藍色の研究

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2012年 03月 30日

新宿・サムデイ

新宿サムデイでのクインテットです。
素晴らしいメンバーに囲まれての演奏は、本当に幸せを感じます。

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今日はJazz Messengers のレパートリにはこだわらず、様々な選曲をしました。
例えば日本の童謡を下敷きにした「Desert Moonlight」、名曲「Hot House」、セクステットでは良く演奏した「Sao paulo」、「Yes Or No」などです。

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新たなフレーズを模索中ですが、まだまだ先は見えません。
録音を聴くと、上手く行ったと感じた場所はそうでもなく、失敗したと感じた箇所は意外と面白く聴こえます。
行き過ぎたと思っても、まだ和音との乖離が決然とせず、和音に添って選択した音は意に反していたり。
つまり、まだまだということ。

しかし一つだけ認められることは、全体的に速度感が違うこと。
面白いと感じながら吹いていることは、作為的に音楽に味を出そうなどと考えているよりずっと純粋なのかもしれません。

by sunrisek6 | 2012-03-30 10:10 | ライブ
2012年 03月 26日

大宮・アコースティックハウス・ジャム

このお店は、マスターがリズムセクションを揃えてくれます。
僕としては、優れた若手と出会う良い機会となっており、毎回期待を持ちつつ演奏へ向かいます。

この日はスタンダードを中心にプログラムを組み立てました。
これには理由があります。
このところ集中して研究中のスーパーインポーズを軌道に乗せるためには、基本的なコード進行を持つ楽曲で、そのソロの構築を正当化させねばならないのです。

これまで30年近く演奏していたスタンダード、例えば「On green dolphin street」や「Oleo」、「Hot house」などが新しく再生される瞬間は、僕のジャズの理想でもあります。

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去年一緒にツアーに行ったベースの石川隆一など、若手が伸びていたことが嬉しい。
柔軟なサポートに感謝します。

演奏内容をチェックしました。
上手くいっている部分と、そうでない部分があるのは当たり前。
問題は具体的に、どのように修正するかです。

by sunrisek6 | 2012-03-26 10:23 | ライブ
2012年 03月 22日

中島楽器・インストアライブ

前回のブログにに重要な友人の話しをしました。
前橋の中島楽器社長も、僕にとって重要な友人と言えます。

今日はインストアライブ。
聴きなれない言葉ですが、僕もこれまで一度しかやったことがありません。
それも10年以上も前のことで、どこでやったかも忘れています。

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お店に所狭しと、お客様が集まってくれました。
あまり宣伝はしなかったのですが、すぐに定員に達してしまったそうです。

さすがにこのくらい入ると、サウンドチェックをやった時とは音が変わります。
ア・カペラでの演奏を含めて7曲ほど演奏しました。
主にマイナスワン(カラオケのようなもの)を使いましたが、無粋なカウントは全て消しておきました。

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ソロで演奏するというのは大変です。
デュオでさえも、ピアニストのソロの時は休めます。
しかしマエナスワンには、サキソフォンンの休みはありません。
全曲吹きっぱなしとなります。

自分としては課題の残る演奏となりましたが、観客の皆さんは喜んでいらっしゃいました。
学生たちから「カッコ良かった~」と言われたのが嬉しい。

数日前に渡部貞夫さんと話した時に、アルトの音色でピーンと来る物がありました。
少し変わりました。
しかし、この一つは大きいかもしれません。
少しでも前進すれば、それはエネルギーを生みます。
その天啓に感謝します。

by sunrisek6 | 2012-03-22 17:27 | ライブ
2012年 03月 20日

能楽鑑賞

友人の星野裕成氏に能楽鑑賞へ連れて行って頂きました。
この3年ほどで4回目となります。
最初はさっぱり分からなくて、雰囲気だけを味わっていました。
しかし今回は、少しですが地歌などを聴きとることや、シテ(主役)の演技の素晴らしさを味わうことができたかもしれません。
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これまで、国立能楽堂、横浜能楽堂、セルリアン能楽堂と参りましたが、今日は初めての観世能楽堂です。

ここは能楽最大の功労者である世阿弥の世阿弥の血統を受け継ぐ場所。
何と本物の風姿花伝(世阿弥の直筆)まで保存されています。
一門の長は、命に変えても守らねばならない奥義です。

