藍色の研究

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2011年 01月 26日

吉祥寺・サムタイム

久々の吉祥寺サムタイム。
前回と同様にピアニストの続木徹氏のカルテットです。
続木さんは実に多彩で確実な演奏。
このような演奏家がもっともっと取り上げられれば、わが国のジャズの水準が上がると思います。

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さて演奏は型にはまらないものとなりました。
ベースの大御所、古谷光昭さんの自由なアプローチに影響されたことも大きい。
若い頃はこのような自由な表現が、ともすると音楽的に雑になり失敗しました。
しかし昔と比べれば、多少は反応できるようになりました。

ドラムの安藤はどんどん上手くなります。
今日もドラムとサックスのデュオシーンが何度かあったのですが、非常に吹きやすく、かつエキサイティングでした。

このお店は写真のように、演奏者を観客が囲む形です。
これが何とも良いのですね。

by sunrisek6 | 2011-01-26 10:23 | ライブ
2011年 01月 25日

高槻市スチューデント・ジャズコンテスト

昨夜は新宿でライブだったため、寝るのが2時を過ぎました。
もちろんいつものことですが、今朝は5時起き。
高槻市で行われるスチューデント・ジャズコンテストの審査員として出席するためです。
この時期の6時前は、まだ夜なのですね。

しかし静岡に近くなると、今年初めての富士山。
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さてコンクールは去年に続き2回目となります。
中学3校と高校が5校。
最優秀校には、5月に行われる高槻ジャズストリートでの演奏権が授与されます。
三つの項目に10点満点で採点し、総合点での判断となりますが、中学には各項目で1店ずつの加点を行い公平を喫しています。

生徒たちは、みんな印象深い演奏でした。
完全に去年よりレベルが上がり、最優秀校の決定には審査員で意見が割れます。
またソリストも上手くなりました。
確実にジャズを演奏できる年齢は下がっています。
これはどの分野もでも同じでしょう。
僕は益々音楽の本質を教える指導者の必要性を感じました。
難曲を吹くという技術的なことは、精神性に支えられなければ観客と遊離しがちです。

いつも思うのですが、僕は審査をやるより指導をしたいですね。
生徒たちとの、何らかの交流が無いと意味がありませんから。

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右は審査委員長の関西ジャズ界の重鎮、古谷充氏。
左は高槻にジャズを迎え入れた、北川潤一郎氏。
彼は昭和41年9月28日生まれ。
僕は昭和31年9月28日生まれ。
共に九州出身。
僕のことを「伯父貴」と呼んでますが「兄貴」と言って欲しい。

高槻まちづくり株式会社は、高槻の町衆によって運営される非営利団体です。
ことを起こすには会社組織が良いということで、このような形を取っている全国的にも先鋭的な団体。
熱気があり、希望があります。
この不況なんてなんのその、という感じが伝わってきます。
5月のジャズストリートには、僕も参加したいと思っています。
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by sunrisek6 | 2011-01-25 11:52 | クリニック・レッスン
2011年 01月 25日

マイルス・アヘッド

マイルス・デイヴィスが稀代のアレンジャーであるギル・エヴァンスと組んで世に問うた名作「Miles Ahead」の再現コンサート。
新宿・サムデイで満員の観客の皆さんと行われました。

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リーダーはトランペッターのマイク・プライス。
彼が本国のアメリカで、オリジナルの譜面を手に入れてきたのです。
何度かご紹介しましたが、特殊で素晴らしいアレンジメント。
ホルンまで追加された近代的なブラスセクションのハーモニーも魅力的ですが、木管楽器群の多彩なアンサンブルは至上のものです。
アルト・バスフルートのサウンドに、バス・クラリネットが重なるサウンドは、近代フランス音楽であるラヴェルを彷彿とさせます。
また殆どの木管担当のプレーヤーはサックス吹き。
このダブリング能力も称賛に値するでしょう。

