藍色の研究

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2008年 04月 25日

草加・シュガーヒル

西直樹とのデュオ、この草加・シュガーヒルのセッションは現在僕の音楽の再確認の場となっています。
多くは西直樹の、その引出しの広い豊かな音楽性と知識、また即興演奏の潔い的確な反応に支えられていると思われます。
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とにかく一緒に演奏していると、色んなアイディアが浮かびます。
また二人なのでテンポの変更まで自由です。
お客さんがたも楽しんで頂けたようで、これこそ音楽を続ける原動力ともなっています。
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このシュガーヒルのデュオ、5月は14日(水)に演奏です。
お運びを待っております!

by sunrisek6 | 2008-04-25 10:52 | ライブ
2008年 04月 25日

藤沢・BECK

今日の藤沢のベックは、アルトの巨匠、澤田一範とのツーアルト。
同じ楽器というのは、楽しさもありますが完全に比較されることもあって気が抜けません。
相変わらず、音楽の本質をついた澤田氏の演奏。
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フレーズの歌い方が非常に正直で、人の心に迫る力強さがあります。
このことは、最も忘れてはならないことでしょう。
澤田氏とは30年近くの付き合いになりますが、何らかの形でアンサンブルを組むことが夢です。
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田村博氏。
この方も圧倒的な説得力と、深い音楽性、また加えて創造性を持った方です。
この日の演奏も、その素晴らしさに舌を巻く瞬間がいくつもありました。

ベースの小林航太郎君、ドラムの海野君も水準を上回る演奏。
セッションでしたが、完成度の高いステージとなり遠いところまで出かけて行った甲斐がありました。

by sunrisek6 | 2008-04-25 10:39 | ライブ
2008年 04月 24日

第12回書友展 銀座大黒屋ギャラリー その2

ひき続き、谷山忠男氏の作品を紹介します。

        


        「強い台風がやってくる。覚悟して待つ。あの青空を知っているから」
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これは谷山氏の創作の詩です。
このカエルは、氏の庭に住み着いているそうで、なんと谷山氏に慣れているそうです。
書もさることながら、絵も素晴らしい。



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理屈なしに楽しめる作品です。
まるで、笑いながら踊っているように見えませんか?





「ゆっくりいきます ゆきさきはわかっていますからゆっくりいきます この風のそのまたあとの風にふかれて」
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これは僕がもっとも感動した作品です。
ついつい世間の評価や、形のある成功を渇望するのが人間。
しかし、ゆきさきは「死」です。
悲観的に考えるのではなく、だからこ瑣末事に捉われるのは利口ではない、という教えです。
成功は風によって後押しされるのですが、さらにその次の風まで待つ。
それは神の風、人間の作為的な風ではないということです。
ここのところの気持ちの乱れが、諭され、救われた気持になりました。

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昭和5年生まれの谷山氏は、ますます意気盛ん。
非常にカッコイイ。

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一緒に観賞した、バリトンサックスの森川信幸氏と片岡雄三氏。
皆で良いお酒を頂きました。

今週いっぱいまで銀座大黒屋(銀座4丁目交差点そば)で開催されています。
入場無料。
興味のある方は、是非お越しください。

by sunrisek6 | 2008-04-24 11:48 | 文化芸術
2008年 04月 24日

第13回 書友展・銀座大黒屋ギャラリー その1

シャープス&フラッツで長年リードトロンボーン、また重要なソリストとしてご活躍だった谷山忠男氏の展覧会です。
ここのところ三年続けておじゃましています。

氏は音楽のみならず、この書においても、また仏教的な人間の哲学的倫理観においても深い知識をお持ちです。
お話を聴いていると心が癒されます。

さてその作品の数々をご紹介します。

                     「生者必滅」
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世は無常にして生者も必ず滅びる、とあります。
今回の展覧会の作品群のテーマは、人生においての上手い生き方と言えるかもしれません。
どんなに栄えていても、いつかは必ず滅びる。
仏教の「無常」の教えです。



                     「日常無事」
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特別なことではなく、毎日の生活を変わりなく生きることが全ての基本である。
できるようで、できません。



                      「おまかせ」
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全てを大きな神の力におまかせして、自分の計らいをいれない。
この書は、非常にこのことを感じる作品で、谷山氏の構成力と技術も素晴らしい。



