藍色の研究

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2008年 05月 31日

大宮・アコースティックハウス ジャム

大宮駅から徒歩6.7分ほどの場所にある「アコースティックハウス・ジャム」というライブハウス。
自宅からはもっとも近いお店ですが、3年ぶりの出演。

演奏してみると、その頃の自分の力を思い出します。
やはり3年の間には随分と変わったものだと思いました。

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今日はお店のセッティングしたピアノトリオとの共演です。
皆さん若手で、ピアノとベースは20代。
これから伸びていくことでしょう。
ベースは中堅のミュージシャンです。

このような初顔合わせでも、ジャズは演奏することが可能です。
これがこの音楽の良いところでもあり、また短所でもあります。

短所という理由は、何を以って的確な演奏と呼ぶべきかが明瞭ではない部分です。
ここではこの音しかない、という潔さが継続されれば音楽の存在する価値の重さとなり得るでしょう。

8月にも、このセッションをやる予定です。
大宮近辺の方、お運びをお待ちします。

by sunrisek6 | 2008-05-31 00:48 | ライブ
2008年 05月 29日

新宿・サムデイ

高瀬龍一セクステット、新宿・サムデイでした。

このバンドも結成して2年ほど経ちました。
今日は久々の新曲がありました。

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マイルス・ディヴィスの「SO WHAT」は、あの有名なイントロからのアレンジメント。
高瀬氏はは、「マイルスの演奏に忠実に従う、しかしコピーではない」と説明していました。

これは僕もわかります。
ジャズもクラシックと同様に、再現される価値のある作品が多くあります。
ソロの内容まで同じだとジャズの本質から大きく外れますが、想像的なソロが展開される限り過去の作品から新しいものを引き出すことは、ジャズにおいてこれまでも多くなされてきたことです。

この曲のイメージに合うテンポでの演奏は、僕自身にとっても新たな発見につながりました。

「PHILL NOT BILL」は、僕も初めて聴く曲です。
速めの3拍子で長尺の曲、しかもブリッジ部分は一小節字余りという複雑なフォームを持つ曲。

しかし全編を流れるのは、暖かい優しさです。
すごく気に入りました。

リーダーの高瀬氏の演奏も一段と音楽的に深いものとなり、また選曲にも彼の感性が光った一夜でした。
お客様方と楽しい音楽の時間を共有したステージでした。

by sunrisek6 | 2008-05-29 08:33 | ライブ
2008年 05月 28日

宮城県民会館

毎年のように#&♭を招聘してくださる、奥田建設。
この日も宮城県民会館は2千人ほどの観客の皆さんで、その大きな会場が満員となりました。

僕は職業柄、日本の殆どの都市を訪れています。
仙台は広島、札幌、博多と並び、僕が美しいと感じる街のひとつです。

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移動中のタクシーの中から1枚。
「杜の都」とは良く言ったもので、この青々とした並木が目を楽しませてくれます。

#&♭のコンサートは大盛会のうち終了。

しかしもうひとつ、このシリーズのコンサートはおまけがあります。
奥田社長は、地域の文化的教育にも御熱心です。
今回も、市内の二つの中学校と一つの高等学校の吹奏楽の生徒との共演を企画してくださいました。

演奏中の写真が無くて残念ですが、150人ぐらいの規模でのアンサンブルを3曲ほど披露。
大きな声援を受けました。

楽屋に来てくれた高校生のサキソフォンパートの生徒たちと記念撮影。

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皆さん3曲を完全に暗譜していて、いつもながら感心させられます。
また来年も、このコンサートは続くことでしょう。

by sunrisek6 | 2008-05-28 10:35 | コンサート
2008年 05月 25日

ジャズとラテン

シャープVSキューバンの「ジャズとラテン」のコンサートも回を重ねています。
もとは30年ほど前に全国縦断コンサートをして、大人気を博したコンサート。
最近、復活させたわけですが、人気は相変わらずです。

まず前日には恒例の厳しいリハーサル。
この日はドラムスが伝説的な海老沢さん。
リハーサルのみ付き合ってくださいましたが、メチャクチャ凄い!
足の痛みも吹っ飛ぶほど元気になりました。

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さて本番はめぐろパーシモンホール。
目黒区民キャンパスという、区民の憩いの場にあります。
綺麗で、音響も良いホール。

一部はキューバンの単独演奏。
ここから3枚は写真家の丸山尚之氏の手によるものです。
美しい写真をお楽しみください。(被写体は別・・・)

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ラテンだって、メロディーが重要です。
このバンドは強力なラテンのリズム陣に、心に沁みるメロディーの数々を演奏。
だからお客さま方も大満足です。

2部はシャープスの演奏。
数原晋、片岡雄三、佐藤達哉、西直樹などの看板ソリスト達が演奏に華を添えます。
僕は久々に「SUMMER TIME」でフューチャーされました。
楽器の調整は成功したようで、吹奏感が楽になりました。

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いよいよお楽しみの第3部。
二つのバンドがステージ狭しと並んで、これだけでも圧巻!