もちろんソロパートを担当したリーダー、マイク・プライスも前回を大きく超えた演奏になりました。
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僕も数曲ソロパートを担当。
ピアノなどのコード楽器が無く、また特に「Springsvill」と表題曲「Miles Ahead」の2曲に関してはかなりな転調で、その楽曲の流れを損なわない即興演奏に腐心しました。
しかしながら、良い経験になりました。
マイクさんと満員のお客さま方に感謝です。

by sunrisek6 | 2011-01-25 11:24 | ライブ
2011年 01月 18日

リハーサルと個展

今日は新宿サムデイでリハーサルを行いました。
トランペッター、マイク・プライス氏が主催の「Miles Ahead」の再現コンサートのためのもの。
このギル・エヴァンスの大編成によるバンドは、ジャズ史に残る名作と言われています。
昨年もこのコンサートを行いましたが、好評のため再演です。
トランペット5、トロンボーン4、ホルン2、アルト・サックス、フルート、アルト・フルート、バス・フルート、オーボエ、バス・クラリネット、ベース、ドラムス。
ピアノやギターなどのコード楽器は入りません。
僕は唯一のサックス・プレーヤーとして参加します。
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メンバーなど詳しくはHPをご覧ください。
コンサートは今週1月21日(金曜)、新宿サムデイで。
午後7時開場、8時開演です。

リハーサルの後は外苑前のギャラリーへ。
ナガクボケンジ氏の個展を見るためです。
彼は学校の美術の教師であり、個展も開き芸術活動されています。
またアルト・サックスもなかなかの腕前で、実は僕の生徒さんの一人でもあります。
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この作品群は非常に興味深いものでした。
内容は詳しくお伝えしない方が良いでしょう。
少なくとも、様々なアイデアが存在する造形美術でも、これは新鮮です。
銀座線外苑前駅から徒歩5分の、トキ・アートスペースで開催中です。
1月10日~1月23日(水曜休廊)。11:30~19:00
興味のある方はどうぞ!

by sunrisek6 | 2011-01-18 11:26 | 文化芸術
2011年 01月 17日

浜松でのクリニック

昨年11月から始まった浜松でのクリニック。
#&♭のリーダー、原信夫氏を中心にして、ピックアップメンバーによる指導を行います。
全3回中、今回は2回目です。
このクリニックは、同じ学校を3回にわたって指導することに特徴があります。
非常に効果的なシステムでしょう。
この二日間で5校(うち2校は小中合同)のクリニック。

まず原さんが全体の指導をします。
今回の原さんの指導は非常に的確。
スムースに、音楽を子供たちへ伝えられていました。
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僕たち4人の講師も子供たちの中へ入って一緒に吹きます。
これが非常に大事なことです。
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そしてそれぞれの楽器に分かれてのパート練習となります。

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この小学校は、昨年に全国大会で金賞を受賞した金管バンド。
ぼくはアルトホルンを指導しました。
子供たちへジャズのビートを教えるのは、大変に楽しいことです。
一緒に何度も吹いていると、彼女たちはどんどん変わって行きます。

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高校生には、多少難しい音楽の歴史なども話しました。
この学校は基礎力が高く、また明るい感じのバンドカラーが印象的。
指導したことがすぐに音に反映されると、思わず感謝したくなってしまいます。

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今回のレパートリーにはサキソフォンは勿論、クラリネット、フルートのソロもあり、「Comin'Thoro'The Rye」という曲は、その3本を吹かねばなりませんでした。
浜松といえど、この寒波。
特にクラリネットは暖房のない場所ではA=440まではとても上がりきりません。
この辺りは、木管楽器の指導の難しいところです。
全体を低めにチューニングして、なんとか音程を合わせました。

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原さんの行きつけのうなぎ屋さんで。
(左から)ドラムの稲垣氏、マイク・プライス、お店の奥さん、原さん、浜松の音楽指導者である遠山氏、僕、お店の御主人、片岡雄三。
久々に原さんを囲んで、楽しい時を過ごせました。
このクリニックは次回は来月も行われます。
見学は自由です。
お近くの今日ものある方は、どうぞお越しください。

by sunrisek6 | 2011-01-17 09:29 | クリニック・レッスン
2011年 01月 14日

草加・シュガーヒル

今年初めてのシュガーヒルでの演奏でした。
最近のレパートリーでラインナップを組む予定でしたが、急遽変更。
僕たちよりも年配の4人組の女性グループ。
知っている曲を、というリクエストが入ります。

普段は一曲ほどしか演奏しないのですが、彼女たちの嬉しそうな顔を見て考えが変りました。
ウィーンフィルでも正月はヨハン・シュトラウスでサービスします。
今日は僕たちも、本当によくやるスタンダードで構成してみよう。

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Autumn Leaves.Softly as in a Morning Sunrise.Star Dust.My one and Only Love.Mack The Knife.Caravan.

