藍色の研究

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2008年 02月 29日

新潟ツアー

新潟県民会館大ホールが三日間満席。
シャープス&フラッツと東京キューバン・ボーイズのコンサート。
シャープ・キューバンと言われた伝説的なステージの再現です。
ジャズとラテンの草分け的両バンドの共演は、多くの聴衆に受け入れられました。
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人数が多いのでリハーサルも大変です。
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本番の写真をアップできないのが残念ですが、壮観です!

新潟市は毎日のように雪が降りました。
昼間は晴れるのですが、夜になると吹雪いたりします。
しかし落ち着いた美しい街ですね。
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ところでキューバンにも、古くからの仲間がたくさんいます。
30年近く前からの知り合いも多い。
皆、元気で吹いています。
ステージ上で彼らの素晴らしいアンサンブルを聴いていると、胸が熱くなります。
僕たちは、それぞれ携わる音楽の方向は違っていようとも皆、大事な仲間です。

二つのバンド合同の打ち上げが行われたのですが、これも写真を撮り忘れ。
というのが「越乃寒梅」が振舞われたために、飲むのに忙しかったのです。

終了後に二次会。
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名バリトン奏者の森川信幸さんらと。
日頃なかなか聞けない話、できない話をたっぷり。
30や40の年齢差なんて関係ありません。
こんなバンドは、めっきり少なくなりましたね~。

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ホテルの部屋から臨む新潟市内。
遠くには日本海も見えます。

新潟にはまた訪れたいし、良いステージの後に楽しい話と共に仲間と杯を傾けたいものです。

by sunrisek6 | 2008-02-29 12:54 | ツアー
2008年 02月 21日

草加・シュガーヒル

前回は足の故障により座って吹いていましたが、今回はご覧の通りいつものフォームです。
ご心配をお掛けいたしました。
お見舞いの言葉を多くの方からかけていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

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今日も西直樹とのデュオは自由な、そして緻密な彼のピアノに支えられ、意味深い時間を過ごすことができました。

ふと思ったのですが、ヨーロッパのクラシック音楽の総合芸術として「オペラ」があるのは、音楽のその意味するところが明確だからという理由に他ならないのではないか、ということ。

すべての音を、色や形、あるいは喜怒哀楽を伴った物語にできれば、何と素晴らしいことでしょう。

それは計算してやるべきものではないかもしれませんが、音楽には音楽以外の要素が不可欠だと感じます。

by sunrisek6 | 2008-02-21 10:36 | ライブ
2008年 02月 17日

綾戸智恵リサイタル

NHKホールでの、綾戸智恵さんのリサイタルでした。
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相変わらずの調子で、テンポ良く進行。
歌も魅力的ですが、しゃべりも一流。
これに比べれば、ライブハウスでよく聞かれる楽屋受けのギャグなどは幼稚園児と大学生ほどの差がありますね。

この模様は3月22日(土)NHK-BS2、23:00~よりオンエアされます。

by sunrisek6 | 2008-02-17 21:43 | コンサート
2008年 02月 16日

新橋・サムデイ

高瀬龍一セクステットでのライブ、新橋サムデイでした。
レパートリーにこそ変化は無いものの、内容には進歩を感じます。

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リーダーの高瀬龍一のトランペットは、最近とみに暖かい音色へと変化しています。
彼の正直な音楽性に上手く混合されて、共演していて気持ちが良い。

今回はフリューゲル・ホルンも持ちかえてアンサンブルに新しい色を寄与しました。
いつも手慣れた「マイルス・トーンズ」も違った雰囲気に。

そのことも手伝ってか、僕は今までと全体的に異なった方向からの即興演奏ができたように思えます。
色んな場所に行き、たくさんの人々話し、自然を眺めることは何らかの形で、その表現する物や方法に大きく影響するものなのでしょう。
もちろん練習不足は、負の要因です。

ところで新橋サムデイは移転します。
今度は新宿、厚生年金会館の向かい側あたりです。

新橋サムデイにはお世話になりました。
特にたくさんの思い出が、この空間にはあります。
大きな、何にも変えがたい貴重な経験を与えてくれたことを感謝します。

by sunrisek6 | 2008-02-16 12:46 | ライブ
2008年 02月 14日

宮崎へ

連日寒い日が続いておりますが、南国宮崎に行ってきました。
#&♭のコンサートで、小林市民会館。
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飛行機で鹿児島空港へ。
高速道路の関係で、小林市は鹿児島空港の方が便利です。

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途中に霧島高原が見えます。

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小林市民会館です。
お客さんの入りはまあまあでしたが、いつものように観客の皆さんは大喜び。
熱烈なアンコールもかかり、コンサートは成功!

