藍色の研究

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2011年 09月 27日

新宿・サムデイ

二回目のクインテット。
新宿サムデイでの、アート・ブレーキーとジャズメッセンジャーズのレパートリに限定した演奏。
今回は大きく50年代と60年代に、セットを分けてみました。
この方が演奏する側も混乱することが少ないかもしれません。
また観客の皆さまも、徐々に音楽が新しくなることを受け入れやすいのではないでしょうか。

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初めて「ugethu」を演奏しました。
シダー・ウォルトンのこの桂作は、もちろん上田秋成の「雨月物語」を題材にしています。
しかしながら、どちらかといえば明るい急速調の曲。
ここが日本人との感性の決定的な差異でしょう。
難曲ですが、これから研究して行きます。

最近は少し筋肉のためのエクササイズを始めました。
これまでより強い息で吹くことにより、ニュアンスの多彩さを獲得することが狙いです。
わずかですが、この日の録音にその兆しが見えます。
音楽はやればやるほど自分の至らないことを知ることになり、実はこれが僕の楽しみでもあるのです。

by sunrisek6 | 2011-09-27 21:13 | ライブ
2011年 09月 25日

宮城県・二つのコンサート

奥田会長のお骨折りにより、昼夜二つのコンサートをやってきました。
午前中に仙台駅へ到着。
車で名取市へ向かいます。
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美田園駅南仮設住宅。
ここ美田園は仙台空港の北に位置します。
空港に押し寄せた津波を、映像で記憶されている方々も多いでしょう。
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この仮設住宅の集会所での演奏です。
たまたま僕の住む埼玉県警の皆さんが支援に来られていました。
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七人のメンバーで一時間ほどの演奏。
段々と熱を帯びてきます。
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観客の皆さまは、非常に聴き上手でした。
手拍子をされる方、目を閉じてじっと耳を澄まされる方、声をかけるか方、様々ですが皆さん喜んでいらっしゃいます。

僕らとしても良い状態でアンコールまで演奏を完結。
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子供たちも熱心に聴いてくれて嬉しい。
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演奏後に談笑する奥田会長と佐久間勲(tp)、片岡雄三(tb)
さて、ここから仙台市へ移動。
夜のコンサートの準備です。
後半は次回に。

by sunrisek6 | 2011-09-25 20:30 | 復興支援
2011年 09月 25日

宮城県でのコンサート(2)

昼間のコンサートが終わり、仙台市内に移動してKKRホテルへ。
このコンサートはボランティアではありません。
奥田建設主催の演奏会。
これまでも一度仙台市内で開催したのですが、その頃はまだ被災して時間が経っていない時でした。
そのため7月の暑い中空調が使えずに、僕たちも観客の皆さんも扇風機だけで一時間半。
今度は涼しい場所で、またできれば少し飲みながら聴きたいという要望が多く、この会の運びとなった訳です。
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会場は満席。
後ろの方には、立ち見の方もいらっしゃいます。
一時間半の予定で演奏を開始。
ところが僕の時間の読みが甘く、プログラムが早く終わってしまいそうに。

そこでジャズバンドの即興演奏を中心に聴かせるスタイルに変更。
そうなると演奏家は俄然、実力を発揮します。

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そうなると観客の皆さまもヴォルテージが上がります。
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このようなコンサートができること自体が、仙台の復興の証です。
僕もステージに立ちながら、胸に迫るものがあります。

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最後はスタンディング・オベーション付きでアンコール2曲を終了。
大盛会。
終わって見たら1時間45分、ノンストップで演奏したことになります。
観客の皆さんの後押しがなければ、こんな長時間のステージは成立しません。

奥田会長を始め、奥田建設役員の方々には大変お世話になりました。

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長い一日が終わり、くつろぐミュージシャン。
皆さん、お疲れ様でした。
ありがとう!

by sunrisek6 | 2011-09-25 18:00 | 復興支援
2011年 09月 23日

池袋・インデペンデンス

今日の演奏は、このところの疲れや迷いを吹き飛ばす結果になりました。
池袋の「インデペンデンス」は今年で10年目。
マスターのはからいで、このセッションが実現しました。
昔のジャズ喫茶の雰囲気を残す、僕の好きなお店の一つです。
マスターもジャズ喫茶のマスターらしい、マスターです。

そして強力なジャズマン。
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ピアノの田中裕士氏は、縦横無尽に音楽を展開。
ベースの本川悠平氏は、若いのに非常に強力なビートを寄与。
尊敬する村上寛氏のドラムスは、ドラムである領域を飛び出し、あたかも一つのメロディー楽器のようです。

この布陣で面白くない訳が無い。
それにしてもここまで一拍の長さをギリギリまで使うことができるのは驚きです。
これは村上寛さんの凄いところでしょう。
多分僕のビートを聴いて合わせてくれているんだと思いますが、録音を聴き直してみても非常に気持ちが良い。
ご本人は
「ねえ~、その録音消しちゃわない?俺、勉強し直してくるからさ~」
などとおっしゃっておりましたが、いやとんでもない。
こんな貴重なドキュメントを消してなるものか、しっかりと今後の参考にさせて頂きます。
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自分の行こうとしている道は、間違えてはいないような気がした夜でした。

by sunrisek6 | 2011-09-23 18:38 | ライブ
2011年 09月 20日

浜松夢無限大

浜松アクトシティー音楽院は、様々な音楽的な活動をする財団法人です。
原信夫氏は長らくこの趣旨に賛同し、学生たちへのジャズクリックに携わってこられました。
僕も2年ほど前から、このクリニックに参加しています。
しかし今日は学生では無く、社会人。
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いくつかの吹奏楽団やビッグバンドから選抜でバンドを作りました。

