藍色の研究

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2014年 09月 27日

東京・TUC

今日はピアニスト・椎名豊のバースデイライブでした。
岩本町にあるジャズクラブ、TUC(タック)での演奏。
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椎名豊の音楽を愛好するファンが、お祝いに多く駆けつけました。
そして勿論彼の作品を中心にステージは進みます。
椎名豊の曲は複雑ではありません。
しかし自然なメロディーはともすれば、演奏することにも自然な簡易性を感じてしまうこともあります。平たく言えば、聴いているほど簡単では無いということです。彼の曲が物語性が濃厚な要素として存在するなら、演奏家はまず曲の構成を見なければなりません。何も考えずに即興演奏を開始しても、良い方向には行かないのです。僕は3回目ほどになるのですが、今日のリハーサル中にやっとこのことに気付きました。それさえ分かれば、あとは自分の語り口で、わかる範囲の言葉を使い吹くだけです。その意味において、彼の誕生日を祝福する気持ちと、彼の良く構成された音楽を作る一助になる気持ちは、非常にうまく共同作業ができたように思います。
次回は阿佐ヶ谷ジャズストリートにおいて、彼のバンドに入ります。この方向を確認して、また良い演奏になるよう考えたいと思います。

by sunrisek6 | 2014-09-27 10:31 | ライブ
2014年 09月 23日

横浜ランドマークホテル・シリウス

地上70階にあるラウンジ・シリウス。
多分、国内で最も高い場所にあるライブ会場ではないでしょうか。
今日はジャズヴォーカルグループ、「ブリーズ」との共演でした。
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混声による4人のヴォーカルは、本格的なジャズと言えるでしょう。
レパートリも多く、複雑なハーモナイズにも息が合った小気味の良いスイングを聴かせてくれます。
ファーストセットでは、ホテルのラウンジらしく畏まった若いカップルが多かったので、拍手のタイミングが分からずに、ライブとしての常態とは異なる雰囲気でしたが、セットが進むにつれて会場も和んできたようです。

ヴォーカルグループのオブリガードは、またソロとは違ったアルトサックスのソノリテを感じます。
演奏していて普段は経験しないサウンドの絡みかたを、随所で経験できたことが嬉しい。
この素晴らしいグループとは、再演したいと思います。

by sunrisek6 | 2014-09-23 09:14 | ライブ
2014年 09月 18日

文楽鑑賞

西日本ツアーが終了して、保留していたレッスンを再開。
生徒の皆さんの向上にホッとしたりしていました。

今日は前から予定していた文楽鑑賞、国立劇場です。
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二回目の文楽鑑賞となりますが、今日の演目は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」。
あらすじを紹介しても余り意味はありませんが、ウィキペディアではこんな感じです。
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若旦那山崎屋与五郎は遊女吾妻と恋仲である。また八幡の住民南与兵衛は吾妻の姉女郎都とこれまた恋仲である。だが、二人の女郎には平岡と云う侍と悪番頭権九郎とがそれぞれ横恋慕して、諍いが起こっている。そして与五郎には父与次兵衛から絶えず意見されるありさま。そんな二組のカップルに、力士の濡髪長五郎、素人相撲の放駒長吉がからんでいる。

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それにしても大夫の浄瑠璃の表現は、年季が入るほど直截的で味の濃い表現となるのが文楽の特徴かもしれません。上方の芸能と言う下地もあるのでしょうが、大夫はここまでやるかというほど感情を露わにし、日本語の台詞を唄のように自在にフェルマータ、クレッシェンド、ヴィブラート、すべての方法を駆使して聴衆に迫ります。それは恰も観客の心に挑戦するがごとく、我々の心にねじ込んでくる槍のようでもあります。年季が入るとは、誤解の無いように補足すると、それだけ芸が磨かれて研ぎ澄まされた状態を言います。特に次の3人の大夫は、それぞれに個性が異なり印象的な存在でした。
竹本津駒大夫、豊竹嶋大夫、そしてトリを務めた豊竹咲大夫。

