藍色の研究

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2013年 08月 30日

浅草・Smile

今日8月29日はチャーリ・パーカーの誕生日です。
浅草スマイルにおいて「Charlie Parker Night」と題して、全曲をパーカーゆかりの曲でまとめました。
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ピアノは今泉正明です。
最初はデュオの予定だったのですが、途中からドラムの井川晃が加わりトリオでの演奏となりました。
彼らのお陰で、久々に非常に楽しい演奏となりました。
昔の自分と違うところはパーカーのフレーズを多用することなく、また当時には無いような新しいアプローチを含めて演奏できたことです。
パーカーの音楽は素材としても、充分現代の音楽に繋がっていることを改めて考えさせられた一夜でした。

by sunrisek6 | 2013-08-30 11:09 | ライブ
2013年 08月 19日

スチューデント・サマージャズ

日本学校ジャズ教育協会(JAJE)主催によるイヴェントに、講評者として呼ばれました。
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25年も続いている会で、年に2回開催されています。
場所は川崎市民プラザ、大型のロビーは天井まで吹き抜けになっていて本格的なステージが設営されている珍しい作りです。
開放感のある空間が、生徒たちに無駄な緊張感をも持たせないという大きな利点があるようです。

今日の参加校は15団体。
中学校と高等学校です。

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自分が中学生や高校生だった頃に、こんなにジャズが身近なものだったら幸せだったことでしょう。
そして自分と比較して、子供たちがこれほど立派なジャズを演奏していることに大きな驚きを感じます。
もちろん、リズムや音楽の歌い方の面ではまだ未熟な部分があることは否めません。
しかしながら、その純粋な音楽への取り組みは社会人バンド、あるいはプロのバンドだったとしても大いに参考にすべきことではないでしょうか。

この会は吹奏楽連盟のように派手ではありませんが、非常に音楽的な正義を守っています。
教育に携わる音楽家は、ビジネスとは考え方を切り離さねばなりません。
子供たちに音楽を語ることは、この国の将来に関わるからです。
残念ながら現在の吹奏楽は、その新作も含めて幼児退行現象を起こしているように聴こえます。
質の高い曲を、真摯な姿勢で聴衆に伝えることが可能だと示さねばなりません。
分かりやすい派手な曲を、エンターテーメントを駆使しながらパフォーマンスすることが重要だと暗に子供たちの心に刷り込むのは危険で、これは聴衆の能力を信じることなく愚弄しているに等しいことを知るべきでしょう。

その意味においてJAJEは教育者主導なので、教育者としての理論が貫かれています。
また民主党などの左翼思想の介入が一切ありません。

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ピアニストの椎名豊、顧問の西村正政晃氏と共に講評していきます。
15団体を聴いて、講評用紙を文字でいっぱいにするのは楽な仕事ではありませんが、生徒たちの演奏を聴くことが楽しくて時間のたつのを忘れました。
中には個人的に高いレベルの子供たちもいて、中学生に一人有望なリードアルト、一人のベース。
高校に素晴らしいドラムスとフリューゲルホーンのプレイヤーが印象に残りました。

こ全てが終わり招待演奏として、長野県蓼科高校JAZZ☆CANDYが演奏。
このバンドは映画「スイング・ガールズ」のモデルになったビッグバンドで、日本の学生ジャズバンドの隆盛に貢献しました。
顧問の齊藤研郎先生は、教育者としても人間としても実に魅力的な方です。
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(写真は開会挨拶の齊藤先生、後ろのバンドは別の学校の中学生)

そして演奏が始まったのですが、これが素晴らしい。
椎名豊はたまに遥々蓼科まで指導に行っているようで、その効果も大なのでしょう。
僕と椎名豊も最後の2曲に加わりましたが、中で吹いていても楽しい。
前でソロを取っても、リズムセクションの好サポートを感じます。

講評では、日本人がいかに優れているかを、今日の演奏で再確認したと話しました。
それだけではなく、他校の演奏時に大きな拍手や声援を送る態度は実に誇りにできるとも付け加えました。

