藍色の研究

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2009年 02月 28日

新宿・サムデイ

この時期、サムデイは「ビッグバンド・フェスティバル」を開催します。
今日はマイク・プライス・ジャズオーケストラ。
このバンドの特色は、そのアレンジメントにあります。
プライス氏は度々故国のアメリカに帰国し、たくさんの新しいビッグバンドの譜面を手に入れます。
そのため、他では見かけることのない素晴らしい編曲に出会うわけです。
今日の新譜は「INNER URGE」、「NEFERTITI」、「SERCH OF PEACE]。
これはそれぞれ、ジョー・ヘンダーソン、ウエイン・ショーター、マッコイ・タイナーの作品です。
僕としては現在のスモールグループでのレパートリーときっちりかぶります。
確かに譜面を理解して演奏することは困難なのですが、その価値は大きい。
満員とはいきませんでしたが、観客の皆さんは楽しんでいらしたようです。
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by sunrisek6 | 2009-02-28 23:27 | ライブ
2009年 02月 26日

藤沢・BECK

藤沢ベックでは、僕の尊敬する澤田一範との2アルトセッション。
二人の共演をお客様に楽しんで頂けました。
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ところで僕の澤田一範論をご紹介いたします。
彼のサキソフォンの音色、即興演奏のアイディア、またリズムなど細かいことはどうでもよろしい。
そんなことは、良いに決まっています。
もちろん日本のトップクラスです。
彼が他の日本人ジャズ演奏家にない特徴は、その「儚さ」にあります。
「儚い」というのは、日本人独特の美意識です。
その音楽を大事に心の中にしまっておきたくなるような、そのような儚く、美しい音楽です。
色んなものを大切にしたくなるような気持が湧き出でるようです。
これは芸術の大きな要因と言えるでしょう。

さて、話が堅くなってしまいましたが前述しましたようにお客様方は満足されたようです。
このお店のマスターも大喜び。
僕たちは、マスターから褒められるのが一番うれしいのです。
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by sunrisek6 | 2009-02-26 16:40 | ライブ
2009年 02月 24日

前橋・中島楽器

今年初めての楽器選定。
前橋の中島楽器です。
もちろん僕の愛器であるカドソンの選定です。
選定というよりも、楽器のチェックと言った方が的確かもしれません。
基本的にダメな楽器は無いのです。
その訳はここでもご説明したことがありますが、台湾から輸入した楽器を一度全てバラバラに分解。
パットやトーンホールの調整、場合によっては金属を削ってまで成形します。
そのことによって、一本一本が手作りの正確さを持つわけです。

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それでも楽器は生き物。
木には「目」がありますが、金属にも似たような要因があるのでしょう。
やはりピッチバランスに個体差が生じます。
僕はこれを吹きながら、リペア(修理担当)の方に様々な要求をするのです。

今日はアルトとソプラノを合わせて50数本。
2時半に到着して、全部の楽器のチェックが終わったのは7時前でした。
皆さん、ご苦労様でした。

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終了後、中島社長と二人で飲みに出ます。
僕は非常にこの時間を楽しみにしています。
中島さんとの話題は、楽器のことだけにとどまりません。
というより、楽器の話の方が少ない。
音楽全般のことから、広く社会のことや哲学的な話まで。
僕の知らない話は興味深いし、また為にもなります。
音楽科は音楽以外のことを、もっと知らねばなりません。

一度はこうもおっしゃいました。
「今度のブログのタイトルは『企業との癒着』なんてどうでしょう?」
ハハハ。
勿論、冗談ですよ~。
けどこんな企業となら、癒着もまた楽しい。

by sunrisek6 | 2009-02-24 19:10 | 楽器
2009年 02月 21日

川口総合文化センター リリア

JR川口駅前のリリア音楽ホールに行ってきました。b0094826_1813668.jpg
僕の母校である東京芸術大学のサキソフォーン専攻生による演奏会を聴くためです。
これまでも招待状が何度も届いていたのですが、なかなかスケジュールが合いませんでした。
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初めての経験だったのですが、後輩の若さあふれる演奏に接して非常に気持ちが高揚しました。
まず僕たちが在学時代から演奏していたパスカルの「4重奏曲」などは懐かしかったし、トマジの「バラード」はつい先日、上越教育大学でレッスンしたばかり。

