藍色の研究

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2017年 09月 09日

【四日目 尾道・ジョンバーガー】

福山市から更に東へ車で一時間ほどの観光名所でもある尾道市。志賀直哉の「暗夜行路」や小津安二郎の「東京物語」など、数々の名作の舞台にもなった場所です。ここのライブハウスは非常にデッド(響きがない)音響で、サックス吹きには最も過酷な環境です。致し方なく、マイクロフォンを使用して少しリバーブをかけざるを得ません。しかし響きがない自分のモチベーションは上がらないものの、丁寧に吹くことでお客様も楽しんで頂けたようです。
 昨夜と今日、二日連続で来てくれた友人のヴォーカリスト梅世津子さんにもステージに上がってもらい久々に共演できました。
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# by sunrisek6 | 2017-09-09 13:02 | ライブ
2017年 09月 08日

【三日目 福山ニューキャッスルホテル・セラヴィ】

年ごとにお客様が増えていくセラヴィでの演奏も15回目ぐらいになったでしょうか。集客の労を中心になって取っていただいた宮澤さんに感謝です。いつものように大きなアンコールの拍手も湧き、やはり自分の音楽を優先させてるとは言え、正直安心します。
 終了後に観客の皆さんと打ち上げ。そして福山市のジャズミュージシャンのホームグラウンド「Live Spot Duo」へ行き、地元のミュージシャンも交えてジャムセッションです。
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# by sunrisek6 | 2017-09-08 13:00 | ライブ
2017年 09月 07日

【二日目 リハーサルとクリニック】

 高槻市から新大阪、新幹線に乗り継いで第二の故郷のような福山市に到着。ここでは前述のドラマー佐藤政徳が宿泊所を提供してくれます。彼の自宅は木造3階建てで部屋数が多く、カルテット一人一人が個室を使えます。夜はキッチンでパーティー、まるで合宿所のような風情です。東京ではミュージシャンが集まってゆっくり飲むことなどありませんから、ついつい夜更かしで飲み過ぎ。これが唯一困ることですね。
 昼間に到着して、まず福山市立中学高等学校で生徒たちに始動。今回はHorace Silver のNica's Dreamです。いったん佐藤宅に戻り夜は社会人ビッグバンド、New Swing Dolphinsとのリハーサルとクリニック。この日に初見のYa Gotta Try Harder。これは大変です。
 終了後にバンドリーダーであり、20年近くお世話になっている宮澤兌郎氏とお気に入りの台湾料理店へ。氏は多くのビッグバンドが活動する備後地区の会長でもあります。音楽に対する執念とも言える情熱と、ミュージシャンを大切にする姿勢にはいつも敬服しています。 
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# by sunrisek6 | 2017-09-07 12:57 | クリニック・レッスン
2017年 09月 06日

【一日目、高槻JK Rush】

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ニューヨークから帰国後、すぐに西日本ツアーが開始です。今回は直前のツアー二日前にレギュラーのドラム奏者、広瀬潤次から戦線離脱の連絡が入りました。僕のカルテットにとってこれ以上の打撃はないのですが、広瀬潤次本人の不幸は僕に比べられないほど大きなものです。自分のバンドよりも、彼の状態が非常に心配でした。
 とは言え、ツアーはキャンセルできません。最初に福山を中心に活躍する佐藤政徳氏に打診。自分はとてもその技量には至らないと辞退されました。最悪の場合はトリオでの演奏を覚悟しましたが、奇跡が起こりました。同じようにトラブルで9月前半の仕事をキャンセルを余儀なくされたドラマーの藤山英一郎が捕まったのです。演奏ラインナップに少し手を入れて、一時間のリハーサルのみで高槻JK Rush。僕は彼を30年近く前から知っており、僕の中での高い評価は変わるどころか益々進化した彼の演奏を目の当たりにしました。これで何の心配もいりません。後は毎日集中して自分の音楽をやるだけです。
 個人的には昨年よりも良い出来となり、JKの真奈美さん、オーナーの北川潤一郎氏などと旧交を温めました。

# by sunrisek6 | 2017-09-06 12:54 | ライブ
2017年 09月 04日

西日本ツアー

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広瀬潤次(ds)の体調不良による不参加は実に残念で、僕はカルテットの操舵手を失ったようなものです。
しかしながら一種の奇跡が起こりました。藤山英一郎は古くからの知り合いで、彼が東京在住なら是非とも共演したいドラマーの一人です。バイオグラフィーは記事中にあります。
実は彼は先月怪我をして、9月の仕事を大方キャンセルしたところ予想よりも早く完治。僕のカルテットの全日程をドラマーとして引き受けてくれる運びとなりました。日本には数少ないロングリーチの大きなビートをお楽しみください。

# by sunrisek6 | 2017-09-04 12:47 | ライブ