この会が意識の低いプロの介入を退けながら、生徒たちの音楽的才能と、そのことによって豊かな人生の糧にする崇高な理想を達成することを願って止みません。

by sunrisek6 | 2013-08-19 10:46 | クリニック・レッスン
2013年 08月 17日

新宿・サムデイ

サムデイ・ジャズ・ビッグバンドです。
お盆の期間なので、ほぼ満席のありがたい状態でした。
毎回ほとんど同じレパートリーなので、徐々にアンサンブルはまとまります。
元来はこの状態でステージが連続すれば、日本のビッグバンドは確実に向上するでしょう。
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僕はコンサートマスターなので、リハーサルから重要です。
ミュージシャンはそれぞれの分野で優れたプロですが、非常に協力的です。
悪く言えば「寄せ集め」のメンバーですが、このような統一感は一人ひとりの音楽的意識の高さでしょう。
実に有難いのですが、それだけ僕にとって大きな責任が掛ってきます。
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本番中の指揮にしても、みんなの協力に報いるべく、決してミスしないようにやるのは重圧です。
そしてリードアルトとソロを担当すると、終わってみればグッタリという状況ですね。
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今日は尊敬する山口真文さんが参加してくださいました。
休憩時間に食事をしながら、多くの話に考えを新たにさせられました。
「もし自分がアルトを吹けば、知っていることだけを吹くことになってしまうだろう」。
この言葉にも即興演奏に関する示唆が溢れています。
そして本番での氏の即興演奏は、心を揺さぶる水準の高いものです。
ビッグバンドでは滅多にありませんが、自分がまだまだケツの青いガキ(失礼!)だと感じたことも白状しておきましょう。

by sunrisek6 | 2013-08-17 12:26 | ライブ
2013年 08月 16日

靖国神社へ参拝

14日は池袋インデペンデンスでピアノレス・トリオ。
テナーとアルトを半々に吹きわけて、非常に印象に残るステージになりました。
お盆の中、多くの方においでいただき感謝いたします。
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15日は例靖国神社へ参拝してきました。
この数年で最も多い参拝者で、炎天下に本殿に着くまで45分以上掛かりました。
しかし参拝者は粛々と前に進んで行きます。
右傾化しているとの中韓からの指摘がありますが、このような行儀の良い右傾化はありません。
他国の国旗をヒステリックに燃やしたり、暴動まで起こしてしまう国民を持つ国家が右傾化などと言う資格はないでしょう。
今日の靖国における参拝者の態度をを見れば、一目瞭然。
彼等は少し恥入るかもしれません。

韓国の国会議員が、政治的プロパガンダのために靖国で声明文を読み上げる計画。
僕にとって韓国はどうでも良い国なので、怒りもしません。
しかし混乱を避けるために、今年は街宣車の徹底排除を行いました。
道の至る所に臨時の手動バリケードが設けられて部分的に渋滞を招きました。

彼等は左翼と変わりません。
右翼も左翼も結果的に全体主義を取ることで、全く同一のものです。
ある意味でヒトラーとスターリンと毛沢東は同じことをしたのでしょう。
お題目こそ違え、中身は殺戮と芸術の規制と、貧富の拡大です。
そして最後はその政治体制の崩壊です。

8月は自己のアイデンティティーを考える季節でもあります。
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by sunrisek6 | 2013-08-16 13:56 | 社会
2013年 08月 09日

出版されました


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サックス&ブラス・マガジンから本が出版されました。
タイトルは「1人でも2人でも手軽にジャズが楽しめる ピアノ伴奏で吹くアルト・サックス ジャズ・スタンダード編」です。
ホームページの「著作」に詳細を掲載しました。
お聴きになっていただけると嬉しいです。

by sunrisek6 | 2013-08-09 14:22 | 録音
2013年 08月 05日

能楽鑑賞

今日は横浜能楽堂へ行きました。
もちろん能楽の鑑賞です。
今日の演目は「平家物語の世界」と題され、狂言と平曲そして能へとつながっていきます。
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狂言は「柑子」で、主役は野村萬斎。
人気だけではなく、魅力的な演技と声を持っている類まれな狂言師です。
太郎冠者(狂言に良く出演する道化役)が、主人から届けねばならない3個のミカンを食べてしまった言い訳を、平家物語の悲劇にまですり替えて行きます。
室町時代のギャグが現代にも十分通用することは脅威です。
上質な笑いは芸術です。

平曲は琵琶の弾き語りです。
今日のテーマである源義経によって討たれた、木曽義仲の最期を一人で40分間に亘っての熱演。
素人考えではこれだけの大曲を覚えることだけにも感嘆しますが、無論内容の深遠さが演者の芸術的な修練の賜です。
音楽的な発見もありました。
作られたのが室町時代なら13~14世紀で、この琵琶による音律はフリジアン。
厳密に言うなら、変化音を含むヘキサトニックということになります。
主音がE音で、琵琶はB-Eという上昇形から発展していきます。
そして驚くべきことにAマイナーの主和音(第2転回形)が確かに一瞬現れました。
これは日本の音楽が西洋に比べて、全く遅れを取っていなことの証左です。