もちろん内容はオリジナリティを重視しました。
今は題材にする曲目の種類よりも、その内容と表現に大きな興味があります。
ウィーンフィルの演奏が、まだ頭の中に響いていることも原因の一つでしょう。
その色彩や香りが、ヨーロッパの音楽的記憶として鮮明に残っています。

最後に彼女らから飲み物を御馳走になり、「こんなのが聴きたかった~。」と言われ嬉しくない訳はありません。
ただ、いつもという訳には行きませんが。

最近このシュガーヒルのYou Tubeへの動画のアップ、音質が格段に上がりました。
新型のハイヴィジョン・レコーダーを導入したためです。
Star Dust をお楽しみになれます。
よろしければ、下記のURLからどうぞ。

http://www.youtube.com/sugarhilljazz

by sunrisek6 | 2011-01-14 10:34 | ライブ
2011年 01月 13日

銀座・スイング

銀座スイングでのリーダーセッションでした。
50~60年代のジャズチューンを中心に選曲。
ともすれば手あかの付いた演奏になるところが、今日の演奏家たちは一味違っていました。

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トランペットの岡崎好朗は、楽器を変えて益々暖かい音になっていました。
また正確なアドリブのラインは、若手トランペッターにとどまらづ、全ての学習者の指標になるべきでしょう。

ピアノの吉岡秀晃は、25年前に僕の最も敬愛するピアニストでした。
久しぶりに彼と音を響かせ合うと、その考えを再認識した次第です。
スタイルとして決して新しい訳ではないのですが、彼の即興演奏には模倣が少ないのです。
その場での音楽の創造は、ジャズの重要な要素であり、彼は見事に本質へ到達しているように思えます。

新春にふさわしい、スリリングで暖かいセッションとなりました。
今年も理想の音を模索します。
皆さま、どうぞよろしくお願い致します。

by sunrisek6 | 2011-01-13 11:31 | ライブ
2011年 01月 05日

前橋・中島楽器

今年の初仕事は、前橋中島楽器でのレッスンでした。

二人ほどのレッスンでしたが、どちらの生徒さんも熱心で勘が良い。
新年早々に、良いレッスンになりました。
またアルトサックスとフルートの楽器調整もしてもらい、新しい気持ちでスタートできます。

終了後、中島社長と飲みに行きました。
これはもう恒例です。
いつものようにたくさんのお話をしました。
今晩、非常に記憶に残っているのは、演奏はその人となりが出るということ。
まさしくその通りなのですが、楽器屋さんでそんなことをおっしゃる方も珍しい。
色んな話に花が咲きます。

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写真は前橋駅近くのホテルから見た浅間山。
雪景色の姿は富士山のように美しい。

by sunrisek6 | 2011-01-05 18:18 | クリニック・レッスン
2011年 01月 01日

謹賀新年

皆さま、明けましておめでとうございます。
不況の風が吹く昨年でしたが、皆さまはいかがでしたでしょうか。
僕は一年の中で、12月が最も仕事の少ない月でした。
10年前だと、考えられないことです。

先のことは全く分からない仕事をやっておりますが、ひとつ確実なことがあります。
努力すれば、その分何らかの形で自分の財産になるということです。
残念ながら収入に結び付くわけではありませんが、だから一層気兼ねなく努力で来ます。

そんなわけで、今年も靖国神社へ初詣に行って参りました。
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一月は12日に「銀座スイング」でリーダーセッション。
30日には、博多住吉神社能楽堂でコンサート。

本年もどうぞよろしく
  お願い致します。

by sunrisek6 | 2011-01-01 13:35 | 社会