                      「ぬくもり」
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大自然の暖かさ。
この書も、本当にぬくもりを感じます。



                    「はじめてのいま」
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この素晴らしいネーミングのセンス!
これはチャーリー・パーカーの「NOW'S THE TIME」と同じ意味。
つまり、常に新鮮な今に生きているということです。

by sunrisek6 | 2008-04-24 11:17 | 文化芸術
2008年 04月 22日

サックス&ブラス

リットーミュージックから出版されている「サックス&ブラス」からの取材。
自宅の練習室に撮影機材を設営、狭いから大変です。
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カメラマンの土居さんは個人的にサックスをお吹きになっていただけあって、楽器にお詳しい。
クラフトンの小田桐さんは音楽全般に知識をお持ちです。
お二人の的確な質問により、インタビューはスムースに終了。
非常に上手な進行で助かります。
ご苦労様でした!
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今回の記事では、僕の楽器の写真を中心に、その楽器に対するコメントを掲載予定です。
興味のある方にお読み頂けると幸いです。

by sunrisek6 | 2008-04-22 15:57 | 取材
2008年 04月 21日

横浜・山崎氏宅

横浜市の鴨居という街にお住まいのジャズ愛好家、山崎氏。
氏は自宅をライブ会場にして、色んなジャズミュージシャンに演奏を依頼されています。
このような方がいらっしゃることは、僕たち演奏家にとっても地域の芸術を愛する方々にとっても素晴らしいことです。
とても感謝をしています。
個人的には3度目の演奏となりました。

ベテランドラマーの大隅寿男さんのトリオに、右近茂氏と僕が加わったクインテットの編成です。
ピアノの八木君もベースの金子健氏も快調な演奏。
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大隅さんのドラミングも的確で、これは長い経験と観客への愛情の表現でしょう。
僕も見習う部分があります。
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右近茂氏のテナーは、いつも安定しています。
氏は現在、新しいCDの録音をしているそうです。
僕のアルバムと同じ、スキップレコードからのリリースです。
素晴らしい作品になることと思っています。

ところで、アルト・サックスの音程のバランスに新しい観点を見つけました。
まだハッキリとは説明できないのですが、何かあるんです。
今回の演奏は、その状態でやってみました。
しかし、そのように演奏するとスタイルが10年ほど前に戻ったような感じです。
実はこれは不本意なことなので何とかしなきゃ、と考えています。

今現在、頭の中にある新しい旋律を構成させつつ、新たな音程の設定で演奏する・・・。
また長い練習が始まりそうです。
けど、気がついたからにはやらなければなりません。

by sunrisek6 | 2008-04-21 08:49 | コンサート
2008年 04月 15日

前橋・中島楽器

カドソンのサキソフォーンの楽器選定。
前橋の中島楽器へ行ってきました。
今回はソプラノが大量!

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まだまだあります。

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やはりカドソンのサキソフォンは安定しています。
また吹くまで解らないような、つまりゲージで計っても差がないような一本一本のキーの開きを、その場でリペアの方に調整してもらいながら選定していきます。

選定書にサインするということは、とても責任のあることです。
材質により好みはありますが、どの楽器もステージで自分自身が使用が可能かどうかを基準に考えています。
だから細かく要望を出すのですが、皆さんは手際良く確実に修正してくれます。

3時間半強で50本ほどの楽器を調整、選定。

終了後は、スタッフの皆さんで打ち上げです。
楽しい時を過ごせました。
僕は少し喋り過ぎたかもしれません~。
ちょっと恥ずかしい。


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中島楽器は新入社員が入り、3人増えました。
僕も使用している、ヴィンテージ・ラッカーがたくさん出ているそうです。
今度はソプラノもヴィンテージ・ラッカーが主力になるかもしれません。

あっ、携帯電話が見つかりました。
方々に連絡したところ、結局可能性としては最も低いと思っていた日比谷公会堂の楽屋に置き忘れ!
今朝は前橋から日比谷まで受け取りに行ってきました。

