藍色の研究

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2011年 06月 30日

仙台でのコンサートとクリニック

仙台市へ行ってきました。
宮城県に入るのは、震災後3回目となります。
今回は避難所のコンサートではありません。
お客さま方の中には被災された方も多くいらっしゃると思いますが、仙台の方々に音楽を通して元気になって頂くためのコンサートです。

主催は奥田会長。
当初は会長の御自宅内で200人集めてのコンサートを予定していたのですが、入場希望者が250人を超えた時点で近くのコミュニティーセンターへ会場を移すことを余儀なくされました。

この日は総勢7人のコンサート。
元シャープス&フラッツのメンバー、佐久間勲、片岡雄三、宮崎信義、西直樹、佐瀬正、稲垣貴庸に僕です。
仙台入りしてすぐにリハーサル。
とにかく忙しい演奏家を集めたため、この一時間で曲をまとめねばなりません。
大汗をかきながら、なんとか終了。
このメンバーでなければ不可能です。

5分遅れでクリニック会場へ。
仙台の大沢中学校へ到着後、慌ただしく合奏室へ。
子供たちが待っていました。
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すごく声が大きく明るい音楽の先生が印象的。
暗くなりがちな現在の状況においても、生徒たちが元気です。

ここからそれぞれのパートに分かれてのレッスン。
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片岡雄三はトロンボーン、ユーフォニアム、チューバを担当。

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佐久間勲はトランペット、ホルンの生徒たちを指導。

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稲垣貴庸は打楽器群、手を叩きながらビートの確認でしょうか。
皆それぞれが一時間ほど智恵を絞って指導します。

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コントラバスは一人しかいないので、佐瀬正先生の個人レッスンになりました。
本人いわく、非常に上達したそうです。

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僕は木管楽器群全てを担当。
打てば響くというレッスンは、非常に濃密なものになりました。

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最後はおこがましくも指揮をしました。
正直言って気持ち良かった~。
音楽を通じて生徒と気持ちをつなげることは、至上のことの一つでしょう。

さあ、本番!
曲順を決めながら、来月のクリニックの打ち合わせ。
メンバーが助けてくれたので、なんとか時間を計算して9曲のラインナップが決定。

次回のクリニック、渡航に宮城県立農業高校は津波で校舎が壊滅してしまいました。
親御さんを亡くした生徒もいます。
心して行かねばならないと、心に刻みます。

そんなことを考えながら本番開始。
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昨日まで仙台市の気温は22度。
僕はスーツにネクタイで衣装を統一しましたが、この日の気温は33度。
しかも震災のため会場の空調は効きません。
しかし殆ど皆最後までこの服装で押し切りました。
思い出すと、暑いとは感じませんでした。
メンバー一同、気が張っているのでしょう。
もちろん細部のミスはあり、かなりの気温上昇の為管楽器のピッチ(特に僕)のコントロールが厳しい状況に。
しかし音楽の本質は何かを伝えること。
その意味では成功と言えるでしょう。
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アンコールまで含めて1時間40分ノンストップ!
大喝采の中、終演。
控室に簡単な打ち上げ用のビールや日本酒が用意されていましたが、飲んでる時間はありません。
大急ぎで楽器を片づけて着替え後、最終の電車に乗るべく仙台駅へ。
非常に緊密な一日でしたが、何とも充実感があります。
メンバーの皆さんに感謝。
彼られでなければ、こんなことはできませんでした。
たくさんの本番をこなした、シャープの仲間だからこそですね。

最大の功労者はこの方です。
奥田建設株式会社会長、奥田和男氏。
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この度の震災の復興に尽力されています。
常人ではできないスケールの大きさです。
来月も2度、被災地へ訪れます。
全て、この奥田会長がセッティングしてくださいました。

この先も支援は続きます。
南三陸、気仙沼、石巻への拡大を考えています。

by sunrisek6 | 2011-06-30 11:55 | 復興支援
2011年 06月 27日

ビッグバンドクリニック

老舗社会人バンド、ジョリ^フェロー・ジャズオーケストラのクリニックでした。
来月の9日が本番。
今日はリサイタル前の最後のクリニックです。
そのためいつもより長めに3時間をみっちり練習しました。
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このバンドの適応性には驚きます。
音楽的なリクエストに素早く反応してくれます。

