藍色の研究

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2008年 01月 31日

上越教育大学

ここ新潟県は完全に雪化粧。
関東とのあまりの違いに驚きます。
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これで家から2時間弱の距離です。
新幹線で越後湯沢まで小一時間、ほくほく線に乗り換えて小一時間。

上越教育大学の音楽群、サキソフォン専攻の生徒のレッスンです。
特に3年生二人は卒業演奏会を控え、ピアノとの音合わせに余念がありません。
今回は大学内にある立派なホールを使用して舞台稽古です。

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二人とも完全に暗譜。
来月3日の本番が期待できます。
もちろん僕も卒業演奏会を聴きに行く予定です。
個人的に、非常に楽しみ!

同大学の美術群の教授で著名な陶芸家、高石次郎氏。
僕の高校時代の友人でもあります。

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今回は氏の豪邸に(本人がそう言っております・・)泊めていただき、たくさんの芸術に関する尽きることのない話を楽しみました。
僕にとって、このような時間は貴重です。
新たな思考に頷き、また自論に対する感想を聴く。
特に造形美術に門外漢の僕は、氏の話に大きな興味を持ちます。

高石氏は春に銀座で個展を開きます。
また新たな作品群が紹介されることでしょう。
このブログにおいてもご案内いたします。
陶芸とは言っても、氏の作品はその枠にこだわらない自由な作風。
楽しいですよ!

by sunrisek6 | 2008-01-31 12:29 | クリニック・レッスン
2008年 01月 27日

鶴見・スランジバー

初めて来るお店です。
ここスランジバーはJRと京急鶴見駅のすぐそばにあります。
普段はショットバー。
こんな店が近くにあれば嬉しい、と思えるほどのバーらしいバーです。

今日は金井英人氏のグループ。
氏は日本のフリージャズ界を切り拓いた屈指の存在です。

スタンダードを演奏していても、一味違います。
僕の所見では、氏は直観で音楽の存在を把握する力に長けています。
10年以上も前に共演していたときには、その辺りが良く理解できませんでした。
しかし現在の僕は論理的な、あるいは経験則的な要因を経ずに、直接的に結論へと達してしまう氏のような音楽的方法に、理解と憧憬を持っています。
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最初はバンドサウンドとして聴こえてくる音響や、その音楽に戸惑いがあったことは否めません。
しかし、ほどなく解決。
本質に向かうことができました。

あまり広くはない店内ですが、熱心な観客の皆さんでいっぱい。
多少、酸欠状態になるほど。
本当に楽しんで頂けたようで、僕も達成感を味わいました。

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昨日の原田さんと金井さんは同い年。
この人生には頭が下がります。
これからも沢山共演できることを願っています。

by sunrisek6 | 2008-01-27 13:07 | ライブ
2008年 01月 26日

浅草HUB

こんな感じの店が、もっと増えることを望みたくなる浅草ハブ。
マイク無しで十分に音楽を楽しめる広さ(キャパ100人程)、一階にあり、また近辺の防音のために必要以上に響かない設計にはなっていない。
天井が高く、その分音の響きに余裕がある。

料理は豊富で値段は手頃。
いつも、ほぼ満席。
また観客は、リラックスしてこちらに耳を傾けてくれる。
大人の空間。

浅草ですね、浅草。
東京の、良き時代がそこにあります。
新宿化した六本木や、暗澹と無国籍化した新宿とは違います。

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今日は原田イサムクインテット。
リーダーの原田さんは相変わらずお元気です。
ロングソロもものともしない。
これで昭和4年のお生まれです!?

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右近茂とのツーフロントは、いつも楽しい。
彼のソロには、正直な言葉がちりばめられいます。
だからまわりも自然に演奏しやすいのですね。

ピアノの小谷教夫氏は、特筆すべき独自の特徴をお持ちです。
最近、初リーダーアルバムをリリース、ますます勢いに乗っているようです。
氏は「誰かのフレーズ」という部分が極端に少ないのです。
それでいて独善的な難解さには至っていない。
これは僕の目指すところでもあります。

by sunrisek6 | 2008-01-26 11:37 | ライブ
2008年 01月 25日

即興演奏の誌上レッスン

雑誌「ザ・サックス」にアドリブソロに関しての、僕の連載が始まります。
今回の号は、この予告編が掲載されています。

そもそも口頭でさえ、音楽を伝えることは困難な作業です。
これを文字で伝えるのは、正直言って不安です。
しかし文章にすることで、なにがしか明確な定義を提言することも可能です。

第一回はすでに脱稿し終え、編集部の校正待ちです。
詳しくは説明できませんが、第一回は「AUTUMN LEAVES」を題材にメロディーの自然な姿に言及しています。

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前六回の連載予定です。
興味がおありの方は、是非どうぞ。

by sunrisek6 | 2008-01-25 14:57 | 取材
2008年 01月 24日

藤沢・ベック

今日は寒い一日で、東京でも雪が降りました。
午後には霙に変わったものの、寒さは緩みません。
そんな中、藤沢のベックでは今日も若手との演奏を楽しみました。
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アルトの福本さんの演奏は、形に囚われない自由な発想力を感じます。
また小林君のベースには進化が見られましたし、ドラムの田村君は繊細なスネアでのスティックコントロールを聴かせてくれました。
ピアノの金子さんは、過去の偉人たちの語法をまんべんなく自分のソロに貼り付けることに成功していました。
今日は自分の意識の裏を、垣間見る方法の入り口に立ったような感じです。
まだ入り口ですが、多分この扉を開ければ何かがあるのでしょう。
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by sunrisek6 | 2008-01-24 10:57
2008年 01月 17日

