藍色の研究

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2012年 04月 29日

新宿・サムデイ

新宿サムデイのビッグバンドフェスティバルが始まりました。
初日はサムデイ・ジャズビッグバンド。
マスターのジャズに対する熱い想いから立ち上げられたバンド。
僕はここでコンサートマスターの任を与えられました。

当日は朝から自宅で全体的な音楽の構成と、自分のリードアルト譜の練習。
午後はメンバー全員サムデイに集合してリハーサル。
ここでは全てを仕切ります。
3時間弱のリハーサルでは、全曲を通して破たんが無いようにするのがやっと。
そして2時間以上の本番。

前回の2倍ほどの曲数。
メンバー全員、大変だったと思います。
やはり当日のみのリハーサルでは限界があります。
サムデイの看板バンドにするなら、リハーサルを増やし本番も増やさねばならないでしょう。
これには皆さんの支援が必要。
良いバンドは、良質の聴衆に支えられるのです。

そして二日目も出演。
マイク・プライス・ジャズOrch.
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こちらのバンドは大曲が二つあるため、かなりなリハーサルを重ねてきました。
どちらのバンドもリードアルトを担当しているのですが、明らかにこちらのバンドの方がアンサンブルと音楽の構築がなされている。
お客さんがたの反応でも明白です。
サムデイ・ジャズビッグバンドのコンサトマスターである僕としては複雑なところ。
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それでも素晴らしいサックスセクションに恵まれて、純粋に音楽を作ることができました。

昨日は銀座シグナス。
ケン岡本さんのファンキージャズ・オールスターズ。
リラックスして演奏することができました。
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トランペット(鈴木正晃)との2フロントは、やはりジャズサウンドに様々なカラーを与えます。
今回は初めて「処女航海」もレパートリに入りました。
人前で演奏することは多くないのですが、やはりハンコックの名作です。
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ゲストヴォーカルはEIKO。
彼女のファンが多く詰め掛け、最後まで熱気のあるシグナスでした。

親知らず抜歯後、この4日連続のライブは少なからず患部に堪えました。
非常に練習したい気持ちが強いのですが、次の本番のためにも多少の休息が必要かもしれません。

by sunrisek6 | 2012-04-29 10:22 | ライブ
2012年 04月 25日

銀座・スイング

今日は北村英治さんのバンド、銀座スイングでした。
超満員、補助席まで出た賑わい。
演奏も快調でした。

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実は今日のライブ、演奏不能だったかもしれないのです。
というのも6日前に抜歯した親知らず。
この処置のおかげで実に散々な一週間でした。
最初の数日は顔全体が大きく晴れ上がり、唾を飲み込むことも激痛でした。
一時間以上嚥下動作なしということもありました。
口の中は外側以上に腫れていたようです。
声を出すことも難しい状態で、奥歯はかみ合わせることができません。

3日目にリハーサルがあり、音が出るかどうか甚だ不安な状況で参加。
メゾピアノ程度の演奏がやっとでしたが、周りの優れたミュージシャンの音を聴き元気を接収しました。
音楽の力は偉大なものだと、自ら再認識した次第です。
昨日の昼まで満足に吹けなかったのですが、今日はやっと音が出るようになりました。
まさに滑り込みです。
4日間続くライブのうち、明日と明後日はビッグバンドでリードを取ります。
何とか体が持つことを願っています。

このトラブルで、また何か新しい物の見方ができるような気がします。
転んでもただでは起きないのは、いつものことですが。

by sunrisek6 | 2012-04-25 23:49 | ライブ
2012年 04月 17日

写真撮影

僕はいわゆるカドソン・中島楽器のイメージキャラクターというところですが、この度雑誌などの広告のために写真をニューリアルすることになりました。
今日はその撮影でした。
新作は佐藤達哉氏、ルイス・パジェ氏を加え、三人並んで楽器を吹いている画になります。