全体練習の後にパート。
学生へのクリニックと違って、使う言葉を選ばなくてよいのが楽です。
また社会人だけあって、反応が早くて話が一歩通行にはなりません。
純粋な学生も、経験積んだ社会人も音楽に熱心な方々は大歓迎です。

終了後は近くのお店で打ち上げ。
最初は静かな宴会もお酒が入ると大いに盛り上がり、音楽の話で時の経つのも忘れます。
学生相手だと、終わって一杯と言う訳にはいきませんから。

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本番は10月22日に浜松市の「クリエート浜松」2階ホールで行います。
原信夫さんが指揮。
僕や片岡雄三、マイク・プライス、稲垣庸貴がゲストで入ります。

僕は殆どがクラリネットでの共演。
練習しなくちゃ(・。・;

by sunrisek6 | 2011-09-20 22:34 | クリニック・レッスン
2011年 09月 20日

丹後の新聞記事

先日のツアーで、丹後で演奏した時の模様が記事になりました。
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ジャズの雑誌より、新聞に掲載される方が嬉しい。
それも産経新聞なので有難い。
来年も是非とも行きたいものです。

by sunrisek6 | 2011-09-20 22:13 | 取材
2011年 09月 18日

能楽鑑賞・櫻間會例会

星野裕成氏は僕の音楽の理解者であり、また様々な文化芸術に目を開かせてくれる友人でもあります。
氏に招待され、セルリアンタワー能楽堂に行ってまいりました。

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これまで星野さんには国立能楽堂、横浜能楽堂にも招待していただき今回が3回目。
このセルリアンは中では最も新しい能楽堂で、小ぶりではありますが美しい空間を提供しています。

独吟「山姥」、仕舞「東北」と続き、メインプログラムは有名な「羽衣」です。
僕は初めてだったのですが、最初に櫻間會の方からの挨拶と説明。
続いて二松学舎大学名誉教授の松田存氏の解説。
やはり僕のような素人には、専門家の話は有難い。
僕もある程度はやっているライブの際の曲目解説は、実に必要なことなのでしょう。

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参考の写真です。
話は天女(天人)の羽衣を漁師が拾い、それを返すというお話。
皆さんも一度はお聴きになったことがあるかと思います。

能楽鑑賞も3回目となると、少し分かってきます。
この異次元空間はSFXなどとは比較できません。
CGには飽きがきますが、こちらは個人の能力で無限のインスピレーションを感じます。
シテ(主役)の言葉に、
「いや疑いは人間にあり、天に偽りなきものを」
というものがあります。
これは天界の舞を見せるまで羽衣を返さないという漁師に向かって語られます。
この後に漁師は「あら恥ずかしやさらばとて、羽衣を返し与うれば(何と恥ずべきことをいったことか。それなら羽衣をお返しいたしましょう)」と言います。

このところ日本人愚民化政策にまんまとそそのかされている日本国民。
ジャズのコンサートも、知っている曲や有名曲をリクエストされることが多い。
知らない曲を理解する努力はしたくないのでしょう。

いや疑いは人間にあり、音に偽りなきものを。

終了後、最近の読書や映画鑑賞の感想を星野氏へぶつけます。
夏目漱石「草枕」「吾輩は猫である」、内田百閒「百鬼園随筆」、アンドレ・ジッド「狭き門」、ヴェルナー・テーリヒェン「フルトヴェングラーかカラヤンか」、J.L.ゴダール「勝手にしやがれ」、「気狂いピエロ」など。
僕が読む本は全てご存知なのには頭が下がります。

非常に文化芸術的、政治思想に燃えた一日となりました。

by sunrisek6 | 2011-09-18 21:44 | 文化芸術
2011年 09月 17日

草加・シュガーヒル

今回のデュオのお相手は、ピアノの続木徹氏。
物腰が柔らかく、非常に知的な方です。
その真摯な姿勢がピアノのサウンドに反映されて、血の通った音楽を生み出します。

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そろそろ新しいレパートリーに切り替えて行く時期になりました。
時間を作って準備します。

続木さんとのデュオは、11月も決定しています。
どうぞ聴きにいらしてください。

by sunrisek6 | 2011-09-17 09:17 | ライブ
2011年 09月 17日

2011年ツアーのアップ

ツアーの模様をアップしました。
丹後の美しい風景は、多めの写真でお楽しみください。
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HPの「ライブ・レポート」より、お入りください!

by sunrisek6 | 2011-09-17 01:33 | ツアー
2011年 09月 15日

ツアー終了!

2012年大山日出男カルテット西日本ツアーが無事に終了しました。
大阪府と京都府を3本追加しての旅でしたが、予想以上に好評を得ることができました。
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(写真は京丹後市「シャープス&フラッツの館」でのライブ風景)

この模様は仕事が一段落付いたら、HP「ライブ・レポート」にアップします。

by sunrisek6 | 2011-09-15 09:51 | ツアー