藍色の研究

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2013年 03月 20日

福山・ライブスポット・デュオ

福山の3日目は、この地域のジャズ文化の中心である「ライブスポット・デュオ」での演奏でした。
マスターの桑田隼人氏は1976に故郷の福山市へ戻り、このライブハウスを奥様と始めました。
奥様のエミさんを亡くすご不幸に見舞われましたが、以来このお店は福山周辺でジャズを志す人々に啓蒙と勇気を与える場所として、存在し続けています。
10年ほど前は広い店舗でしたが、諸事情のため駅前へ移転。
僕はこの場所になってから、初めてのライブです。

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広くはない店内ですが、カウンターの中まで人が入るほど満席になりました。
今回は地元のミュージシャンとの共演です。
少しリハーサルをやって本番。
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このような設定の場合、無難にビーバップの定型フレーズを演奏するという愚を犯すことが多かったのですが、今日は感じるままに演奏しました。
多少は複雑になるかもしれませんが、勢いの無い音楽には存在価値はありません。
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このライブのセッティングをしてくれた、ドラムスの佐藤氏。
彼のドラミングは大好きで、非常に楽に乗って吹くことが可能なのです。
皆さん良い演奏で喝采を浴びていましたが、ベースの前原氏の存在も大きかったようです。

たっぷり1セットを演奏した後、ジャムセッションの開始です。
この福山市は、優秀なビッグバンドが数多く存在することでも有名です。
多くの秀逸なソリストが参加、マスターの桑田氏の娘さんもピアノとヴォーカルで参加。
何とも言えない暖かな大パーティーとなりました。

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文化を育むには、このような場所が絶対に必要です。
全国に同様のお店が未だに存在することを心から祈ります。

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お世話になった佐藤政徳氏とたまちゃん。
二人ともドラマーで、この日は3人でジャズの話が尽きませんでした。
再会、再演を楽しみにしています!

by sunrisek6 | 2013-03-20 17:42 | ライブ
2013年 03月 18日

福山のクリニック

今回は福山に3泊4日の旅でした。
クリニックが2つと、ライブが1つです。
一日目は社会人バンド「ネオ・エンドルフィンズ」。
エンドルフィンは脳内物質で、脳内の報酬系に多く分布。
多幸感をもたらすと考えられており、そのため脳内麻薬と呼ばれることもあります。
この風変わりなネーミングは、リーダーが医師であることを想像されるでしょう。
小畠敬太郎先生は、小畠病院の院長です。
学生時代に吹奏楽に携わっていた氏は、慶應大学医学部を卒業後に故郷へお帰りになり、当バンドを結成されました。
かれこれ10年近くのお付き合いですが、この度初めてのクリニック。
その理由は、小畠先生がクリニックを受けるレベルのバンドでは無いと思われていたからです。

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ところが、このバンドは中々のものです。
音楽的な提案をすると、直後の演奏は既に素晴らしいものへと変化します。
リサイタルもおやりになるそうで、今後の進歩が非常に楽しみなバンドです。

二日目は何度もクリニックしている「ニュー・スイング・ドルフィンズ」です。
バンドリーダーの宮澤兌郎氏は、前日のバンドとの掛け持ちです。
宮澤さんの片腕であるコンサート・マスターは、ながらく中国に転勤されていましたが、この度やっと帰国の途につかれました。

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やはり音が変わるものですね。
このバンドは当初ベイシーとグレン・ミラーのレパートリーが殆どだったのですが、最近はビーバップ的なものにも範囲が広がりました。
今日は驚くことに、ファンク・ビートの曲までありました。
今年の9月には、僕のカルテットでドルフィンズのリサイタルにゲスト出演。
これもまた楽しみです。

by sunrisek6 | 2013-03-18 17:28 | クリニック・レッスン
2013年 03月 16日

大宮・アコースティックハウス・ジャム

一昨日に引き続き若手との演奏でした。
彼らはやるたびに向上します。
このバンドとしては、今日の演奏はこれまでで最高といえるでしょう。

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前回に僕感じていた個人的な課題は、演奏スタイルに守りが見られたことです。
ジャズの保守を自負するためには、改革が必要です。
取り上げている曲の和声進行が既に進歩的なために、ついそれを正確に表現することに腐心しすぎました。
今日はそういう意味においても、次の理想への歩むべき道標を発見できた気がしております。