僕は部分的に読みました。
あまりの凄さに抜き書きした物を持っています。

最後にこうあります。
心から能を大事にし、本心で勉強する者以外には決して見せてはならぬ。

確かに、低俗な芸にも使用できる数々の秘術が書かれています。
原子力と同じです。
使い方を誤れば、文化の衰退を引き起こすでしょう。
しかし正しい使い方は、人類に恩恵をもたらすものと信じます。

仕舞が二つ。
「小塩」「熊坂」。
熊坂は事前に勉強した甲斐があり、何となくですが話の筋が分かりました。
牛若丸に斬られた平家の武士の霊が、その時のあり様を薙刀を振り回しながら語るダイナミックなものでした。

「鏡男」という狂言。
都の土産に鏡を買って帰宅した男。
女房に喜んでもらえると思いきや、女房は鏡に映った己の顔を亭主の浮気相手と勘違いする話。
そんな馬鹿なと思う話ですが、あまりに巧みな芸でグイグイと引き込まれました。

メインプロは能「櫻川」。
桜の季節に櫻間會が櫻川をやる、という桜づくしの趣向です。
母を想い自ら人買に身をゆだねる幼い息子。
その手紙を読み、母親は狂女となります。
能には珍しく、怨霊や亡霊は出てきません。
しかもハッピーエンドです。
当時の観客はシテの演技に心を奪われ、泣きはらしたことと思います。
残念ながら今の僕には、シテのセリフや地歌が聞き取れません。
ガイドを読んでいても(完全に古文の文語体ですから)、はっきりとは理解できない。
高校生の時に、もっと古文にいそしんでいればと悔やまれます。
次回はもっと勉強してから鑑賞しましょう。
後半は頭を使い過ぎて、睡魔に襲われました。
こんなことではいけません。

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星野氏はイタリアから帰国したばかり。
ヨーロッパ史は実に詳しい。
また能にも造詣が深く、実に刺激を与えてくださいます。
クラシック音楽もお好きで、僕は教えてもらうことも多い。
重要な友人の一人です。

by sunrisek6 | 2012-03-20 15:00 | 文化芸術
2012年 03月 18日

新宿・サムデイ

サムデイ・ジャズビッグバンドのお披露目。
もともとサムデイのマスター、森氏のプロデュースによる「リーダーズ・ビッグバンド」というものがありました。
しかしファンク・ロック色の濃いバンドとは、別のコンセプトを持つべく新たなバンドの創設に至りました。

この日もストレートなジャズを中心に演奏。
初日としては、まずまずの滑り出しでしょう。

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僕はこのバンドでコンサートマスターを依頼されました。
各ソロの割り振り、次のセクションへ移行する合図やテンポの指示などです。

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これまでのバンドは、あまりにもソロが長すぎる傾向がありました。
やはりビッグバンドはアンサンブル。
プロデューサーの森さんと相談して、次回からは曲数を増やして音楽の流れの中に組み込まれた即興部分を作りたいと思います。
またアンサンブル部分も、統制が必要でしょう。
メンバーはそれぞれの音楽を持っている面々。
僕はリーダーの権限を所持していません。
しかし演奏するからには、自分より全体の音楽の向上を求めるのが音楽家であると信じます。

次回は4/26に再演。
サムデイに出演する、最もビッグバンドとスモールバンドに理解の深い音楽家で構成されたビッグバンドです。
御期待下さい。

by sunrisek6 | 2012-03-18 10:59 | ライブ
2012年 03月 17日

アルソ出版20周年

サックス専門誌「The Sax」でお世話になっているアルソ出版株式会社。
創立20周年記念パーティーが、自由学園明日館ホールで開催されました。

サックス奏者、クラリネット奏者、フルート奏者、出版、楽器関係など音楽に携わる方々が参加。
日本フルート協会会長を始め、これまでに尽力された方々も次々にスピーチされました。

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不思議なもので、昨日お会いした渡辺貞夫さんにまたお会いしました。
滅多にお目にかかる機会が無いのに、二日続くとは驚きです。

社長の上原匡人氏の20年間の努力をお聞きしました。
楽譜製作などで、独自のアイディアを出されて来たのですね。
お話を伺うと、非常に共感すべき点も多く、その温厚なお人柄と共に親しみが持てます。