草加・シュガーヒル

前にも書きましたが、スイスの心理学者であるC.G.ユングの著作を大変に興味深く読んでいます。
自分の心の機能を、そのほんの一端でも覗くことは怖いことでもありますが、僕たち音楽家には避けて通れない部分かもしれません。

このブログ上で詳しく論ずることは避けたいのですが、人間の心理的態度には外向的、内向的の二つの異なった型があります。

まず自分の音楽を通して表現する欲求が、何によって力を得ているかを明確にする必要があるでしょう。

次に、ユングは「思考」、「感情」、「感覚」、「直観」という四つの心理機能があると唱えています。
この四つの類型は血液型のように、はっきりと分類できるものではありません。
人間の心理はそんなに単純なものではないのです。

ぼくは「感覚」という心理機能を中心に音楽を作っているようです。
最も不足がちなものが「直観」。
少しずつですが、この直観機能を使用できるようになりつつあります。

今日のシュガーヒルの演奏では、西直樹のピアノの演奏にも支えられて、具体化しつつあります。

音楽を愛するお客さんがたが多く来てくれました。

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実は身体的に軽い不具合があったのですが、皆さんに支えられて心から楽しい演奏ができました。
感謝いたします。

by sunrisek6 | 2008-01-17 12:35
2008年 01月 14日

前橋市民文化ホール

市立前橋高校の吹奏楽団定期演奏会の本番でした。
1.200人収容の前橋市民文化ホールが、ほぼ満杯です。
しかも前日と続けて二日間の集客ですから人気のほどが察せられます。

僕は2部の最初に3曲演奏しました。
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クラシック用のマウスピースと硬めのリードに替えて、「ラテン・フェスタ」を演奏。
弦楽器のようなうねりのある音が欲しかったためです。

学生の皆さんは非常にレベルが高く、素晴らしい演奏です。
協奏曲形式で書かれた作品なので、もちろんマイクロフォン無し。
日ごろ味わうことがない特殊な緊張感を満喫できました。

2曲目はジョン・レノンの「イマジン」。
これはいつものセッティングで即興的に吹きました。

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現在愛用している楽器は、アコースティック的にも信頼できることが実証できて嬉しく思いました。

その後の学生の演奏は圧巻でした。
劇仕立てで「E.T.」を上演。
楽器の音は美しいし、演技もなかなかのもの。
音楽と演劇の統合は、昔から行われてきた表現手段です。
プロもうかうかしてはいられませんね。

最後まで鑑賞させていただき、大変に感心しました。
高校生の吹奏楽団も、僕らの時代とは隔世の感があります。

by sunrisek6 | 2008-01-14 21:36
2008年 01月 13日

日比谷公会堂

シャープス&フラッツと東京キューバンボーイズのジョイントコンサートでした。
今回も席は完売。
このコンサートの人気がうかがえます。
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2月には、新潟文化会館で三日間連続のコンサートを行います。
お近くの方はどうぞいらしてください!

終了後は、シャープの新年会。
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今年11月の東京文化会館を皮切りに、全国的なツアーを始めます。
リーダーの原さんの強い決意がうかがえます。

by sunrisek6 | 2008-01-13 10:38
2008年 01月 13日

直江津

前日は高崎に宿泊して、今日は新潟県の直江津へ。
直江津市と高田市は合併して上越市になりました。
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上越教育大学の二回目のサックスレッスンです。
卒業演奏会を控えた二人の4年生と、3年生が一人。
皆さん音楽的に多くの才能を感じます。

前回に比べて上達していました。
難局、イベールの「室内小協奏曲」に挑む4年生は、非常に困難な主題のリズム感の表現に成功し、僕も自分のことのように嬉しく思いました。
もう一人の学生は「グリンカの主題による変奏曲」、リムスキー・コルサコフの作品です。
レシタティーボやカデンツァが多いこの曲を、素晴らしくまとめていました。

あと一回のレッスンでも、彼女たちがどこまで到達するのか楽しみです。

by sunrisek6 | 2008-01-13 10:36
2008年 01月 13日

市立前橋高校

群馬県前橋市にある市立前橋高校に行ってきました。
今月13日の同行吹奏楽部定期演奏会にゲスト出演します。
今回はそのリハーサルです。

曲目は「ラテン・フェスタ」。
マカレナ、エル・チョクロ、エル・クンバン・チェロのメドレーなのですが、かなりクラシカルな編曲になっています。
そのためにいつもとは全く勝手が違うために、たくさんの練習時間が必要でした。

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学生の皆さんは総勢70名。
かなりレベルが高く、群馬県では最優秀校らしいです。
若い皆さんの真剣なまなざしに支えられて、リハーサルは上手く行きました。
緊張しますが、本番が楽しみです。

by sunrisek6 | 2008-01-13 10:17