新大久保DACのホール、スペースDOでの演奏。
開演は2時。
どうぞお越しください。

JOLLY FELLOW'S JAZZ ORCHESTRA CONCERT 2011
Have a JOLLY time again, Cheers!!!
出演:JOLLY FELLOW'S JAZZ ORCHESTRA
   ランデル洋子(Vocal)

Program:American Patrol、Orange Sherbet、April in Paris、Sing, Sing, Sing、Sukiyaki、Big Swing Face、Big Dipper 他

☆お問い合わせ:090-9250-2491(興井)

by sunrisek6 | 2011-06-27 23:35 | クリニック・レッスン
2011年 06月 25日

武蔵境・終着駅は始発駅

東京の西部、三鷹市にある武蔵境。
ここでの仕事は初めてです。
しかもお店の名前は「終着駅は始発駅」。
良く考えると当たり前ですか?
このお店の場所をネットで検索すると、同名の曲が引っ掛かりました。
ご想像の通り、演歌の題名でした。
如何にも昭和の繁華街の一角、という路地を入り入店すると非常に懐かしい店のレイアウト。

ジャズクラブと言うより、カラオケのある大型バーのような(実際そうなんでしょうが)印象。
ここはヴォーカリストの斉田佳子さんからの依頼です。

演奏が始まって見ると満席のお客さま方。
しかも客席のマナーも上々。
入れ替え制にもかかわらず、2セット目もたくさんの方々がいらっしゃいました。

斉田さんのヴォーカルは中低音域を中心にしつつ、高音域まで滑らかな歌声が魅力的です。
また即興性もあるために、サキソフォンでの共演も可能性があるコラボレーションとなりました。
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リズムセクションは全員が初対面。
僕からみれば若手のミュージシャンです。
このトリオが実に伸び伸びとスイングして、場面を作って行きます。
まだまだ才能はいたるところにあるのですね。

斉田佳子さんとは8月14日の東京湾クルーズでもご一緒します。
夏の月夜のクルーズに、僕らの音楽を添えます。
料理は夏らしくエスニック。
そろそろネット上にアップしますので、ライブ日程をご覧ください。

by sunrisek6 | 2011-06-25 13:23 | ライブ
2011年 06月 25日

草加・シュガーヒル

今夜のシュガーヒルのデュオは、珍しくベースとの演奏でした。
最近僕のバンドで共演しているベーシスト、石川隆一です。
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ピアノとのデュオに比較すれば、当然のことながらハーモニー的なアシストは減少します。
しかしリズム的なもの、グルーブやビート感は明らかに多彩になりますね。
色んなアプローチができることは、非常に楽しいことです。
さて、これからはどんな楽器とやりましょうか?

by sunrisek6 | 2011-06-25 13:01 | ライブ
2011年 06月 22日

日向~福山

どんなに楽しくても、必ず別れもあります。
これは仕方のないことで、楽しい思い出はかえって寂しさを増すこともあります。
しかしながら、それも時が美しい思い出に変えてくれるのでしょう。

さて日向から広島県へは、双発のプロペラ機で何回か移動しました。
日向~広島西が1時間。
豊後水道を眼下に見下ろしての空の旅は、何とも言えません。
ところが民主党の事業仕分けの愚挙により、この路線は廃止。
一日一便の飛行機は、いつも満席に近かったのにかかわらず。
まったく、ろくなことはしませんね。

JRを使い陸路で行くと5時間15分。
しかも南九州は豪雨。
時速30Kmでの走行の為、3本の列車を乗り継いだら7時間30分掛って福山へ到着しました。

非常に疲れていたのですが、前々から指導している「ニュースイング・ドルフィンズ」は凄く調子が良い!
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クリニックを始めると、自分でも不思議なくらい音楽に入って行けました。
何でも前日が本番だったとのこと。
やはりモチベーションの高さは、何にも代えがたいですね。
9月には尾道のコンサートホールで、恒例のジョイントコンサートをやります。
お願いだから、このまま行ってください!