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もう少し注意深く生きなくては・・・・。

by sunrisek6 | 2008-04-15 14:30 | 楽器
2008年 04月 14日

日比谷公会堂

今日は日比谷公会堂でのコンサート。
毎年行われている、ビッグバンド・フェスティバル。
先日からビッグバンドが続きます。

原信夫とシャープス&フラッツは、必ず別会場で当日リハーサルを行います。
今日も2時間半、殆ど休みなしでのリハ。
本当に元気ですよね~、原さん。

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本番までの空き時間が4時間。
お茶の水に出かけました。

ここのところ歌に興味があり、まとめてCDを買いたくなったからです。
お茶の水はディスクユニオンのクラシック館が充実しています。
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オペラを中心に7枚購入。
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リハーサルで疲れていても、これらのCDを楽しむことを考えると、精神的にも回復!
単純です。

本番の直前、楽屋。
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今日のゲストはクラリネットの藤家虹二さん。
いつものようにシャープはトリ、快調な演奏でした!

しかし・・・。
帰宅すると携帯が無い・・・・・?
どなたかご存じありませんか・・・?
ありませんよね~。

by sunrisek6 | 2008-04-14 10:28 | コンサート
2008年 04月 09日

四日目・リーダーズバンド

四日間続いたビッグバンドのステージも、今日で一区切り。
リーダーズバンドの譜面にも慣れてきました。
今までで、最もリードアルトらしく演奏できたように思います。
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またテナーの吉田治のアレンジメントは、新曲の「NO SMOKIN'」で新しい能力を獲得したようです。
特にサックスソリは良く作り込まれていて、ジャズの基本的なリズム、ニュアンスを理解している彼の面目躍如たる作品となりました。

今回のアンサンブルは非常に落ち着いたサウンドで、アンサンブルの苦手なソリスト集団とは思えない完成度の高さになったようです。

多くの素晴らしいソリストの中で、特に力強い表現力を持った多田誠司氏。
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久しぶりの共演でしたが、良く歌う思い切りの良いフレーズと弾むようなリズム。硬質な中に甘さを隠した音色は魅力的です。
ステージ上で楽しませてもらいました。

この四日間は色んなことを考え、練習し、スタイルを超えた普遍的な音楽に精進しました。
僕の音楽にとって、確実にプラスになったようです。
機会を与えていただいた多くの方々に、また聴いていただいた方々に感謝いたします。

by sunrisek6 | 2008-04-09 11:44 | ライブ
2008年 04月 08日

三日目・小林正弘ワンナイトスタンド・ORCH

この企画も新宿・サムデイの、ビッグバンド・フェスティバルの企画です。

実はこのバンドを一番楽しみにしていました。
なぜなら、カウント・ベイシーのレパートリーのみを演奏するからです。

ビッグバンドには様々な形態があり、また時代によって進歩もしてきました。
僕は一人のサキソフォン奏者としてのみの視点で物を言っているのですが、最近のビッグバンドアレンジは吹いていて面白くありません。

難しい譜面を演奏しても、その充足感や音楽的な価値観を感じないからです。
ビッグバンドが全盛期を終了した時点で、その作編曲者の質も大きく下がったことは否めません。
エリントン、ベイシー以降のバディ・リッチ等の演奏には魅力を感じますが、金管楽器が主体となったジャズは、ジャズ本来の深い人間性を表すブルースの表現から外れ、ジェットコースター的なスリリングさを身上としているようにも感じます。

それとともに、ライブステージもテレビのバラエティーショーを見本としたような構成のものも多く見られるようになりました。
もちろん、それも良いのです。良いのですが、それが主流となることが寂しい。
子供達には分かりやすくとも、大人はどうすればよいのでしょう?

最近この国は若作りをして、大人になることを拒否している(恐怖している)オジサンとオバサンが増えています。

あっ、すみません!
一サックス吹きが、あまりにもおこがましい意見を口にしてしまいました~。

というわけで、今日の演奏をたっぷりと楽しんだわけです。

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昔と違って今はリズムやニュアンスの面で、ある程度明確に方向を見ることができるようになりました。
すべてのセクションの音、また彼らの考えている音楽的な深さ、その感情の動きも少し見えます。
大人数のアンサンブルの醍醐味ともいえるでしょう。

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サムデイのマスター、森氏。
今回も腹部を8㎝も切る手術をしたのにかかわらず、お店を取り仕切っています。
僕にとって、非常に重要な人の一人です。

by sunrisek6 | 2008-04-08 13:09 | ライブ