一人ずつ楽器を実際に吹きながら、写真を撮っていきます。
最後にこれを合成するという寸法。

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この写真はブログ用に撮ってもらったものです。
出来上がりはモノクロームの写真になりますが、かなりリアリティーのある出来上がりのようです。

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写真家のベンさんのスタジオ。
2時間あまりで終了。

この後久しぶりで中島社長と佐藤達哉氏と三人で飲みに行きました。

by sunrisek6 | 2012-04-17 13:32 | 取材
2012年 04月 15日

ビッグバンドのクリニック

老舗社会人ビッグバンド、ジョリーフェローズのクリニック。
毎月一度、後楽園近くの練習スタジオで行っています。
もうかれこれ3年目となりました。
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もともと潜在能力の高かったバンドなので、目に見えて向上されています。
音楽的なことに加え、このバンドは紳士的です。
そのため音楽を美しく表現することに対して、実に自然体を作り出すことができます。
終了後には反省会と称し、グラスを傾けます。
メンバーの皆さんが仲良く、暖かい雰囲気を持っていらっしゃるので楽しい。

今年は四谷区民会館でのリサイタルを、7月に控えて練習中。
3年目にして、初めてゲストとして僕も共演いたします。
近くなりましたらご案内致します。
特に社会人バンドの方々の御来場をお待ち申し上げます。

by sunrisek6 | 2012-04-15 23:54 | クリニック・レッスン
2012年 04月 14日

歌舞伎鑑賞

今日は久しぶりで歌舞伎です。
新橋演舞場の「四月花形歌舞伎」。
出し物はなんと「仮名手本忠臣蔵」!

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仮名手本とは四七士と、いろは四七文字を掛けたもの。
当時江戸の庶民は赤穂浪士の討ち入りに快哉を叫びました。
しかしながら根本的には幕府批判に繋がる恐れがあるため、江戸時代に創作されたこの歌舞伎は実名は使用していません。

大石内蔵助は大星由良助、浅野内匠頭は塩冶判官。
これは赤穂藩が塩の生産をしていたところから、塩冶藩としたため。
敵役の吉良上野介は高師直、というように色々と変えています。

僕はDVDですが、元禄忠臣蔵の全編(12時間弱)を観て非常に感激した思い出があります。
これは昭和初期に青山青果が書きあげた歌舞伎です。

大筋は同じですが、内容は実に異なります。
しかしながら「仮名手本忠臣蔵」は日本人の心の原風景です。
またこれ以降の歌舞伎に限らず、芝居、映画、TVドラマなどに絶対的な影響力を与え、それは現在でも脈々と続いています。

今回は若手の歌舞伎役者が中心の舞台でした。
元気の良い歌舞伎を観ることができました。

by sunrisek6 | 2012-04-14 10:44 | 文化芸術
2012年 04月 12日

草加・シュガーヒル

草加シュガーヒルのデュオ。
ピアノは続木徹氏です。

アルトの音色が変わってきました。
これまで否定していた方向に活路が見出されました。
その方向が、実は理想への道だったようです。
勿論、これまでに多くの遠周りにエラーベースがあったからこそ、この方法で演奏することが可能になりました。

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渡部貞夫氏との会話で得たイメージは、今までの経験を総括するきっかけとなったようです。

ジャズには向いていないと思われたリードやマウスピースも、吹き方によっては素晴らしいものと成り得る。
単に使用するアクセサリーを変えても、まず音は変わらないのですが。

今晩の演奏はシュガーヒルのHPから、YOU TUBEで聴くことができます。

by sunrisek6 | 2012-04-12 22:00 | ライブ
2012年 04月 12日

サックス&ブラスマガジン

リットー・ミュージックによる雑誌「サックス&ブラスマガジン」の座談会。
テーマはマウスピースの試奏です。

僕が使用しているのはマウスピース・カフェというブランド。
これは歴史的な名品、メイヤーをモデルに作られたものです。
20年程前には、ストレートなジャズを演奏するのに相応しいマウスピースには殆ど選択肢がありませんでした。