by sunrisek6 | 2011-06-22 21:52 | ツアー
2011年 06月 22日

宮崎県・日向市文化交流センター

このコンサートも今年で4回目となりました。
非常に稀なことですが、僕のバンドを招聘してくれるのは従姉妹たちです。
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中野家従姉妹たちとは、子供のころから兄弟のように育ちました。
僕はいまだに、何の遠慮もなくお世話になっています。
写真は前日の懇親会。
多くのチケットを持ってくれた方も一緒に、楽しくお酒を飲みました。
調子に乗って飲みすぎましたが。

場所は日向文化交流センター。
定員ギリギリの満席でした。
しかも4回目のリピーターも多くいらっしゃって、これは本当に嬉しいことです。
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メンバーは1回目から不動。
ピアノ・西直樹、ベース・高瀬裕、そしてドラムス・広瀬潤次。
ジャズスタンダードを中止に演奏するものの、内容は一切の妥協はなく現在自分に取って新しい音楽を紡ぎます。
今回は初めての試みで、終了後に僕たちはいち早く出口に並びました。
それぞれのお客さま方と、少しだけ目礼や場合によっては一言、あるいは握手を交わします。
こんなにも多くの方々に喜んで頂けるのは、大きなエネルギーです。

この夜、南九州は凄い湿度。
キーに指が張り付き、リードも湿り過ぎて音が響きません。
しかしながら、それを超えて何かを伝えることができたと自負します。

打ち上げにも多くの方が来て下さいました。
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若い市の吹奏楽団のメンバーや、若い頃からのジャズファン。
そして今回トップ当選した市議など多岐にわたります。

ドラムスの広瀬は東北支援のために、演奏を行うボランティア団体を立ち上げました。
このコンサートではTシャツやビーズを売ったのですが、これを全てこの団体に義援金として寄付。
そのような意味においても、価値のあるコンサートになりました。

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自然木を作って建築されたJR日向市駅は、その美しい建築作品として賞を取りました。
その駅をバックに記念撮影。
様々な人たちが僕のカルテットの為に尽力してくれました。
中野家4兄弟を始め、その子供達。
また彼らの貴重な友人に感謝します。
是非来年も続けたい!

by sunrisek6 | 2011-06-22 21:38 | コンサート
2011年 06月 15日

前橋・中島楽器

月に一度のレッスン。
前橋の中島楽器で行っているのですが、生徒さんが確実に上達されていて嬉しいです。
今回はマイナスワンを使用し、ソロの練習まで入りました。

この後は懇親会ですが、早い話が飲み会です。
来月10日に中島さんはリペア二人を連れて、被災した高校生の吹奏楽部のために無料修理に行かれます。
勿論僕も同行します。
実はこの時期は全日本吹奏楽コンクールが迫り、特に日曜日は楽器修理の依頼が集中します。
その中で往復10時間以上車を飛ばし、しかも熟練したリペア二人が同行。
大きな負担の伴うボランティアですが、中島さんは快諾してくださいました。

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今日はトランペットのルイス・パジェも楽器調整で中島楽器を訪れました。
ルイスも一緒に飲みに行ったのはもちろんです。
たくさんの話ができて有意義な夜でした。

by sunrisek6 | 2011-06-15 12:08 | 楽器
2011年 06月 14日

六本木・サテンドール

東日本大震災のテャリティーコンサートでした。
今宵も30名ほどのミュージシャンと、一杯のお客さんでサテンドールは賑わいました。


最初はワンホーンで2曲ほど。
このところ毎日新たに音楽を作るということを念頭に置いています。
セッションではアンサンブルに気持ちが伝わらないことも多く、自分の力量不足を感じます。
目の前にドラムのトミー・キャンベル氏がいてやり難い。

ヴォーカルのマリア・エヴァとのセッションは、彼女のカウントを倍の速さでカウントしたところからスタート。
しかしこのとんでもないハプニングを熱狂に変えるのが彼女の真骨頂でもあります。
続く「Misty」では、僕も久々に歌伴でのサキソフォンの位置を確認できました。