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ラテンビートとスイングビートが交互に演奏されるアレンジは、僕も客席で楽しみたいと思うほど。
特に「マラゲーニャ」の西直樹と平田フミトのピアノバトルは聴きごたえがあります。
大きな拍手が会場から聴こえていました。

終了後はもちろんアンコール。
年配のお客さま方がスタンディングオベーションをしてくれたのには驚きでした。

今日も大きなエネルギーを頂けたことを感謝したいと思います。

by sunrisek6 | 2008-05-25 00:24 | コンサート
2008年 05月 21日

前橋・中島楽器

かねてから考えていたアルト・サキソフォンのバランス調整に行ってきました。
今回はリペアルーム(修理所)におじゃまして、チューナーと超絶技巧系の練習曲を吹いたりしながらなの話し合い。

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なるべくアンブシュアを崩さずに、全てのピッチが正しく演奏できるようにという法外な要求を続けました。
信頼関係があるからこそ、できる冒険とも言えるかもしれません。

こようなことに完璧という結果は無いのですが、随分と向上したように思えました。

中島社長も色んなアイディアを出しながら付き合ってくれました。
下の写真はクラリネットの修理にアドヴァイスを与えられているところです。

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カドソンは輸入された楽器を、一度分解までして完全に調整しなおしています。
だから日々向上していくし、僕らの使用楽器と店頭で販売されている楽器に質的な差はありません。
当たり前のことのようですが、これはなかなか難しいことなのです。

しばらく、この調整でステージで使用していきます。
カドソンを愛用されている方、結果が良ければ皆さんもやってみませんか?

by sunrisek6 | 2008-05-21 22:14 | 楽器
2008年 05月 18日

菊川・ナージュ

ナージュでのワンホーントリオ。
原田イサム・カルテットでした。

今日はいつもよりも音楽的に演奏できました。
その理由はリーダー、原田さんの抑制されたスティック・コントロールにあるのかもしれません。

ピアノの野口久和氏は、ここのところ旋律を歌いあげる能力に深みを増したようです。
また彼は僕の演奏に暖かく反応してくれる、数少ないオーソドックス派のピアニスト。
非常に素直な人間性が、音楽に抽出されるのですね。

ベースの細川氏はこのバンドに無くてはならない存在。
僕も安心して吹くことができました。
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ご心配をかけた足の具合も、普通に歩けるように回復しました。
健康は実にありがたいものです。

僕の周りには、病気で辛い思いをされている方が少なからずいらっしゃいます。
昔は道徳的に、自分の健康に感謝して人を思いやらねばならないと考えていました。

しかし今は違います。
もっと現実的に、また具体的にそう思います。
道徳的以前の人生の事実と感じています。
このことに関して、僕は無力です。
また演奏にその気持ちを託すなどという高慢な気持ちもありません。
真摯に演奏を続けるだけなのでしょう。

by sunrisek6 | 2008-05-18 09:56 | ライブ
2008年 05月 15日

草加・シュガーヒル

毎月恒例の草加・シュガーヒル。
今日は大ポカをしました。

まず、楽譜を持っていくのを忘れたこと。

これは実に3年ぶりとなる新作2曲を含んでいます。
前日まで、最終的な構成と編曲に多くの時間をさきました。
しかし楽譜がないと演奏はできません(泣)。

それと、普段使用しているマウスピースとリードを忘れていきました。
そのためクラシック用のセッティングでの演奏。
いや~、こんなことは初めてです。

そのため今日は全曲がメモリー。
覚えている曲のみで2セット。

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しかし西直樹とのデュオは、こんな状況でもしっかりと機能しました。
普段よりも古い題材での即興演奏になりましたが、内容はいつもながら自由な発想と展開。

店に着いて楽器のケースを開けた瞬間は、しばしフリーズしましたが、終わってみると楽しいセッションとなりました。

来月6月のシュガーヒルは、26日に予定されています。
今度は忘れないようにしなくちゃ!

by sunrisek6 | 2008-05-15 08:25 | ライブ
2008年 05月 05日

お詫び

5月2日の新宿・サムデイ、マイク・プライス・オーケストラは満員の観客の皆様の中、大盛況で終わりました。
メンバー一人、一人の技量も素晴らしかったのですが、リーダーのマイク・プライス氏は積極的に新しいレパートリーを導入。
また、リハーサルを含め、バンドへの方向性の指示などに大きなリーダーシップを発揮しました。
僕もこのバンドにおいては久々のリードアルトとして、演奏を楽しみました。


しかし僕はこの演奏を、体調的にギリギリの状態で演奏しました。
過去にもあったのですが、アキレス腱の炎症です。
知人に強い鎮痛剤を貰って、なんとか凌ぎました。

帰宅は立ち上がることもできなく、翌日の「高槻ジャズストリート」への参加を断念しました。
このような形で仕事ができなかったことは、30年間一度もありません。
韓国からの優れた音楽家である友人たちとの共演が叶わなかったことを、非常に残念に思います。
また実行委員の方々には多大なご迷惑をお掛けしましたことを、深くお詫びいたします。
この状態を理解され、また優しい言葉をいただきましたことに心から感謝いたします。

連休明けに「埼玉県立総合リハビリテーションセンター」に行きます。


2,3日で治るのですが、再発を考えると非常に不安です。
今回は原因を究明したいと思っております。

たいしたことはありません、どうぞご心配なく!
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by sunrisek6 | 2008-05-05 12:15 | 社会
2008年 05月 01日

銀座・スイング

北村英治バンド、銀座・スイングです。
最近は考えることの多い音楽業界でしたが、少し対処する答えが見つかりつつあるようです。
答えは常に自己の内側にあるんですね。

さて今回も北村さんの素晴らしいクラリネットの歌心に接することができました。
これは何よりも勇気を与えてもらえるものです。

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僕自身も、未知の曲目に対して自然に接する用意が整ってきた傾向にあります。
知らない曲は、多分に音感と記憶力、数々の経験による和声進行の予測。
しかしできないことは、できません。
それをハッキリさせれば、余計な音は使わなくて済みます。
「知っているのか、知らないか」ということを知る。
このようなセッションでは、今更ながら教えられます。

また北村さんは、新しいベルをお使いでした。
補強の金属を外し、響きを自然にすることでより暖かい音を目指されていました。
しかも、今回のサウンドはまさしく進化していました。
驚異的です。
非常に考えさせられました。

by sunrisek6 | 2008-05-01 11:12 | ライブ