さて最期はお待ちかねの能、「兼平」です。
先ほどの木曽義仲の家来である今井四郎兼平が、亡霊となって旅の僧の前で凄絶な最期を語ります。
これは2番能と呼ばれ、武者が主役の男性的で速度感のある舞も見ることができます。
物語と台詞を予習していたため、かなり内容は理解できました。
そうなるとシテ(主役)、ワキ(助演)の関係、そして8人ほど謡を聴かせる地歌。
何よりも音楽的に心情の吐露や緊張感を表現する、大鼓、小鼓、能管の囃子方が実に完成度が高く洗練された「演劇」であることがわかります。
日本人はもっと古典を理解せねばなりません。
子供たちに教える古文や漢文は、もっと工夫を凝らして自然な興味を持たせるように持っていくべきです。
そうしないと僕のように、若い頃に受験勉強での苦い思い出しか残りません。
遅きに失したとは思わないのですが、もっと早くに目覚めていればとは思います。

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このような機会を与え続けてくださる、星野裕成氏。
日本の文化のみならず、ヨーロッパの歴史と文化にも精通、僕にとっては「知の巨人」です。
今回は3人で鑑賞し、都内に戻ってからの飲みながらの楽しい討論会。
ほとんどは政治に関しての話で、僕の知らない事柄をたくさん吸収できました。
このような友人たちと話をしていると、日本人の水準の高さを感じます。
日頃失望することもあるのですが、逆に自分はまだまだ足りないことを理解するに至ります。
星野氏が主張するように、8月は日本人のアイデンティティーを確認するのに良い機会です。
終戦記念日が近づくと、相変わらずNHKは後ろ向きの歴史観、中国人と韓国人におもねる番組を流します。
あんな番組はいくらでもバイアス(偏向)の効いた作品にできます。
僕はもう騙されません。

by sunrisek6 | 2013-08-05 11:17 | 文化芸術
2013年 08月 03日

上野ジャズインとルーヴル美術館展

今日は野口久和ビッグバンドの一員として、上野水上音楽堂で行われた「上野ジャズイン」に出演しました。
正午に集合して40分ほどサウンドチェック。
野外コンサートホールなのですが、天井まで設置されているせいか浴場のような響きで音作りに苦心しました。
そこから4時間の待ち時間。
控室で楽器を吹くことはできません。
しかしここは上野。
東京都美術館へルーヴル美術館展を観に行くことにしました。
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不忍池(しのばずのいけ)は蓮の花が満開。
上野の美しい場所の一つです。
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東京都美術館まで10分あまり。
地中海文明をエーゲ文明から近代まで、その遺産を中心に駆け足で巡ります。
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地中海の歴史はそのままヨーロッパの歴史ともいえます。
ギリシャ~マケドニア~ローマ~オスマントルコと数々の王朝の栄枯盛衰は、さだめし人類の縮図の感があり、その美術作品や建築作品にその時代の人々の思いがこもっています。

それにしても人気の絵画の展覧会に比べれば、地味な企画ともいえます。
しかしながら会場は夏休みということもあってか、大入り。
観客は大人の方が圧倒的に多く、これが日本人の民度の高さでしょう。
どういう場所に自分を置くかということは大事なことです。
これほど多くの文化を愛する知的な日本人が多いことは、いつも考えてなくてはなりません。
テレビの芸人と似非文化人は、日本人の平均よりは下なのです。

さて水上音楽堂では、プログラムが始まりました。
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他のバンドも客席で鑑賞。
みなさん中々素晴らしい。
特に太田剣(アルト・ソプラノサックス)の演奏は前にも増して進化していました。
音も丸みを持ち、オリジナルも音楽的水準の高いものです。
若手がこのように進歩的なジャズを演奏して、聴衆から支持を得ているのは実に喜ばしいことです。