しかし初めて接する曲にも、素晴らしい作品が多くありました。
特にシュトックハウゼンの「少年のデュエット」は、ソプラノサックス2本のみで書かれた作品で、学生の素晴らしい解釈と高いテクニックに感心しました。
また若手の作曲家による作品(まだ芸大大学院に在学中)の松岡大祐「トゥリアエズ」は、そのふざけたネーミングとは裏腹に、作り込まれた秀作。ミニマルミュージックの影響もあり、その物語性も豊富でした。
またリゲティ「6つのバガデル」は、原作をサキソフォーンように編曲することには疑問を持つ僕ですが、非常に面白く感じてしまったことを白状しておきます。

僕たちが在学していたころより、全体的にテクニックが上がったことは予想通り。
フラジオ、ダブルタンギングは標準装備の時代になりました。
ただ身体を必要以上にくねらせ過ぎて、元来のメロディーのレガートと連続性とエネルギーを空間に放射してしてしまう瞬間と、硬めのリードをハードプレスで演奏するために全体的に音の輪郭がぼやけてしまったことが残念でした。
しかし確実に、次の時代を担う名手がこの中から世の中に出てくることは疑いようもありません。
久しぶりに、良いものを聴きました。
さすが芸大!
(僕は落ちこぼれなので、自画自賛ではありませんよ~!)

by sunrisek6 | 2009-02-21 18:53 | 文化芸術
2009年 02月 20日

横浜・ランドマークタワー

日本一高い横浜ランドマークタワー。
その最上階にロイヤルパークホテルのラウンジ、「シリウス」があります。
毎日ジャズライブをやっています。

今日はヴォーカルグループ、ブリーズとの共演です。
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これまでも色んな場所で共演してきました。
いつも感心するのは、そのアンサンブル。
本当にあの多くのレパートリーを覚えて、しかも正確なピッチでアンサンブル。
日頃の鍛練は大変なものだと思います。

またアレンジは確実な演奏に定評がある野口久和。
素晴らしい伴奏とソロを展開。
ベーシストは、非常にリズムの良い中村新太郎。

しかしラウンジだけに、観客のノリはいま一つ。
このグループはもっと評価されるべきですね。
これから益々期待できるグループです。
皆さんよろしく!

by sunrisek6 | 2009-02-20 16:28 | ライブ
2009年 02月 19日

渋谷・KO-KO

渋谷・KO-KOに来たのは久しぶりです。
だから渋谷の街も、この辺りは久しぶり。

だからこの絵を見るのは初めてです。
岡本太郎画伯の「明日の神話」
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こんなに大きな絵を見るのは初めてです。
まるで20年前の歌舞伎町のようにも見えるこの渋谷の街に、このような素晴らしい作品が存在することには大きな意味があります。
渋谷を見直しました。

ところでKOKOは移転しました。
移転と言っても隣に移っただけなのですが、大きさは倍以上に。
これも大きな意味があります。
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またピアノの山岸笙子さんとも久々の共演。
彼女の音楽的な進歩を実感しました。
継続は、何物にも代えがたいものです。
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今日のメインはランデル洋子さん、シンガーです。
久々にワンホーンで歌の伴奏を楽しみました。

by sunrisek6 | 2009-02-19 00:28 | ライブ
2009年 02月 16日

サンシティ・銀座

数日前に演奏した、サンシティ。
今日は銀座の東に位置する「サンシティ・銀座」での#&♭のコンサートでした。
ここは高層マンションの様相を呈しています。
一度目の演奏は31Fで。
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入居者の皆さんだけではなく、この日は休日ということもあり外からも多数いらっしゃっていました。
そのために今日は2回公演です。
一度目は60分余り。
しかしセンターに置かれるソロ用のマイクロフォンも無いため、かなり大きな音で吹かなくては聴こえません。
つまり体力的には厳しい・・・。
それでも3曲のアンコール!