次のこのバンドでの演奏も、また更にこれまででは最高とならねばなりません。
次回は6月14日(金曜)に決まりました。
お運びをお願いいたします。

by sunrisek6 | 2013-03-16 11:26 | ライブ
2013年 03月 14日

池袋・インデペンデス

若手ミュージシャンとのカルテットでした。
やはり彼等は若いだけあって、毎回の進歩が楽しみです。

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彼らの新しい感性を、僕自身の音楽を新鮮な方向に導くことを目論んでいます。
しかし個人的には多くの課題が残ります。
彼らには音楽的に後ろを見ないで演奏するように示唆しましたが、これは僕にも当てはまることです。
具体的に言うと、複雑な和声進行の上に更にスーパーインポーズできるか否か。
名人たちは自然に行っていることです。
これをやらねば、既に自分の魂が踊ることが無くなってきました。

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明日も同じメンバー、
川村健(p)、石川隆一(b)、海老沢幸二(ds)。
大宮アコースティックハウス・ジャムです。
近隣の方は、どうぞお越しください。

by sunrisek6 | 2013-03-14 11:08 | ライブ
2013年 03月 11日

高崎・セレンディップ

高崎市にあるレストラン、セレンディップでのライブコンサートでした。
このコンサートは高崎市を中心に活動するサキソフォン奏者、柳澤利永子さんに多くの労をとって頂きました。

このお店はピアノの山下洋輔氏を中心に、これまでも多くのライブ演奏を行ってきました。
今回は僕とピアノの椎名豊とのデュオです。

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柳澤利永子さんの尽力もあり、満員の会場。
普段は使わないエクストラ・スペースまで解放しました。

非常にプレッシャーが掛るところですが、最近は練習量が充実しています。
新しいアイディアと、それを獲得する時間の余裕さえあれば、ステージは恐くありません。
また椎名豊は真にジャズを愛し、その本質を理解している素晴らしいピアニスト。
偉人たちのジャズへの歴史的な解釈にも、意見を同じにするところが多いのです。
前半はスタンダードを中心に、後半はW.Shorterやオリジナルを交えてのプログラム。
観客の皆さまは実に良く、お聴きくださいました。
静かな客席ではありましたが、高崎の人々の謙虚さの表れだったことは演奏中から感じていました。
予想通りアンコールの大きな拍手に、皆さんの高い音楽的鑑賞眼を確認した次第です。

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終了後にジャズを愛するマスターの北村さんのご厚意で、打ち上げ。
お世話になった柳澤さんを始め、椎名豊の国立音大作曲科時代の同窓生やそれぞれの生徒さんも。
マスターが学生時代に経験した、新宿ピットインの熱いジャズシーンなどは興味深く、楽しい会となりました。

by sunrisek6 | 2013-03-11 11:36 | ライブ
2013年 03月 07日

草加・シュガーヒル

ほぼ毎月演奏している草加・シュガーヒルのデュオだからこそ、分かることもあります。
日々あれこれ音楽のことを考えていると、少しずつではありますが自分は変化、あるいは深化します。
今回は、特にそのことを感じました。
練習の大切さを実感するのは、悪いことではないでしょう。

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久々に録音しました。
前と違っているのは、プレイバックを聴かなくてもある程度結果が予測できるところでしょうか。
この方向性を維持して、先に進みたいと思います。

by sunrisek6 | 2013-03-07 23:44 | ライブ
2013年 03月 01日

前橋・中島楽器

今日は中島楽器の懇親会でした。
カドソンユーザーの4人のミュージシャンが一堂に会して、中島社長をはじめ、社員の皆さんも含めての会食です。
久々に皆さんとゆっくりお話ができ、有意義な時間を過ごすことができました。

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日本は円安に突入。
製造業は大きなプラスになりますが、中島楽器のように輸入した楽器を販売となると、景気が上向き購買意欲が上がってくるまでには時間が掛ります。
今は大変な時ですが、良い楽器は必ず認められます。
中島社長は目先の利益を追うことなく、大局的な考えで経営されています。

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右から、高瀬龍一、佐藤達哉、中島社長、ルイス・パジェ。
皆、良い顔をしています。
この後も話がはずんだことは申し上げるまでもありません。

by sunrisek6 | 2013-03-01 20:58 | 楽器