三味線の音も重要な要素であり、生の文楽の三味線は人の声のように心に纏わりつかのような艶めかしい音色を持っています。そしてリズム的にも快活で、悪い意味で淀んだ四畳半的な暗さは無縁。決して明るいばかりではないのですが、三本の弦で広いとは言えない音域、しかも限定されたダイナミクスの中での音楽の創作力には脱帽せざるを得ません。無論、一人ひとり異なった音色を持っていることも重要なことでしょう。
人形が生きている様に見える、とは素人の考えることであり、そんなことは観る前から分かっていますが至極当たり前のことです。その人形遣いにも個性があり、観客は上手舞台の大夫と三味線を見たり。中央の人形を見たり主遣いの表情を見たりと忙しい。しかしこれも文楽の醍醐味と言えるのでしょう。歌舞伎や能に比べれば廉価でたっぷり楽しめる文楽。皆さまにもお勧めです。

by sunrisek6 | 2014-09-18 20:16 | 文化芸術
2014年 09月 12日

博多座

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ツアーは終了しましたが、翌日に博多で打ち合わせでした。博多座という劇場があり、ここは松竹などの商業演劇から歌舞伎まで掛かる小屋です。
非常に立派な造りで、美しいロビーも評判が良い。このロビーで僕のカルテットでライブをやろうという計画です。上手く行けば、今度も色々な演奏家で続ける予定です。日程は未定ですが、来年には実現するでしょう。

by sunrisek6 | 2014-09-12 14:06
2014年 09月 12日

ツアー終了

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9月9日の防府市ジャズ屋は満員御礼の中、ツアー後半のバンドの調子の良さも手伝って、非常に印象的な演奏になりました。終了後は元オーナーの国貞さんのお宅で、楽しい一時を過ごすことができました。
9月10日のツアー最終日は博多の老舗、ニューコンポでした。正に僕が高校を卒業するまで育った土地で、多くの友人にも囲まれての演奏でした。最終日まで新しい音楽上の探求を続けるメンバーのお蔭で、当夜も次に希望が繋がる演奏でツアーが終了したことが嬉しい。
椎名豊、本川悠平、広瀬潤次の最高のメンバーと、西日本各地でお会いした音楽を愛する全ての方々に感謝申し上げます。

by sunrisek6 | 2014-09-12 08:52
2014年 09月 11日

宇部から防府市へ

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宇部市から防府市へ車で送って頂きましたが、途中で素晴らしい場所に寄りました。
瑠璃光寺の五重塔は日本の三大五重塔の一つです。この地に栄えた豪族の悲運の最後を悼み、その菩提を弔ったそうです。緑の中に聳える五百年前の建築は、本当の美を感じさせてくれます。

by sunrisek6 | 2014-09-11 11:30
2014年 09月 09日

宇部市

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宇部市のコンサートは、旧山口銀行を歴史的な遺産として、宇部市が多目的ホールにした宇部ヒストリアで行いました。
メンバーの情熱的な演奏のお蔭もありますが、宇部市の皆さんの気質を考えると、信じられないほどの熱気に包まれました。ツアー7日目も成功裏に終了。
今日は中秋の名月です。打ち上げ会場である、ピアノ・イン・ステラの入り口から見上げた美しい満月です。

by sunrisek6 | 2014-09-09 01:45
2014年 09月 08日

尾道のコンサート終了

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昨夜のコンサートも大盛況のうちに終了しました。今朝も尾道は良い天気です。
尾道からの写真。右側は海を挟んで向島(むかいしま)、奥にはしまなみ海道の橋が見えています。
これから山陽本線と新幹線を乗り継いで、山口県宇部市へ向かいます。

by sunrisek6 | 2014-09-08 10:28
2014年 09月 07日

テアトロ・セルネ

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コンサートが始まりました。非常に珍しいことですが、このコンサートはウェルカム・ミュージックから始まります。写真は、椎名豊が地元のミュージシャンと組んだバンドの演奏です。このようにミュージシャンの交流は実に大事なことで、彼は積極的に行ってくれます。

by sunrisek6 | 2014-09-07 17:33
2014年 09月 07日

尾道

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尾道の朝です。今日は写真の会場、テアトロ・セルネで演奏します。
ニュースイングドルフィンズのリサイタル。一部は福山市中高一貫校のステージ、僕のカルテットはCherokeeでゲスト出演。
二部は大山日出男カルテットでの演奏。
そして三部は主役のニュースイングドルフィンズが登場します。ここでも2曲を合同演奏。お昼からサウンドチェックにはいります。今年のバンドは例年より更にスイングしています。本番で皆さんと思い出に残る音楽的経験ができることを期待しています。

by sunrisek6 | 2014-09-07 10:13