僕らのビッグバンドもリハーサルより良い演奏ができたように思えます。
セクションワークは上手くいったのですが、最後の自分のソロは余り価値のある音楽とは言えないでしょう。
まだまだ修行が足りません。
練習と共に、もっと思慮が必要です。

by sunrisek6 | 2013-08-03 09:23 | 文化芸術
2013年 08月 02日

草加・シュガーヒル

今日は8/3上野ジャズインのためのリハーサルを神田で行い、夜は草加へ。
シュガーヒルはピアノの川村健との2回目のデュオでした。
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今日はテナーとアルトが半々。
これまでテナーの持ち替えは封印してきましたが、もうしばらく形が整うまで続けて行こうと思っています。
僕のテナーの腕前はともかく、楽器の評判は上々でした。

by sunrisek6 | 2013-08-02 23:15 | ライブ
2013年 08月 02日

銀座スイング

北村英治氏のご年齢ばかり書いても申し訳ないのですが、熱中症患者が増える昨今において86歳という年齢で1時間3回のステージを一晩にこなす精神力には畏怖の念すら持ってしまいます。
かく言う自分も暑さには強いのですが、何故かしら一週間ほど体調が悪く、ステージ上で軽い目眩があったりもしました。
しかし吹き始めると忘れます。
特に今日は北村さんとのステージ、そのようなことを考えるだけでも恥ずかしい。

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音楽における表現の多彩さを感じることが、直接的に自分の演奏に影響します。
自分なりのアルト・サキソフォンらしい楽器の歌い方を模索しながら音楽を進めていくことは、非常に幸せな瞬間です。

by sunrisek6 | 2013-08-02 06:02 | ライブ
2013年 08月 01日

「日韓の間の真実の話をしよう」への論評

先日、7月29日付けのブログに対するメールをいただきました。
お仕事がアパレル関係でいらしゃったので、ヨーロッパを飛び回っていらっしゃった方からのメールです。
いつもながら素晴らしい内容ですので、ご本人の承諾の上に掲載いたします。

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暑中お見舞い申し上げます。
お暑さ厳しい毎日ですが、お元気でご活躍のご様子何よりと存じます。
私どもも一病息災それなりに元気に田舎の巣篭もり生活を楽しんでおります。

今日ブログを拝見して共感の拍手喝采をお送りしています。
産経新聞の正論でしたのでしょうか、私もあの一文を読んで
アメリカ人が的確な理解を示して下さったことを嬉しく思っておりました。
やはり産経新聞のコラムで、サッカーの日中戦の応援について
試合終了後、中韓の応援席の前に彼らが投げ込んだペットボトルが散乱していたとのこと
そんな国に生まれなかった幸せを書いてありましたが、本当に同感です。

日本人の民度の高さは、今度の参院選にも垣間見たような気がします。
勿論投票率が低いことは問題ですが、それでも良い選択だったと思っています。
あの民主党に想像以上の拒否反応を示したこと
政治を忘れ政局に明け暮れた生活の党をはじめとする焦点の定まらない各党を受け入れなかったこと
行き所を失った票が、共産党やシンプルに反原発を叫んだ俳優に流れたこと
すべて日本人の健全なバランス感覚だったように思います。

護憲を主張し9条をバイブルのように信奉していた元社民党首も消えてすっきりしました。
「強い国より優しい社会」を作って中韓という厄介な隣国とどのように付き合うのでしょう?
戦争で二度と家族の血を流さない社会?では誰が日本を守るのでしょう?
外国人の血でこの国を守れば良いと思っているのでしょうか?

消しても消しても消えることの無い戦争体験を引きずっている世代の私には理解に苦しみます。
戦後憲法という呪縛から解き放たれる時がやっと来たことを私は素直に喜びたいと思います。
経済を立て直し、当たり前の日本国憲法に改正して、
何処の国からも指一本触れさせない強い強い国を作ってほしいと思っています。
私は見ることは叶わないかも分かりませんが、心底この国に生まれて良かったと思えるような
そんなこの国の輝かしい未来を安倍首相に託したいと願っています。

厳しいお暑さが続きますが、くれぐれもご自愛下さいまして
一層のご活躍をお祈り申し上げます。

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先の大戦を経験された方々が、HNKの世論操作と意見を同じくされるものではありません。
9条の死守と脱原発論は、反日左翼のプロパガンダです。
経済の発展は重要で、それ無しに社会保障は成り立ちえません。
そして文化芸術は人間の徳と知恵によるものですから、このことを欠いた経済発展は必ず歪みが生じます。
日本は世界に先んじて、文化経済の両輪を発展できる国家です。
まず我々の祖先の素晴らしさを理解せねばこのような自信は生まれようもなく、子供たちに我が国に生まれたことを誇りを持たせることもできません。
このメールは僕にとって大きな勇気になりましたことを、感謝の言葉とさせていただきます。

最後に昨日、麻生太郎副総理がナチスを例にとって発言した内容で批判があります。
日本語の文章を理解できない民主・共産など各党の意見は揚げ足取りです。
麻生氏の発言の意味を曲解したマスコミに、僕はもう騙されません。

by sunrisek6 | 2013-08-01 02:47 | 社会