ところがつい最近になって、やはりメイヤーの思想を汲むブランドが増えていることに驚かされました。
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今日の試奏リストです。
AIZEN Jazz Master
AIZEN NY
ウッドストーン Super Custom Traditional Jazz
ゴッツ Sepia Tone
ジョディジャズ HR
テッド・クラム VersiTone Acoustimer Model
ドレイク NY Jazz Model
ドレイク Jazz Model
マウスピースカフェ N.Y.cafe Bros
マーマデューク
ヨハネス・ガーバー Vintage Model NY

以上11本を三人のアルト奏者で吹き比べます。
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右から、藤田淳之介氏、河原賢一郎氏(リットーミュージック)、渡辺ファイアー氏。
皆さんそれぞれがメイヤー系のマウスピースを愛用しています。
自分が吹いたマウスピースのサウンドを、今度は目の前の演奏家が吹くことにより、ますます確かな理解につながります。
個人的にも非常に有益な時間でした。
両氏とも初対面でしたが、音楽上たいへん参考になりました。
特に渡辺ファイアー氏には新作CDのサンプル版を頂いたのですが、素晴らしいソロのラインと高い技術は勉強になります。

僕はこの後一人で居残り。
現行のメイヤーと愛用しているマウスオイース・カフェのサウンドの差を読者にお伝えするため、録音を行いました。
大手の録音より、僕にとっては好きなソノリテが出ています。

座談会を含めて、次号のサックス&ブラス・マガジンにCDつきで掲載されます。
興味のある方は、是非ご覧ください。

by sunrisek6 | 2012-04-12 14:26 | 取材
2012年 04月 10日

産経新聞のコラム

春ですね。
桜も満開です。
年々、桜を愛でる気持ちが募ります。
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昨年は震災直後の桜でした。
一年前も、この不忍池の桜を見た覚えがあります。

さて、僕は産経新聞を購読しています。
この新聞の社説・論説には共感できる部分が数多くあります。
「正論」と題された有識者の論説も興味深いものがありますが、第一面のコラムも朝の楽しみのひとつです。

普段は政治中心の論説ですが、たまに文化論もあります。
いつもブログで紹介したいと思いますが、キリが無いので思いとどまっていました。
しかし今回は、是非とも呼んで頂きたいコラム。
まずはお読み頂きたく存じます。

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筆者が言わんとすることは、文中にあるように浅薄なグルメ文化に止まらず広く文化芸術論に発展する可能性を有しています。
特に「凡庸であることを自覚し・・・、」という大衆の定義の引用には、一瞬ギクッとする方も少ないのではないでしょうか。
三流グルメが、良心的な職人を圧倒するのは食の世界だけではありますまい。

しかしながら僕は現在サキソフォンの音作りに新たな発見があり、(年に一度ほどは起る有難い啓示とも言えますが)他人の不手際にはいささかの興味もおぼえないどころか、かえって自分にとって参考になる存在です。
とは言え、この適菜収(てきな・おさむ)氏のコラムには我が国の文化を憂う気持ちが溢れているし、僕自身にとってもこの10年来考えてきたことに一致しています。

by sunrisek6 | 2012-04-10 23:34 | 社会
2012年 04月 06日

赤坂・ビーフラット

マイク・プライス(tp)ジャズオーケストラ。
今回の出し物は、エリントンの長尺の新曲をふたつ。
そのために僕たちメンバーは、いつもより長いリハーサルに時間を割いてきました。

どちらも20分近くの大曲でテンポチェンジも多く、その変化はハーフタイムやダブルタイムではなく、三分の二や三分の四などの微妙なものです。

しかしミュージシャンは、この非常に変則的な動きにも完全に対応しました。
全てのパートは素晴らしい演奏でしたが、まず自分の所属するサキソフォンパートのサウンドは基準を超えるものだったと自負します。
それぞれの役柄と個性が、これほど上手くはまった例は少ないのではないでしょうか。

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次回は新宿サムデイで再演します。

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by sunrisek6 | 2012-04-06 18:57 | ライブ