ジャズサックスのテーブル。
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アルトの大森明さんも久しぶりです。
皆で渡辺貞夫さんを囲み、緊張しながらお話をしました。

サキソフォンに関する様々な話し、例えばリードに関すること。
マウスピースや楽器に関することから始まり、行きつくのは音楽とジャズの話です。
いかに旋律を歌うか。
ここに尽きます。

中でも「最近の批評家は、本気で論評していない。自分を褒めるばかりの批評家は面白くない。」と、おっしゃっていました。
僕の思っていることを言って頂き、非常に嬉しい思いでした。

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同じ楽器の最大の先輩との接触は、僕に大きな力を与えてくれました。
実にありがたいことだと思っています。
この機会を与えて下さった上原社長に、お礼を述べねばなりません。

by sunrisek6 | 2012-03-17 12:52 | 取材
2012年 03月 15日

NHKミヤジャズ・プレミアム 宇都宮

渡辺貞夫グループが終わり、二部の開幕。
最初は地元の老舗ビッグバンド「Swingin' Herd」の演奏。
迫力のある演奏を展開。

僕は野口久和ジャズ・ビッグバンドのメンバーとして出演しました。
隣のアルトは澤田一範氏。
22歳の頃からセクションで共演しているので、すごくアンサンブルが楽です。
またソロも素晴らしい。

順調に演奏していたところ、地震がありました。
収録が中断。
15分あまり様子を見ましたが、不安で席を立つ方も多く見受けられました。

その後は再開し、最後まで順調に終了。
指揮とアレンジの前田憲男氏がノリノリで飛び跳ねるシーンも・・・。

メンバーは帰郷したのですが、僕は残って宇都宮のミュージシャンと懇親会です。

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左の佐藤康弘さんは、「スーパーソニック&キャラメルホーンズ」のバンドリーダー。
今日は古巣の「Swingin' Herd」へ助っ人で出演。
この会をセッティングしてくださいました。

非常に暖かく楽しい会です。
次回の宇都宮での演奏やクリニックが楽しみです。

by sunrisek6 | 2012-03-15 14:58 | コンサート
2012年 03月 14日

ミヤジャス

NKKミヤジャスプレミアムという番組のリハーサル中です。
あと一時間少しで、第一部が始まります。
渡辺貞夫ユニットのリハーサルを見ました。
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子ども達も参加して、コーラスやドラムで参加します。
渡辺貞夫氏の音は、何を吹いても上質な音楽の香りがあります。
実に素晴らしい音の中に漂った感じです。
さすがですね!

by sunrisek6 | 2012-03-14 17:40 | コンサート
2012年 03月 13日

よこすか芸術劇場

横浜高校・中学の芸術観賞会でした。
場所は、よこすか芸術劇場。
自宅からは1時間45分掛りましたが、昔に比べれば大宮~横須賀も近くなったものです。

バンドは、マイク・プライス・ジャズオーケストラ。
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リーダーのマイク・プライスは、殆どを英語で解説。
これは生徒にも英語の勉強になります。

最初は聴きなれないJAZZに戸惑いを見せていた生徒たちも、バンドの演奏が熱くまとまって来た時は興味を持ってステージの音楽の行き先を見守っていたように感じます。

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サックスセクションは右から、宮本大路、岡崎正典、サイモン・コスグローブ、川村裕二。
他のサックス奏者のソロを聴くのは、実に興味深いことです。

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最後はこの学校の吹奏楽団と共演。
全員で「Take the "A"Train」を演奏し、楽しい時間を共有しました。

by sunrisek6 | 2012-03-13 22:46 | コンサート
2012年 03月 11日

3.11

あの日から一年が経ちました。
昨日のように思い出されます。

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停電が復旧して最初にテレビに映った画像です。
しばらくは何が起こったのか分かりませんでした。

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茫然自失。

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今日は非常に多くの方々の命日です。
心から亡くなれた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

今年も奥田会長のご尽力で、被災地へ赴きます。
僕たちの演奏後に、ステージへ生徒を招き入れて共演しようという計画です。
生徒たちや、その御父兄、地域の皆様方との交流になるものと信じております。
何か所を廻ることができるか分かりませんが、複数個所(できれば10数校)を考えております。

昨年の今日のことを思い出し、気持ちを新たにせねばなりません。

by sunrisek6 | 2012-03-11 11:09 | 復興支援