終了後は親戚の家に行きました。

ここ宮崎県日向市には、たくさんの親戚がいます。
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「血は水より濃い」とは良くいったものです。

翌日は、日向のいろんな所へ連れて行ってもらいました。
まず、牧水記念館のそばの温泉。
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歌人、若山牧水はこの東郷町の生まれです。


海の方へ足をのばすと、自然の造った美しい景色が広がります。
まず「クルスの海」。

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ネーミングは別として、本当に十字架の形の入江です。
非常に不思議な眺望でした。

次は「馬ヶ背」。
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写真では分かりにくいのですが、数百メートルの断崖です。
また浸食と隆起により、このような奇岩が生まれました。
真下を覗くと、吸い込まれそうな景色です。

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帰りの飛行機からは、綺麗に富士山が見えました。
久々に自然に囲まれ、ドライブ、温泉、おいしいお酒(ほんとはダメ)を楽しみました。
ありがたい限りです。
皆さんとの再会を楽しみにしています!

by sunrisek6 | 2008-02-14 15:35 | ツアー
2008年 02月 04日

リハーサル

原信夫と#&♭のリハーサル。
いつもの麻布十番にある「つづきスタジオ」です。

今回は今週末、宮崎県小林市で行われるコンサートの練習。
単独公演なので、たくさんのレパートリを再チェックしました。

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練習前にリーダーの原さんから話。
僕なりに要約。

「最近のビッグバンドは、テクニックやアレンジともに大きな進化をしている。
が、しかしアメリカのバンドでさえもジャズ的な歌い方が希薄になってきている。
音量の大きさやアンサンブルの妙だけでは、ジャズの精髄は聴衆に伝わらない。
#&♭は、これからもジャズの原点であるブルース・フィーリングとスイングを、その中心に据え、旋律の歌い上げをバンドの信条とする。」

55年間、自分のビッグバンドを存続させた、81歳の現役演奏家の言葉ゆえに許される意見でしょう。
宮崎のジャズファンの方々、どうぞお楽しみに!

by sunrisek6 | 2008-02-04 23:53 | リハーサル
2008年 02月 03日

卒業演奏会

上越教育大学の芸術系音楽の卒業演奏会が行われました。

途中からの臨時講師として三人のサキソフォーン科の生徒を指導してきましたが、4年生二人が
この演奏会で4年間の努力を披露しました。

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伊藤希恵さんはリムスキー・コルサコフ作曲「グリンカの主題による変奏曲」。
太く滑らかな音で、オペラのように物語性の高い作品を歌いあげました。
ともすればセンチメンタルに堕してしまう旋律を、芸術的に解釈した技量には感心しました。


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もう一人の生徒である柄澤友里さんは、クラシック・サキソフォーンのレパートリー中でも、最も難曲といわれるジャック・イベール作曲「アルト・サキソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲」を演奏。
イベールの音楽を観客に真正面から届けていた気持ちが素晴らしい。
もちろん高い音楽性と、長い時間の鍛練による技巧があってのことです。

また困難なピアノパートを完璧にまとめあげた上野裕子先生の伴奏も、この作品の成功に大きく寄与していました。


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是非これからもサキソフォーンに携わり、この楽器の正しい啓蒙と自身の音楽の完成に向かっていただきたいと思います。

このレッスンは僕にとっても、音楽の新たな側面を見出すことに関して非常に有意義でした。
お世話になった芸術系の先生方に感謝いたします。

また来年度も、何らかのかたちで上越教育大学に係るかもしれません。
これは僕にとっても、大きな楽しみでもあります。

by sunrisek6 | 2008-02-03 22:49 | クリニック・レッスン