藍色の研究

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2015年 07月 26日

埼玉県でのライブ3days

僕はさいたま市在住ですが、三日続けて埼玉県内のライブは珍しいのです。
一日目は草加・シュガーヒル。
ピアノの川村健とのデュオでした。
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川村健は非常にアグレッシブな演奏になりました。
若いうちはこうじゃなきゃいけません。

この3daysではかなり新曲をやりました。
まずAl Fosterの清々しくも艶めかしい旋律を伴った名曲「Pauletta」、これは久々のフルートでの演奏。
先日のカール・ハインツ・シュッツの至上の音色を聴いて、その足下にも及ばないながらもそのイメージを表現したくなったからです。
そしてDuke とStrayhornの黄金コンビによる名曲、「Isfahan」.
ホッジスの心を溶かすような演奏があるため、長年取り上げることが憚られましたが、最近の喉の動きを音に伝える時術が固定化してきたためにこれを解禁。
この日は今までよりも上手く行きました。

二日目は大宮・アコースティックハウス・ジャムでの若手とのカルテット。
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この日も更に新曲、Cannonball Aderley がリリースしたボサノヴァのアルバムからサンバとバップが雄吾した造語「Sambops」。
実は数十年前にも演奏していましたが、今は多少即興演奏に物語性を与えることができるようになったかもしれません。
川村健のピアノも安全運転などはせずに、切り込んできます。
清水昭好はジャズに対して、いつも真摯な姿勢を貫き、海老澤幸二のドラムスは彼ら二人の出す音楽を聴きながら自分のポジショニングを模索。

アンサンブルの基礎は確実に存在し、これを成功へと導けるかどうかが問題です。
変な言い方をしているかもしれませんが、いくらやろうが可能性の無いセッションもあるのです。

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そしてこの日はフルートで「Pauletta」と「Whisper Not」を演奏。
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「Whisper Not」は二日間続けてバイオリンの織田紗央里さんと共演。
三日目の草加・シュガーヒルへ戻ってのオーナーズライブでは、3コーラスのソロを堂々と弾いてくれました。

僕のリーダライブではないのですが、今日はありきたりのスタンダードを自分の心が弾むような演奏に作り替える自信がありませんでした。

それであえて僕のやっている曲を中心にラインアップを組みましたが、これに応えてくれた竹内亜里紗、石川隆一、長谷部健一のトリオに感謝します。
結果的には観客の皆様も喜ばれて、気持ちの良い3daysの最終日を迎えることができました。

by sunrisek6 | 2015-07-26 23:52 | ライブ
2015年 07月 20日

赤坂・JOE

ジョー蒲池(p)のお店でのデュオでした。
赤坂サカスの近隣にあるピアノバーです。
蒲池さんとのデュオは、参加自由型のセッションにもなります。

今日は生徒さん二人が来てくれました。
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お二人ともレッスンで聴くよりも数段伸びやかなジャズを演奏していました。
テナーの坂井さんはメインはアルト。
学生時代からのキャリアがあり、ソロは長年のフレーズの蓄積を感じます。

バイオリンンの織田さんは最近都内各所でライブを開始、ジャズ歴は長くないのですがめきめき腕を上げてきています。

彼らの良いジャズに胸を熱くしつつ、最後はつい飲み過ぎてしまいました。

by sunrisek6 | 2015-07-20 09:05 | ライブ
2015年 07月 10日

最近のライブ

旅から戻りさすがに体力を消耗したせいか、数日前までは疲れがたまっていました。
しかし演奏のクオリティーと体調はあまり関係が無く、多少熱があって身体がだるい時の方が音楽に集中できることもあります。もちろん健康で良い演奏ができるに越したことはありませんが。
6/27は明日行われる社会人バンド「Jolly Fellow's」のリサイタルへ向けたクリニック。僕も当日はゲストで参加します。
翌日6/28はイイダミュージックスクールの僕のアンサンブルクラスの発表会。伸びている生徒さんもいるし、全く変化のない生徒さんもいますが、比較的ライブに来てくれる生徒は上達の後が見えます。これは多分僕の演奏している姿に自己を投影する術を学ぶからでしょう。
目白の学校にレッスンに行ったりして、7/1はサムデイでカルテット。この日はリードの調子が悪い。梅雨の初めには毎年こんな日が数日あるものです。ところが演奏の内容は決して悪くないどころか、リズムセクションとのリズムの動機に今までにない安堵感を覚えました。椎名豊(p)、本川悠平(b)、広瀬潤次(ds)。やはりこのカルテットは僕の基盤です。
ヴォーカルの西村知恵さんとは今月に3回のステージ。7/3はホテル・オークラでの演奏披露。興味深かったのはベースの佐瀬正の演奏。彼はひと月のパリでの研鑽から帰国したばかりなのですが、そのベースの音程に興味を持ちました。ベースはご存じのようにフレットが無く、自分の耳で正確なピッチを取らねばなりません。ボーイング(弓で演奏すること)では芸大の学生でも満足な音程を取れる演奏家は稀なほど、そのシフティングの間隔が広いために実に困難な楽器です。ジャズの通常ではピチカートでの演奏なため、実はそれほどは音程が目立ちません。しかし音程の正確さは僕らが考えているよりもずっと大事なのです。佐瀬君の演奏が小さな音でもハッキリと聴こえるのは、彼の音程の良さにあったのです。
翌日も彼との共演。そこに今泉正明(p)と安藤正則(ds)で西村知恵(vo)との共演。町田のサニーサイドは初めて立ったステージですが、彼女との演奏で、初めて満足のいくレベルに達しました。
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与えられた譜面を各自の音楽的力量で解釈し、自己の都合よりも集団的な統合性を尊重する本能がある音楽家が集まれば、これほどアンサンブルは滑らかに運ぶものだということを思い出しました。
7/6はリット・ミュージックで出版の打ち合わせ。発売中の本が好調で、この手の本としては現在最も売れているそうです。発売後一年が経ちましたが、いまでもつに100冊のペースだそうです。そのお陰で、第二弾の話が浮上しました。次回作は特に50年代のスタイリスト、パーカー、スティット、キャノンボール、ジャッキー、ペッパー、フィル、コニッツ、などにスポットを当て、彼らの演奏の中からスタンダードを選び僕なりに演奏して行くことになります。この日は非常に幸せな気持ちで一日を過ごしました。毎日こうだったらと思います。
7/10はサムタイム。この日のスナップ。
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by sunrisek6 | 2015-07-10 09:56 | ライブ
2015年 07月 01日

松山・モンク

先週の松山の写真を送っていただきました。

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ほぼ満員のお客様方の前で、様々なジャズの側面を紹介できました。

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2セット目はバンドサウンドも向上し、終了後の表情も和やかです。
皆さん、お疲れ様でした!

by sunrisek6 | 2015-07-01 12:33 | ライブ