最後はサキソフォン5人によるセッション。
山田、三木、多田、MIWAKOの4氏。
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リズムチェンジとブルース。
それぞれの個性があり楽しい。
またリズムセクションも高橋徹、増原巌などの旧友との再会が嬉しい。
久々に会った守新二氏やベースの香川氏。
またグレッグ・リーやトミー・キャンベルなど、非常に興味深い演奏。
宮崎カポネ信義さんは、僕がお誘いして来ていただきました。

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麻生ミツキータさんは(写真右)は、この企画の発起人であり総合的な進行をお一人で仕切ります。
長丁場大変なのですが、彼女の明るい人柄で大いに盛り上げていました。
この企画は毎回20数万の義援金を集め、仙台の「仙台びっきの会(子供たちへの支援活動)」に送られています。
今後も月に一度のペースで続けられる予定です。
演奏者は完全にノーギャラで、店内での飲み物代も自腹です。
機会があれば、また参加したいと思っています。

by sunrisek6 | 2011-06-14 11:00 | 復興支援
2011年 06月 12日

新所沢・スワン

この新所沢駅前にあるお店スワンは2回目です。
一度目は25年ほども前だったでしょうか。
ですから記憶が定かではないのですが、移転前の所沢にあった店舗だったかもしれません。
どちらにしても店内は僕が育った昔のジャズ喫茶の雰囲気を多く残した何とも懐かしく暖かい雰囲気に包まれています。
ピアノの安ヵ川真理さんのカルテットでした。
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彼女のバンドはストレートなジャズチューンの選曲。
ある意味では僕のバンドとも共通性があります。
また彼女も毎回新しく音楽を作り出そうとする意識があり、これは最も重要なことと言えるかもしれません。
お店の雰囲気に助けられ、ブルースの香りを出せたことが嬉しい。
僕にとってのブルースフィーリングは逃げずに正直に歌うことと、自分を模倣しない新鮮さです。

by sunrisek6 | 2011-06-12 09:26 | ライブ
2011年 06月 10日

目黒・JJ's cafe

僕のカルテットでの演奏は、目黒JJ's Cafeでした。
今日は久々に快調な演奏ができたようです。
もちろん自分としては課題も多く、不出来な部分やミスもおおいのですが、ある部分において新たに表現できたような感があります。
だいたい何か新しいことがあれば、音楽に希望が見えてきます。
あ~、救われた!とういような気持ちです。
逆に上手く行っても希望の見えない演奏はダメですね。

若手の3人もかなり変わってきました。
そのことも今宵の演奏に良い影響を与えてくれたようです。

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9月のツアーが楽しみです。
今回は大阪府高槻市と京都府峰山が追加される予定です。

先日被災地、宮城県七ヶ浜町で共演した僕の敬愛する村上寛氏が来てくださいました。
アンコールで一曲ドラムを叩いて下さったのですが、それはもうさすがと言うほかはありません。
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僕もリラックスして全身をあずけるような気持で、サウンドの上へ乗ります。
風を受けた凧が空へ舞い上がるような感じです。
若手のピアノとベースも、何か大事なことを掴んだことでしょう。

村上寛氏は演奏後、若手にたくさんの話をしてくれました。
それはもちろん僕が聞いても尤もだ、と思う興味深い内容です。
さらなる高さへ、しかも自然体で清々しく登って行く姿には眩しいものがあります。
お酒もしっかり飲みながら・・(@_@;)

最後に残念なお知らせがあります。
このJJ's CAFEは来月を持って閉店となりました。
このお店には非常にお世話になりましたし、また音の感じも好きでした。
たくさんの曲をこのお店で初演しましたし、また多くのお客さま方にもお会いしました。
素晴らしい思い出がたくさんあり、このことをマスターの柴田さんに心から御礼申し上げたいと思っております。
原発に御用学者がいるとすれば、ジャズ界にも御用作家がいます。
彼らを批評家と言うのは、言葉の誤用でしょう。
心あるマスコミがあれば、このような素晴らしい店を閉店させることはないのです。

日本人が政治家を甘やかしたせいで、わが国に政治は三流になり下がりました。
音楽、例えばジャズに当てはまらないとは言い切れません。

柴田さんお疲れ様でした!
ありがとうございます。

by sunrisek6 | 2011-06-10 16:33 | ライブ