二度目は90分。
しかもアンコールは4曲!
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皆さんの熱心な拍手に支えられて、バンド全員が良い演奏をすることができたようです。

実は日本アルトサックスの至宝、五十嵐明要さんから呼び出し。
仕事が終わって有楽町で待ち合わせ。
五十嵐さんは今年で77歳。
「有楽町で逢いましょう~♪」と携帯メールが来ました。

せっかくなので会場であった方々に声をおかけしたら、随分と賑やかになりました。
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写真左から、僕、田中さん(往年の#&♭の名トロンボーン、石松の綽名で有名、現在は実業家として成功されています。)五十嵐さん、赤羽先生(日本のジャズ界を影で支えてくれる音楽愛好家です。)原田忠幸さん(云わずと知れた、バリトン・サックスの日本の草分けです。)多賀弘明さんと奥様(元レーサー、何と鈴鹿で優勝された経験をお持ちです。)
こんな中だと、僕なんかは若造です。
皆さんのお酒をお造りしたり、色々と忙しい。
けど、これは僕にとってとても楽しいひと時でもあるのです。

by sunrisek6 | 2009-02-16 17:52 | コンサート
2009年 02月 16日

新宿・パークハイアットホテル

かなり久々の新宿・パークハイアットホテルでの演奏。
ステージはバルコニーと呼ばれる、吹き抜けの2階に位置していて、お客さんと接することはありません。
しかしパーティーの演奏は、断然こちらの方がやり易い。
音楽に集中していれば良いわけですから。

ところで今日はすごい風!
会場からの眺めも、何となく砂埃があるように見えたほどです。
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by sunrisek6 | 2009-02-16 17:25 | コンサート
2009年 02月 15日

六本木・サテンドール

六本木・サテンドールのスペシャル・セッションでした。
このお店のライブの案内パンフレットを見たら、当セッションが最も力を入れているサテンドールの看板だということがわかりました。
それだけ、非常に優れたメンバーを集めています。

今日も全てが隙の無い布陣で構成されていました。
久々のベースの井上陽介はさすがです。
彼はソロにおいても、他のベース奏者とは一線を画す研ぎ澄まされた技量と音楽的洞察力を持っています。
そのためバックに回った時のビートの深みは絶品です。
全く不安なく演奏できるというのは、当たり前のようでいて我が国においてはなかなかできないことなのです。

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久々といえばトランペットの岡崎好朗。
彼は4年近くニューヨークに行っていたので、共演は久々でした。
僕は彼のサウンドが大好きで、今日の再開を楽しみにしていました。
期待通りの演奏で、確実な音楽を構築する力はさすがです。
リーダーの佐藤達哉もエネルギッシュな演奏。
このセッションは、いつも楽しみなのです。

by sunrisek6 | 2009-02-15 00:11 | ライブ
2009年 02月 13日

草加・シュガーヒル

今日は西直樹とのデュオ。
いつもの草加・シュガーヒルでのライブです。

西君とのデュオには、飽きるということが無いようです。
お互いに様々なアイディアを出し、またそれが実行に移せるように進化してきました。

最近ではハンコックの新曲なども、僕たちにとって恰好の材料となっているようです。

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店長の長谷部典子さんと西直樹。
どのお店も、昨今の不況の中で大変です。
それでも店長は健気に明るく頑張っています。
愚痴をこぼさないのが清々しい。
どうぞ皆さん、御贔屓に!

by sunrisek6 | 2009-02-13 11:25 | ライブ