる憧れや、現実に背を向ける(音楽的に)仲間で特異な環境を作ることになりがちです。

個人的には今の方が音楽的に幸せです。
それはまた毎日の生活にも繋がります。
だから今年と来年の区切りは、今の僕にとってあまり重要なことではないのでしょうね。

by sunrisek6 | 2007-12-20 12:04
2007年 12月 15日

直江津

朝から上越新幹線で越後湯沢へ、そこで「ほくほく線」という第三セクターに乗り換えて直江津駅に到着。
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湯沢は雪でしたが、日本海に面した直江津は雨でした。
しかし関東とは寒さが違います。

今日は、ここ直江津にある上越教育大学にきました。

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教育大ですから、芸術関係の学科もあります。
音楽科の管楽器の学生は3人、皆さんサキソフォン専攻です。
もちろんクラシックを学んでいるわけで、僕はこのレッスンをするために随分長い時間を練習と研究にあててきました。
昔なら、ジャズ専門の僕はこの依頼を受けなかったことでしょう。
ところが現在はヨーロッパの伝統音楽から発展してきた流れに、大きな興味と自分の音楽や実際の演奏の可能性を垣間見ています。

3人の生徒さんは皆素晴らしく、僕は音楽を教える(伝える)ということに新たな感覚を持ちました。
ジャズのレッスンではできない、何かがそこにはあったようです。
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往復5時間強、レッスン時間は6時間のスケジュールでしたが、充実した時間は疲れを感じることもなく過ぎて行きました。

音楽科の平野先生(写真右端)には大変お世話になりました。
氏の音楽全般に関する深い知識と経験に感心しました。
また超難曲のイベールの協奏曲の伴奏を素晴らしく演奏された、ピアニストの上野裕子さん(写真左)にも感謝いたします。

この学校へ誘ってくれたのは陶芸家で、上越大学の美術家の教授である高石次郎氏。
レッスン後、高石氏とはたくさんの美術、音楽論で楽しみました。
詳しくは次の機会に!

by sunrisek6 | 2007-12-15 13:27
2007年 12月 14日

ハッピーサックス・コンサート2007

小串俊寿(としひさ)氏による演奏会に行ってきました。
銀座中央会館、現在はブロッサムという名前が付いています。
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氏は僕の芸大時代の二級後輩にあたります。
僕は先輩らしいことはやったことがなく、彼からお世話になったことの方が記憶に鮮明です。
久々のクラシックの演奏会、しかもサキソフォンのものは久々です。
レパートリーは純然たるクラシックではなかったのですが、素晴らしい演奏でした。
小串氏のサキソフォンから出る音は、真に魅力的です。
僕もおおいに見習おうと感じました。
また音程の取り方、歌い方、共に見事な技を見せてもらいました。
ジャズにおいても、このような正確な演奏は僕の憧れるところです。
至福のひと時を過ごさせてくれた小串氏に感謝いたします。

また客演された先輩の武藤賢一郎氏は、卓越した音楽観を披露してくださいました。
氏のダブルタンギングには舌を巻きました。
僕は舌を巻いても、ダブルタンギングはできませんが・・・・。

by sunrisek6 | 2007-12-14 00:41
2007年 12月 13日

銀座・スイング

北村英治セクステット、銀座スイングでした。
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今日は2回目のセッションだったのですが、まだまだリフその他を覚えるにはいたっていません。
来年の1月早々にも、このセッションがあります。
基本的に楽譜はありませんから、記憶が頼りです。

それにしても、北村さんは前向きな方です。
フレーズも進化しています。
古い曲は抒情的に歌い上げ、新しい曲はその和声進行から新たな旋律を引き出します。
理想的です、こうあるべきでしょう。

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テナーの右近茂は、このバンドに華を添えます。
彼のリードは、何度も僕を助けてくれました。

しかし今日は直観に基づく演奏はできません。
そんなことをしたら、現在何を吹くべきか見失ってしまいます。
当たり前のようにリフが吹けるようになるまで待ちましょう。

by sunrisek6 | 2007-12-13 11:39
2007年 12月 12日

新橋・サムデイ

10数年前にユングの「心理学的類型」という著作を読みました。
ユングはスイスの心理学者で、フロイト、アドラーと共に近代心理学の基礎を作った人です。
僕は毎日のように、自分の見た夢を覚えています。
このことから「夢による心理分析」ということに大きな興味を持ちました。
しかし専門書は、僕の読解力では睡眠導入効果のほうが大きかったような・・・。
最近、河合隼雄氏のユング研究書を読み、数々の疑問が融解してきました。
河合氏は、真に偉大な学者です。
なぜこんな本に抗しがたい魅力を感じるか?
それは音楽、いや芸術一般も人間の心理によるところが大きいためです。

さてこの「心理学的類型」ですが、タイプ論とも呼ばれます。
まだまだ勉強中なので、細かい説明は避ける方が賢明でしょう。
誤った素人考えは、いい加減な音楽理論よりも人に危害を及ぼしますから。

今日の演奏では、僕にとって劣勢な意識であろうと考えられる「直観」にカーソルを合わせてみました。
今までもこのような試みは数多くやってきたのですが、心理学的に自分の心の分析をしながら心的世界に旅立ったのは初めてのことで、これはなかなか楽しい経験でした。
行きすぎると合奏能力に著しい不備が発生するので、現実的な自分の存在を意識することを忘れてはいけませんが。

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今日のバンドは高瀬龍一セクステット。
左がリーダーの高瀬氏です。
そうやってステージ上で皆の演奏を聴いていると、いつもより数段楽しめます。
高瀬氏のトランペットのそのもの音が、何か非常に心地よい。
音楽はその上で成り立ちえるものなのでしょうね。
僕にとって得るところの多いライブでした。

by sunrisek6 | 2007-12-12 11:56
2007年 12月 10日

川崎市立犬蔵中学

犬蔵中学でのコンサートは5回目になります。
去年はお休みしましたが、ほぼ毎年続いています。

音楽の成舞和子先生が、連絡や構成などを考えてくださいます。
また、このコンサートは父兄の皆さんを対象としたものです。
お母様方には、楽屋でいろいろとお世話になりました。

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一時間強のステージですから、いつものコンサートのダイジェスト版です。
それぞれの楽器の役割なども説明しながら、演奏を進めました。
TAKE FIVEでは、5拍子の場合の手拍子を練習してみたりしたため、いつもより打ち解けた感じのステージになったようです。

もちろん、吹奏楽部の皆さんんもしっかり鑑賞。
去年は成舞先生の指導の甲斐もあって、東関東大会まで駒を進めることができたそうです。
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皆、元気ですね~。
けど礼儀正しくて感心しました。
また来年もここで演奏したいです。

後列の青い服の人はうちのメンバーです、合成写真や心霊写真ではありません。

by sunrisek6 | 2007-12-10 16:34